表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
召喚師と竜の誉れ  作者: 柴光
21/308

第21話 パーティ

 


 大蛇はアイに飛び掛かる。それを盾でいなし片手剣で脇を斬り、追い討ちでもう一振り。怯んだその身体に呼び出した3本の剣を突き立てた。

 それでも此方に向かい牙を立てるが頭部に長剣を押し刺す。


「終わったな」

「蛇ならリザードの方がマシね」

「どっちも変わらんだろ。この前の緑竜も大差ないぜ」

「えー?全然違うじゃん」


「あの!」


 冒険者が話しかけてくる。


「はい?」

「礼を言いたい!スマン助かった!」

「お互いさまさ」

「俺はこのパーティのリーダー、ガモフと言う。名前を聞きたい」

「俺はサキ、こっちはアイ」

「もしかして銀翼の覇軍か?」

「ああ、色の称号を得ている」

「そうかそうか!銀色に会えるなんて俺達は運がいい!」

「そりゃどーも」

「貴殿らはこの森へ何しに?」

「怪しい光りとデカイ影を見たと聞いたのでそれのちょ「俺達と同じじゃないか!良ければ共に行動したい!他のパーティも別のルートで森へ入った、ソイツらも同じ目的だ」


 テンションが高い。


「こちらからもお願いしたい。時間は翌朝で構わないか?」

「ああもちろんだ!今度は強襲に備える!」

「俺達は森の外でテントを張っているんだがそっちに来ないか?」

「おお!それは有難い!ならここでメンバーを紹介しよう!」

「いや出てからでも」

「先程も名乗ったが俺はガモフ!見ての通り剣士だ!大剣を愛用している!」

「俺はグラテル。魔法使いだ、さっきは助かったぞ」

「私は斥候のリーズ。宜しくね」

「魔法使いのマリーです。宜しくお願いします」

「ログと言います。俺も剣士で前衛を担当しています」

「皆さん宜しく」


 ガモフ、ログが前衛、グラテルとリーズが中衛、マリーが後衛とバランスが取れたパーティだ。大蛇に襲われたのは油断していたのだろう。皆Bランクだと言うから戦力は十分、俺達も仲間が増えて安心出来る。



 翌朝、俺達7人は光りが確認された森の奥へ進んでいく。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ