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召喚師と竜の誉れ  作者: 柴光
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第6話 マメ犬

 



「翠の鱗を持った竜は見たことありますか?」

「いや、緑竜は今だないですね。もしや今回はソイツが?」

「はい、不確定情報ですが。」

「それはいつ何処でなんです?」

「5日前、冒険者パーティがヴァラノーム山を越えてるとき頭上を飛んでいたと聞きました。その方向はドルンでしょう」

「今ドルンの国境線は戦争の真っ只中と聞きましたが」

「ええ、山の此方側はこんなにも穏やかだというのに、ドルンは隣国と接してますから仕方ないと言えば仕方ないですが。そんな危険な所へ向かわせるのは大変忍びないですが、引き受けて貰ってはくれませんか?」

「構いませんよ。冒険者に国境は関係ありませんからね」

「おお!有難うございます!報酬は確認でも討伐でも上乗せさせて頂きます。討伐不要と判断された場合、こちらからも調査部隊を送りたいのですが、如何せん戦場付近となるとどうしても」

「それでしたらギルド所有のチェドックと共に向かいましょう」


 因みにチェドックとは監視や偵察、調査と隠密能力に長ける両手の平に乗るくらい小さい犬の事。


「依頼執行日は翌朝、ドルン街へ出発します」

「はい、何とぞ宜しくお願いします。」


 ギルドから預かったチェドック[シンベエ]

 と宿に向かい一晩過ごした。




[緑竜]

 またはグリーンドラゴン。

 全長7メーター程の長い胴体にそれに比べると貧弱そうな手足、その形状は東方龍と呼ばれている。

 知性は高いとされていて攻撃手段も魔法やブレスを得意と言われているが、人前に姿を晒すこと自体珍しいので詳細は不明。






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