砂漠のダンジョン 魔物図鑑
ダンジョンとは、遥か昔に陸の監視者ベヒモス、空の監視者ジズ、海の監視者レヴィアタンによって創られた地下牢である。
地下深くに、かつて地上で暴れていた魔物が封じられ、途中には封印を解く輩の侵入を防ぐ為、魔物が配置されている。
ダンジョンは異質であり、地上と違って倒された魔物は時間が経つと復活し、ドロップ品と言うお宝を落とすのも特長である。
現在はその性質から、冒険者の腕試しの場として活躍している。
宝箱が発見される時があるが、何故かは解っていない。
寒冷砂漠のダンジョンに出現する魔物達
[ガーゴイル]
石像の悪魔。
石で出来た身体を有するが、脆く崩れやすい。背中には翼があり、飛び回れる。
ドロップ品は胎内の宝石。
[アイアンゴーレム]
身体は鉄で出来ている為、高火力の炎に弱いが、それを除けばロックマザー以上の防御力を誇る。
ドロップ品はアイアンゴーレムの眼であるダイヤモンド。
[ボーンサージェント・ボーンジェネラル]
骸骨の戦士とその上位種。
一匹一匹弱いが、数が多く舐めて掛かると取り囲まれる。粗末な武器を装備しており、ジェネラルに至っては鎧を着ている。
ドロップ品は骨。コレクター向けだ。
[スパルロード・スパルトイ]
ボーンタイプ最上位種とその守護者。
魔法を得意とし接近戦が不得意なロードを、スパルトイが白兵戦でカバーする。
コンビネーションが発揮されれば中々の強敵だが、ロードにその気はないようだ。
ドロップ品はその装備。装飾が施されている為、売ると結構な金になる。
[グラウンドシールド]
人間を乗せられる程のリクガメ。
背中の甲羅は強固だが、腹部は比較的柔らかい。
ドロップ品は甲羅。邪魔にしかならない。
[ヴォジャイーノ]
蛙人間。生理的に受け付けられない見た目をしている。因みに、髭を生やしている。
ケルピーの盾役。
ドロップ品は鉱石。当たりは金鉱や魔鉱。
[ケルピー]
美しいたてがみを持つ青い馬。
水中でも水面でも走ることが出来る。
人なつっこいと思って、背中に乗ると水中まで走り出される。
ドロップ品はたてがみ。美しく、需要価値が高い。
[サンドラーバ]
サンドワームの幼体。幼体でありながら人間よりデカい。
砂に潜って、獲物を待ち構える。
ドロップ品は小さな牙。薬に使えるので価値はそこそこある。
[モロクキングリザード]
刺々の背中の四足歩行のトカゲ。
砂を操り、火を吹き、トゲを利用して転がるを得意とする。
ドロップ品はクリスタルの結晶。
[ワイバーン]
俗に飛竜と呼ばれる。だが、竜種ではない。
脚はあるが腕はない。翼=腕となっている。攻撃手段は脚で捕まえるか体当たりのみ。たまに噛みつかれる。
ドロップ品は金の卵。ワイバーンは金の卵など産まないので詳細は不明。
[ミノケロス・ミノタウロス]
ミノタウロスとは牛の魔物。ミノケロスはそれの一回り大きな上位種。
かつてはダンジョンの守護者だったが、見境なく暴れた為に封印されることとなった。
ダンジョンのボスなので守護者という点では違いない。
二体共、力に秀でていて、速さも申し分ない。
ドロップ品は角にはめられたリング。人間では腕輪に出来る。




