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召喚師と竜の誉れ  作者: 柴光
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第3話 今年で

 


「ねぇ、サキって今年いくつだっけ?」

「それさぁ何度目だよ!いいか?お前もすぐ30になるんだからな!」


 そう、俺は今年で三十路だ…そしてそれをバカにするのが馴染みのアイ・ミズサキ 確か25になる。


 子供時代、街は何かに襲われ滅びた。

 その生き残りが俺とアイを含めた六人のみだった。四人は今何をしてるか分からんがアイだけは冒険者となって力を付けたいと思っていた俺に着いてきてくれた。


「まだ折り返し地点にも来てませんけどね」

「うぜぇ」


 やはり女に口で勝てるわけないな。結構バカにされるが彼女はライオットシールドタイプの大型の盾と片手剣という聖騎士スタイルで戦うかなりの腕の持ち主だ。そしてその護りには黒竜を所有していることにより人間には貫くことは出来ないだろう。


「後どのくらい?」

「そうだなぁ、この先に林道があるからそこまで行けば明日の夕方には着くはず」

「じゃあジル呼んで飛んでかない?」

「俺が怒られるから嫌だ」

「ケチ」


 俺の戦闘スタイルは召喚武器と召喚獣と呼ばれる召喚契約をした者達を喚ぶ召喚士…だが基本剣だから聖魔剣士と呼ばれる。

 所有しているのは魔力を打ち出すハンドガンPG9を常備 剣は必要に応じて召喚するのがスタイルとなっている。


「なぁ 何か聞こえなかった?」


 男と女の叫びらしき声が聞こえた。


「多分二人 襲われてるのかも」


 俺達は声の聞こえたほうに走り出した。




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