宿だー
遅くなってすいません
「ハァハァ、や、やっと、やっと見つけた~!!」
探しはじめて20分、ようやく部屋を見つけることができた。
「なんでっ、こんなに広いんだっ」
俺は部屋にはいるとすぐにベッドに横たわった。
…リ、…ウリ、…ユ————
「何?」
起きるの早いです。せめて名前を呼び終わってから…
「何で?」
…もういいです。本題に入りましょう。
「どーぞ」
私は————
「神ですよね」
……はい、そうです。今は————
「俺の精神に干渉してるんでしょ?」
…ちょっと黙ってもらえます?知ってても聞いてください。
「それは無理な相談だ」
何でっ!?
「早く寝たい。」
…その事なら大丈夫ですから。あなたの肉体は寝てますから。
「精神も休めたい」
そんな事しなくても死にはしません
「早く要点だけ話して寝かせろ。」
これはひどい。…別に私は教えてあげなくてもいいんですよ?
「俺もべつにいいよ。」
聞いてくださいお願いします
「はいはい、で、何?」
この世界にあなたを呼んだのは私です
「ヒャッハー汚物は消毒だぁ」
やめてください髪をワシャワシャしないでください。
「じゃあ元の世界に帰せ」
いいですよ
「お、意外とあっさり」
無理ですって言った方がよかったですか?
「いや、そう言ったら髪を引きちぎろうと思ってただけ。」
帰らすことができてよかったです…まぁ魔王を倒したら、ですけd———痛い痛い。髪を引きちぎろうとしないでください。お願いします
「それだけか?」
それだけって…
「魔王ってのを倒せばいいんたな?」
え?そ、そうですけど。
強いですよ?それも異世界から勇者を呼ばなければいけないほどに…
「そう思うならなんか手伝えよ。」
ではさようなら~
「あっ、テメェ待てこら」
「ちっ」
俺はベッドの上で舌打ちをする、
ふと横を見るとそこには紙が落ちていた。
………………………………
すいません、加護を与えるのを忘れていました。
また寝てください
………………………………
「あぁ?」
寝れるかこのやろう
もう一度寝ろって
てか寝ないと干渉できないのね。
「zzz」
一分ぐらいで眠れましたー
まぁなんやかんやあって無事加護をもらうことができました
で、こうなった。
名前:ユウリ
Lv:15
HP:780/780
MP:85
攻撃:52
守備:34
法撃:9999
俊敏:53
スキル:法撃力UP(大):法撃力が2倍になる(常時発動)
:詠唱破棄:詠唱をせずに魔法を使える(常時発動)
:星の加護:魔法をMP消費なしで放てる(常時発動)
:鑑定:あらゆる生き物、物などのステータスをみれる(例外なし)
:天運:運がすごく上がる(常時発動)
:豪運:運がとても上がる(常時発動)
:状態異常無効:状態異常が効かなくなる。(常時発動)
:肉体強化:MP1000消費してステータスを1上げられる
ひどいね。
…あれ?
肉体強化って、俺MP消費しないし無限じゃね?
「おっしゃ!ktkr」
チート、チート!




