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初めてのクエスト その2

今回は料理回です

今、手元にある食材は、


バナ…ロキュの実

トマト

パン

肉(なんの肉だろう?)

ワイン(赤)

ワイン(白)

もやし

ワカメ

玉ねぎ

ネギ

リンゴ

カレーの残り

調味料各種



「少なくね?え?買い物行ったんだよね?」

「行ったぞ」

「うーん、ホントになに作ろうか。」

「そういえば君の名前聞いてなかったにゃ」

「なんて唐突な。」

「いいから答えるにゃ」

「お、おう何故に上から目線…俺は…ヴァレンチノ。」

「ヴァレンチノにゃか」

「ユウリてめえ!」

「?」

「?じゃねーよ!お前はユウリだろ!引っ張んなよ、その名前」

「え?えぇと君はヴァレンチノじゃなくてユウリでいいのかにゃ?」

「おう!」

「じゃあユウリ、アチシはトマト嫌いだから入れないでにゃ」

「おkおk。」

「俺は玉ねぎ嫌いだかんな、入れんなよ」

「おkおk(山盛りにしてやる)」

「嫌な予感しかしないんだが。」

「大丈夫。」

「そうか、だったらいいや。」





ユウリの3分(で終わればいいな)クッキング



「今回作るのは玉ねぎたっぷり謎肉ステーキです。」

「てめえ、ふざけんなよ!」

「まず、肉の筋に4本ほど切れ込みを入れます。」

「ほぉ、それをしないとどうなるのにゃ?」

「はい、切れ込みを入れないと肉が反ってしまうんです。」

「なぁ、なんなの?これ。」

「ちょっとヴァナーナは黙ってるにゃ」

「えぇー」

「次に肉の両面の水分をキッチンペーパーで軽く拭き取り、塩胡椒をまぶします」

「ちなみにどれくらいかければいいんですかにゃ?」

「だいたい肉の重さの100分の1ぐらいですね。」

「それでは焼く作業に入っていきましょう」

「やっとにゃ」

「あ、その前に。」

「にゃ!?まだあるのかにゃ?」

「はい。肉を焼く前に盛り付ける皿を温めましょう」

「?」

「理由は紅茶淹れる時、カップを温めるのと同じです。(違ったらごめんなさい)」

「なるほどにゃー」

「じゃあ、今度こそ焼いていきましょうか」

「ほい。(ヴァナーナがフライパンを渡してくる)」

「…ありがとう。」

「ヴァナーナ?熱でもあるのかにゃ?」

「待つのが暇なんだよ」

「それではヴァナーナの触ってしまったこのフライパンをよくあらいましょう」

「あ゛?」

「洗ったらフライパンをよく拭き、油をひきましょう」

「どんな油がいいですかにゃ?」

「出来れば牛脂を使いたいんですが、無いのでサラダ油でも使いましょうか。」

「はいにゃ」

「肉を入れます。」


じゅー


「表面に肉汁が浮いてきたらひっくり返します。」



1、2分後



「それではひっくり返しましょう」

「おおっ、いい焼きめにゃ」

「そうですね、では次にこれを使います」

「え、ワインですかにゃ?」

「はい。フライパンにワインを入れます。」

「もったいないにゃ…」

「そんなことないですよ、ワインを入れることによって香りがついたり肉の臭みがとれたり固い肉を柔らかくするといった効果があるんですよ。しかも加熱するのでアルコールは飛びます。」

「へぇしらなかったのにゃ」

「あー、少し時間がたってしまいましたね。ひっくり返した直後が一番いいんですけど…」

「じゃあ時間を戻すにゃ」

「え?」

「ていっ…にゃ」

「戻った!?てゆうかにゃが後付け感半端ない!」

「早く、入れないのにゃ?」

「で、では入れていきます。」


ボォゥ!


「ふにゃっ!?」

「ああ、忘れてました。火柱が立つので気をつけて下さい。」

「そ、そういうのは先に言うにゃ!!」

「ワインを入れたらすぐに蓋をします、火が消えたらとりだしアルミホイルに包んで1~2分程度おきます」



「それでは温めておいた皿に盛り付けます。」






「かんせぇぇい!」

「おぉ!」

「せぇぇいww」

「ほっとけ」

「美味しそうにゃー!」

「まだだよ、ソースをかけないと。」

「え?ソースなんて買ってないぞ?」

「今から作るんだよ」

「今からっ!?」





なんやかんやあって玉ねぎベースのソース完成。玉ねぎベースの。




「ユウリ~はしょりすぎにゃ~」

「これをかけて完成」




カチャカチャ

配膳する



「「「いただきま~す(にゃ)」」」


美味しいですよ。

よかったら作ってみてください

ウェルダン食べたいときは火が消えてからすぐに取らず、しばらくフライパンの上に置いておいて下さい

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