【揺花草子。】<その1900:アニバーサリーイブ。>
【揺花草子。】<その1900:アニバーサリーイブ。>
Bさん「今日はあれだよ、通算1,900回目だよ。」
Aさん「おぉ、そうかそうか。
このうららかな春にこんな記念すべき日を迎えられて、
こんなにめでたい事はないねぇ。」
Cさん「記念すべき日よね。お祝いしたいわね。」
Aさん「まぁ、そうかも知れません。」
Bさん「そう言うだろうと思って今日は宴席を用意しているよ。
阿部さんの名前で予約したよ。」
Aさん「ちょっ!! 支払いをぼくに回そうって言うんじゃないだろうね!?」
Cさん「そこは男らしさを見せて欲しいわ。」
Aさん「いや・・・それってジェンダー論的にアレなやつじゃないですか?
そう言うこと言っちゃうといろいろ角が立つやつじゃないですか・・・?」
Bさん「あれ、どうも乗り気じゃないみたいだね阿部さん。」
Aさん「いや乗り気じゃないって言うか・・・。」
Bさん「でもまあ、正直なところ、ぼくらもそんなに
お祝いマインド高まってるわけじゃない。」
Aさん「高まってないのかよ。」
Cさん「やっぱりほら、あと少しで2,000回なわけだからね。
そっちで大々的にお祝いしたいとなれば、
その手前はまあ少し押さえ気味でも良いんじゃないかってことで。」
Aさん「まぁ・・・それは、そうかも。」
Bさん「となると、だ。」
Aさん「え?」
Bさん「『めでたさも
中くらいなり
おらが春』」
Aさん「それニュアンス違くない?」
もっと深い意味があるそうです。
----------
「Meister's Brief」から自動転送
http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/04/10.html




