【第二章 人物解説】
遅れましたが、二章人物解説です。
※この解説は作者の独断と偏見とイメージにより構成されています。
物語には一切影響しませんので、飛ばしても構いません。
・東雲 勇人(しののめ ゆうと) 18歳 ♂
まずは安全なダンジョンで静かにレベル上げながら、悠悠自適な生活!
そんな事を考えていた時代が勇人にもありました。
最初から自慢の口を封じられ、ミューに丸めこられ、魔物の巣である危険な放置ダンジョンに行くことに。
しかし、そこで目にしたのは、自分の仲魔であるミューとプリムによる一方的な大量虐殺ショー。
この二人は敵にはまわしてはいけない…密かに生まれたトラウマを目にしながらダンジョンを進んでいく。
卑怯?な策を平然と繰り出し、二人に鬼畜呼ばわりされ、いつの間にか本当に称号が鬼畜王になっていたことに、深いショックを受けている。
勇人「鬼畜って…」
ミュー「…自覚ないのですか?」
プリム「当然」
途中、勇人の何を刺激したのか、勇人らしくないことに死闘を繰り広げ、最終的に何か魔王っぽくなってダンジョンボスまで倒してしまった。
勇人は知らない、ダンジョンに3人で挑むものなどこの世界にはほとんどいない。
勇人は知らない、ダンジョンボスに12人以下で挑んだものなどこの世界にはまずいない。
勇人は知らない、実はミューはその事実を知りながら言っていないことを。
そして手に入れたのはヘタレの心に宿ったチートの力、なんだかんだと言って勇者の能力は伊達ではなかったようだ。
しかし、それでも勇人は勇人。
帰り道を歩きながら、必ず誓いを果たすべく──1週間は惰眠もむさぼる!──決意を新たにする。
【公開ステータス】
ユウト=シノノメ 18歳 ♂ Lv34 種族:異世界人 職業:魔王
HP 893/893 MP 912/912
STR 832 VIT 762 AGI 859
MA 801 MD 726
基本スキル
身体操作Lv3 魔力操作Lv3
空間把握Lv2
武技スキル
剣術Lv4 体術Lv2
感知スキル
危険感知Lv3 気配感知Lv3 魔力感知Lv2
強化スキル
身体強化Lv2 魔力強化Lv3
魔法スキル
火魔法Lv3 風魔法Lv3 土魔法Lv3 水魔法Lv3 無魔法Lv3
氷魔法Lv1 雷魔法Lv1 次元魔法Lv3 光魔法Lv1
特殊スキル
鑑定眼Lv3
固有スキル
聖王のカリスマ(勇者固有スキル)
魔覚醒
魔王威圧(※魔覚醒時のみ)
魔剣サブジュゲイド 2段階 Lv1
ATK:1000 耐久力:- 属性:-
特殊効果:仲魔スキル使用※限定解放
称号:異世界の来訪者 勇者 魔族を従える者 ヘタレ 魔物の主 覚醒者 魔と混じりし者 鬼畜王 聖獣殺し 踏破者 ダンジョンマスター
【称号解説】
勇者 :其之者、運命に贖い、死線を超える(成長補正上昇:大 全ステータス上昇:大 スキル付与:聖王のカリスマ)
覚醒者 :己の使命に目覚めし者
魔と混じりし者 :聖魔の血をその身に宿したもの
鬼畜王 :鬼畜につき注意
聖獣殺し :聖獣を殺した者に贈られる
踏破者 :ダンジョンのすべてを踏破した者に贈る
ダンジョンマスター:ダンジョンコアと契約し創造の力をその身に宿すもの
・ミュー(ミュハイル=フィルツ) 20歳 ♀
念願?の勇人を口で負かし、ルンルン気分でダンジョンへ向かう。
さらに久しぶりの戦闘にテンションを上げて、勇人が引くほどの虐殺の限りを尽くした。
勇人の説得を聞かず暴走娘を発動させて、独断専行でフロアボスに突撃、ピンチになるも颯爽と助けに現れた勇人にがっちりハートを捕まれた。
しかしツンデレが邪魔してか素直になれず、態度は相変わらずのようだ。
最近はすっかり勇人の行動にも慣れ、スルーするという能力を身につけつつあるが、同時にツッコミをする人間が周りにいないため、使命感にかられてしまうようだ。
ミュー「あの方はもう、手遅れです…」
勇人「…誰の事かな?」
今回、勇人がダンジョンコアを手に入れ、野望に一歩近づいた事に一番喜んでいるのはこの人で間違いない。
【公開ステータス】
ミュハイル=フィルツ 20歳 ♀ Lv33 種族:魔族-アズラ族 職業:執事
HP 701/701 MP 359/359
STR 672 VIT 501 AGI 721
MA 402 MD 493
基本スキル
身体操作Lv4 魔力操作Lv2
空間把握Lv1
技術スキル
剣術Lv5 槍術Lv3 体術Lv3
感知スキル
危険感知Lv1 気配感知Lv1
強化スキル
腕力強化Lv1 身体強化Lv2 魔力強化Lv1
魔法スキル
土魔法Lv1 暗黒魔法Lv2
固有スキル
魔覚醒
称号:純魔の血族 闇戦乙女 ツンデレ お転婆姫 魔王の執事 暴走娘 魔王の嫁 恋の奴隷 チョロイン 踏破者
主人:ユウト=シノノメ
【称号解説】
恋の奴隷 :がっちりハートを捕まれ恋の虜になってしまった者
チョロイン :ちょろい
踏破者 :ダンジョンのすべてを踏破した者に贈る
・プリム 16歳 ♀
ダンジョン探索には特に何も感想はない様子で言われるがままに黙ってついていく。
勇人とミューがこぞって前線を引き受けてくれるので、探索中といえど楽が出来て満足。
プリム「楽、すばらしい」
勇人「もう少し、がんばろうよ!」
勇人にすらこんなことを言われるほどに、旅たってからは本来の物臭な性格が表れてきているようだ。
2層にて大量の魔物の襲来を感知し、楽をするためにも合成魔法のよる一斉掃射で殲滅。
対軍能力を有する合成魔法の使い手であり、魔眼の魔女が伊達ではなかったことを示す。
実はその名に恥じぬかなりの魔法オタクともいうべき存在で、普段のたどたどしい口調はどこに行ったのか、話し出すと相手がオーバーヒートして倒れるまで止まらない”悪魔の講義”が始まる。
勇人との漫才は増々ひどくなる一方で、最近は一緒にミューをからかうことをライフワークにしているようだ。
【公開ステータス】
プリム 16歳 Lv26→33 ♀ 種族:魔族-バラキ族 職業:メイド
HP 278/329 MP 65/862
STR 312 VIT 321 AGI 348
MA 902 MD 572
基本スキル
魔力操作Lv5
武技スキル
杖術Lv1 結界術Lv2
強化スキル
魔力強化Lv3
魔法スキル
火魔法Lv3 風魔法Lv2 水魔法Lv3 土魔法Lv3 無魔法Lv3
氷魔法Lv2 雷魔法Lv3 次元魔法Lv3 暗黒魔法Lv4
固有スキル
吸魔の魔眼
称号:魔眼の魔女 魔王のメイド 恋する乙女 魔王の嫁 魔砲の射手 踏破者
主人:ユウト=シノノメ
【称号解説】
魔砲の射手 :強大な魔物の障壁すらも貫く 、強力無比な魔術を扱いし者
踏破者 :ダンジョンのすべてを踏破した者に贈る
【仲魔モンスター】
・ミラ(ミラースライム) 0歳
すっかり影が薄く、存在自体を危ぶまれていたが、どうやらスライムの特性を生かして、いつも勇人の服の中に潜り込んでいたようだ。
実はクイーンアント戦でも密かに活躍し、その高すぎる防御力で勇人への致命傷を防いでいた。
さらに、キマイラ戦でも勇人の命を救うという、大活躍を果たす。
本人的にはいつも勇人にべったり引っ付いていられるので、扱いには満足しているらしい。
No1 ミラ(ミラースライム) 0歳 Lv2→29 種族:粘体種-スライム(変種)
HP 5799/5800 MP 290/290
STR 290 VIT 3100 AGI 1015
MA 145 MD 0
スキル:捕食 溶解 硬化 魔力反射 体積変化
称号:魔王のペット
主人:ユウト=シノノメ
・タマ|(闇狐) 0歳
勇人が突破した後に1層で生まれたフロアボス。
勇人と同じ黒い瞳と黒い毛並み、それに惹かれるものがあったのか、野生の本能で力に屈したのか、短い時間でアイコンタクトで互いに通い合ったようだ。
しかし、初対面で”お手”に反応できるノリのいい奴である。
生まれたばかりではあるが、ダンジョンコアから特別に作り出された魔物の為、成熟した身体と最低限の知識を与えられている。
凄まじい速度で進撃する勇人一行に危機感を感じたダンジョンが生み出したため1層のフロアボスとしては破格なLvを持つ。
トリッキーなスキルと高い魔力と俊敏性を併せ持ち、もし1層で勇人たちが出会っていたら、相当の苦戦を強いられていたであろうことは言うに及ばない。
No2 タマ(闇狐) 0歳 Lv28 種族:獣族-霊獣
HP 2623/3080 MP 2892/4200
STR 336 VIT 336 AGI 420
MA 504 MD 392
スキル:狐火(闇) 重力操作(Lv、MA依存) 影化 影術
称号:元フロアボス 魔王のペット
主人:ユウト=シノノメ
『森のダンジョンな奴ら』
・クイーンアント
森のダンジョンにて3層の階段を守っていたフロアボス。
4メートルに達する身体、4本の亜足で立ち、4本の腕で攻撃する、恐ろしい魔物である。
10匹のインペリアルアントに囲まれ、餌と見たミューを集団で囲み甚振る。
ただ、女王らしく、傲慢さを併せ持ってしまったことが彼女?の敗因となった。
油断しきって眺めていたところに、プリムの魔法で貫かれ、怒りによって覚醒?した勇人に首をかられ、最後を迎える。
【公開ステータス】
クイーンアント 種族:虫族-アント Lv32 HP3159/3200 MP2040/2500
・ミノタウロス
森のダンジョンにて、4層の階段を守っていたフロアボス。
手には大きな片手斧を二本持つ牛の半人半獣の魔物である。
数々のダンジョンにて出現し、猛威を振るう、有名なモンスターである。
戦い方は手堅く、高い腕力、体力、俊敏を駆使し、武人の様に正面から戦う。
成長した勇人一行の連携により、その動きを封じられ倒される。
最後は倒れながらも片膝を地面に突き、不屈の精神で崩れ落ちる体を支えたまま死ぬ。
そのまるで武将の様な死に様には、思わず勇人ですら敬意を込めてしまうほど。
【公開ステータス】
ミノタウロス 種族:妖獣 Lv38 HP6800/6800 MP1500/1500
・キマイラ
森のダンジョンのダンジョンボスであり、いくつもの伝説にも登場するの災厄級の魔獣である。
どうでもいいことだが、聖獣だが、魔獣である。
獅子の顔、バッファローの角、山羊の体、蝙蝠の翼、サソリの尾を持ち、その爪は長く鋭い、更にその口から放たれるブレスは強力無比で都市すらも一吹きに滅ぼす。
勇人の申告では腕力が特に高く、魔力と魔法防御以外はすべて軽く1000を超え、魔法防御ですら、勇人たちはおろかフロアボスですら及ばない。
勇人のとった、あまりにも意外な一手に、ダンジョンボスとしての矜持すらも捨て、大広間から飛び出し追撃する。
最後は魔覚醒した勇人に一刀のもとに切り捨てられた。
【公開ステータス】
キマイラ Lv53 種族:合成獣-聖獣 HP10600/10600 MP4240/4240