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召喚師と竜の誉れ  作者: 柴光
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第43話 蛇神竜対アイ・黒竜

 


 アイとノワルヴァーデは苦戦していた。

 闇魔法を得意とするノワルヴァーデに対し、蛇神竜も闇を基本としている為である。攻撃が効き辛いのだ。


 魔法、ブレスによる攻撃を最低限に得意としない接近戦を仕掛けている。だがそれは向こうも同じで、アイとノワルヴァーデには白竜の防御魔法が掛けられているので魔法がその壁に阻まれるので、互いに苦戦を強いられた状況になっている。


 アイは多種多様な魔法を繰り出す。そして蛇神竜も同じ様に多種多様な魔法を射ってくる。

 魔力の違いにより、アイの魔法はどれも蛇神竜に大きなダメージを与えられない。後数発で魔力が切れるだろう。


 ノワルヴァーデの牙が蛇神竜の翼を捕らえ、振り回す。だが蛇神竜もノワルヴァーデの肩に噛み付いた。

 白竜の防御魔法は魔法は弾くが物理による攻撃は無効としない。

 その二体はバランスを崩し、家々と落ちた。

 先に家から飛び出したのは蛇神竜のほうだった。


 その時。


『蛇の咆哮は道連れを誘うから気を付けて』


 白竜から念話が聞こえた。


 念話を聞いたアイが身構える。そのアイに向かってくる蛇神竜。

 まだノワルヴァーデは出てこない。が白竜が蛇神竜に飛び掛かり、突き飛ばした。

「あ、ありがとう。白竜」

「気を付けて。その防御壁は接近されたら意味ないのよ」


『白。ありがとう』

『大丈夫そうね。黒』


 ノワルヴァーデも家から飛び上がる。


 突き飛ばした蛇神竜目掛け、白竜のブレスが襲い、ノワルヴァーデのブレス、アイの炎の渦を放ち黒焦げとなった蛇神竜が消えて行く。


 白竜に助けられ決着が着いたのだ。






台風の影響により更新が遅れてしまいました。

読んで下さってる皆さま、誠に申し訳御座いません。

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