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魔導士ディーラー 立ち向かうそうです。

「リペアリング!」


 メディーは開口一番に回復魔法を唱えた。


 相変わらず魔力消費の悪い初級魔法だった。しかし私の魔力供給と魔道具の力で効率よくパーティーの治癒に貢献している。


「ディーラーご協力感謝する」


「赤魔導士様、魔術師様の魔法の切れが悪くなったのはいつからですか?」


「正確にはわからないがおそらくあのドラゴンの攻撃を受けたときだと思う」


「とすると」


「考えたくはないが」


 赤魔道様は言い淀んでいた。一度攻撃を受けただけで魔法の切れが格段に落ちる現象として考えられるのはひとつしかない


 攻撃が外れたドラゴンは首を左右にふったあと地団駄を踏み鳴らし地面をえぐっている。まるで人間が苛立ったような仕草をしてから私たちを睨んだ。


「第二波がくるぞ!」


 前衛の戦士の一人が叫ぶ。

 

 ドラゴンは大きな翼を羽ばたかせて大気を一点に集中させていた。


 周りの木々がなぎ倒れそうになってしまうほどしなり、空間を割くような音が辺りに轟く。


 やがて大きな風の集合体ができあがっていた。


「あれだ、あれを受けてからみなおかしくなった」


 もはや凝縮されたそのエレルギー体は巨大な魔力の塊で、小規模な台風だった。


「もうこれ以上は無理だ、ひ、退けぇ!」


 屈強な戦士が背を向けて逃げ去っていく。


「ムート私の後ろにいろ!」


 後方から聞こえてきたアイリスの声に気が付いて振り向いた。


「アイリス!」


「ここは任せてくれ」


「あんな攻撃どうしろって言うんだ? はやく逃げろみんな殺さちまう」


 親切な戦士が説得するもアイリスは聞かずにドラゴンに対峙する。 


「あれを斬る」


 アイリスは柄手に手をかけた。

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