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召喚師と竜の誉れ  作者: 柴光
162/308

第157話 とある遺跡の悪魔祓い

分かりやすく現代風に書かれております。

(語彙力の無さの為)

 


 男は遺跡へと足を運んでいた。


「こんな所に居たのか」

『なんだ人間。我は忙しいのだ』

「お前を討伐しろと依頼があってな。大人しくやられて貰えないか?」

『ふぅ。下等な動物がほざくな』

「痛い思いをしなくて済むと言うのに、この世に仇なす悪魔は滅ぼされるのが常だ」


 悪魔は遺跡に残されたデータを読み漁っていた。


『貴様一人食した所で何も変わらぬと言うのに。仕方なし』

「食わせねーよ」


 男と悪魔の前に魔法陣が広がり、二機の機械兵が出現した。


「行け!イエーガー!」

『ウラノス、壊せ』


 イエーガーと呼ばれた機械兵は、両腕部に固定されたブレードにプラズマを発生させ、スラスターを吹かしてウラノスへ突撃していく。


 悪魔の機械兵は手にした2丁のビームガンの照準をイエーガーに合わせ放った。

 イエーガーは肩と脚部のスラスターを用いて左右に避けながら距離を詰めて、プラズマブレードを振るった。

 だが、ビームガンのグリップ下部に設けられたブレードからビームを発生させたビームブレードで受け止められた。

 ツバ迫り合いをしていると、イエーガーのブレードが溶けていき、やがて刀身が両断されてしまい距離を取ろうと後方へ飛ぶが、ビームガンを放たれて胸部に直撃した。


「拳銃でその威力とはな」


 直撃した装甲はリアクティブアーマーを用いていた為、本来の装甲は無傷だった。

 しかしビームガンは連射性に優れており、次々と直撃を受けていくと、やがてリアクティブアーマーをパージすることになってしまった。

 イエーガーは後腰部からグレートソードを引き抜き、左腕部からプラズマシールドを展開しながら再び接近していく。

 ウラノスは肩部のミサイルポットからAMミサイルを発射させ、イエーガーの片腕を破壊した。それでも止まる事なく近付き、背部スラスター全開でグレートソードを突き立てるも、ローレンツアーマーは貫けず、いつの間にか右手に出したミドルレンジアンチマテリアルライフルによって、逆に装甲を破られて撃破された。


「お、俺のイエーガーが…」

『そんな旧式が我のウラノスに敵うわけなかろう』

「まだ終わ『もう良い、言っただろう。忙しいと』


 男はビームガンによって蒸発した。


『今の人間は詰まらぬ。昔の人間はこうも素晴らしい機械を造れたと言うのに。さて続きだ、お前に相応しい武装を追加しなくてはな』


 再び悪魔はパソコンへと眼を移した。










[GF―02 イエーガー]

 接近戦に特化させた機体。

 装備は腕部固定式プラズマ発生ブレード×2、グレートソード、プラズマガン、プラズマシールド、リアクティブアーマー。武器の転送は使えない。



[LGX―01 ウラノス]

 機械兵の最終モデルの一機。他のモデルの存在は定かではない。

 攻撃面はビーム兵器を搭載し、防御面はローレンツアーマーと呼ばれていた処理を装甲に施すことで、実弾もビームも弾く。

 装備はビームガンブレード×2、肩部6連ミサイルポット×2、ビームソード×2が基本となる。

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