表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

吸血鬼の世界-ヴァンパイア・ワールド- その後

作者: あやか

その後…


嬢ヶ崎さんは小説家、私は西山高校の先生になった。


嬢ヶ崎さんの小説はデビュー作、「闇と光-ダークシャイニー-」と「BREAK&HEART」しかまだ読んでいない。


まだまだ嬢ヶ崎さんの小説を読みたいが、高校の先生になったからには、やるべきことがたくさんある。


例えば、生徒たちとのコミュニケーションを取ることとか宿題の丸付けをしなければならない。


嬢ヶ崎さんが昨日発売した「炎のヒカリ」。


是非とも読んでみたい…と思ってはいるが、やっぱり買う時間がない。


こんな時に時間が止まってくれれば…


そう考えていると、嬢ヶ崎さんから電話が来た。


~♪~♪~♪~


「嬢ヶ崎さんからだ。…もしもし?」


「もしもし?霧華?元気にしてた?」


「はい、元気です!どうしたんですか?」


「ううん、声聴きたかっただけ。」


「そっかぁ。でも、珍しいね。嬢ヶ崎さんから電話してくるなんて。」


「うん、色々…ね。」


また悲しそうな嬢ヶ崎さんに戻ってしまった…?


「嬢ヶ崎さん!私がいます!辛い時も悲しいときも、私がいますから!」


「ありがとう。」


…そう言って嬢ヶ崎さんは電話を切った。


私が…命を懸けて守った、嬢ヶ崎さくらさん。


冷たい目をしているけど、ホントは心の優しい嬢ヶ崎さん。


私は初めて会ったあの日から、嬢ヶ崎さんが大好きです。


命に変えてでも、貴方を守りたい、そう思ってます。


嬢ヶ崎さんを助けてよかったと思ってる。


ホントにホントにいままでありがとう。


嬢ヶ崎さんの事は、死ぬまでずっと…忘れません。


貴方に出会えて…ホントに良かったよ。


これからもよろしくね。


「これからも…」


私の世界はやっぱりここだ。


あっちの世界じゃない。


こっちの世界が私の世界。


一生に一度の物語。


これで…物語は終わった。





短いですがご覧になられたでしょうか。


希望にこたえまして続編を書かせていただきました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ