【揺花草子。】<その1931:閃光。>
【揺花草子。】<その1931:閃光。>
Bさん「マクラーレン・ホンダの調子が今年もなかなか上向かないですね。」
Aさん「あぁ・・・うん、そうだねぇ。」
Cさん「最近の話題だけど、ファーストドライバーのアロンソが
伝統と格式のモナコグランプリを休んでインディ500に参戦するなんて
ニュースも出て来たわね。」
Aさん「そうですね。
もちろんインディ500もモナコGPに勝るとも劣らない
伝統と格式を持つレースですけど、
現役F1パイロットがインディ参戦と言うのは大変な驚きですね・・・。」
Cさん「阿部さんなんてあれでしょ、
オーバルコースなんてぐるぐる回ってるだけで何が面白いんだよとか暴言吐いて
アメリカ人から袋叩きに遭うタイプでしょ。」
Aさん「どんなタイプですか!!
別にそんな風に思ったりしませんよ!!
オーバルにはロードサーキットにはないテクニックや駆け引きが
あるじゃないですか!」
Bさん「そう思ってるならいいんだけど。
あんなにぐるぐる回っていつかバターになるんじゃねえかとか言っちゃうタイプかと。」
Aさん「むしろきみの方がオーバルに対して辛辣じゃない!!?」
Bさん「ま、とにかく、調子の上向かないホンダですよ。」
Aさん「あぁ・・・そうでした。」
Bさん「16戦で15勝挙げたセナプロ時代が懐かしいね。」
Aさん「セナプロ時代を懐かしいと思う感性は一体なんなの?
あれ1988年だよ?」
Cさん「あの年のマクラーレンは強かったわね。
コンストラクターズランキングぶっちぎりのトップだったのは当然だけど、
総ポイント199点のマクラーレンに対して2位のフェラーリが65点だったのよ。」
Aさん「トリプルスコア・・・! 現代F1ではまずあり得ない点差ですね・・・。」
Bさん「そうかもね。確かにこの数年はメルセデスが強いけど
ちゃんとセカンドグループのレッドブルとフェラーリが追随しているし、
その下はかなりダンゴだね。」
Aさん「うん・・・そしてそのダンゴのお尻のほうにマクラーレンが居るって言うね・・・。」
Bさん「そりゃアロンソもモチベーション下がったりもするわけだよね。」
Aさん「うーん・・・。」
Bさん「そのうちバイエルンとかに移籍するかも知れないよ。」
Aさん「それは違うアロンソだよ!!?」
同い年ですってね。
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