表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

逃走中

はじめましてm(_ _)m


キャラクターの考え方などに偏りがあります。

不愉快になってしまわれるかもしれません。


そして、

処女作となります。


アドバイス等、いただけると嬉しいです。

本間 章、20歳。

僕は今……やばい。



ちょっとおなかが空いたから

スーパーでチョコをもらって、


歩くのがしんどかったから

自転車を借りた。




どうして逃げるハメになったッ?!


20歳にもなってチャリを、

こんなにも全力で、

息を切らし、汗をかきながら、


あー、くそ、


笑ってんじゃん、あの小学生。


…最近の小学生は

ニーハイを履きこなすのか



「待て言うとるんが聞こえんのか、

このダボぉっっっ!!!!」




………ダボ?



僕……ダボなの?



よくわかんねー言葉使ってくる。

関西弁か??



くっそ、どうする。




スーパーで‘見て’‘覚えた’のは



板チョコ(ガーナ)

板チョコ(明治)

ポッキー



くそったれ、使えるものがないっっ!!



ガーナはさっき出して食べた、


これで1つ空きがある。



なにか、見て覚えないと…。

使えるもの…


後ろから追ってくる黒スーツの

男の動きを止めるもの…



買い物帰りのおばちゃんの荷物。


放置されている自転車。




おばちゃんの荷物を覚えて

すぐ出す。


中身をぶちまけて黒スーツの邪魔を……!



不可能っっ!


ってか、

それはおばちゃんに申し訳ない。


おばちゃんからしたら荷物が急に消えて


急にばらまかれるのだから。




自転車は?


黒スーツに当たるように落とすってのは……




ありだな。



自転車…


シルバーで、すこし錆びている。

カゴは黒。ところどころ穴が存在。

ペダルがひとつ取れてる。



よっしゃ、



くそ関西弁の黒スーツめ…


今からお前の頭にチャリが




あれ、



いない。



まいたのか?




いや、そんなはずはな



「イ゛っっ!!!!」



オイオイオイオイオイオイオイ

嘘だろ。


めっちゃ飛んでんじゃん。



走り幅跳びの世界チャンプかよ。



「追いついたわクソガキぃ!

ライダーキックじゃハゲーっ!」



ちょ、待って待って待って!!

そんな、


ライダーキックする人なら

バイクで登場するのがセオリーなんじゃ…



『グシャン』



「はぁ、はぁ、はぁ、」

「あぶねぇ。…あぶねぇ。」



「おいコラなによけとんねん。

チャリ壊す気ぃ無かったのに

壊してもてやんけ」



おっふ、まじか。


後輪がタイヤの形してない、、

スポークもバキバキかよ。



「よけるでしょ。

誰だってよけますよ!」


「ライダーキック外すのが

どんだけ恥ずかしいか知っとんか!」


「知りませんよ、そんなの。」


「おいクソガキ」


「…」


「おいクソガキ」


「…」


「返事せぇや!!」


「いやいや、

あなたの次の言葉待ってるだけですよっ」


「目ぇ合わさんかい!

目ぇ見て話し聞くって習ってへんのか!?」



くっ、なんだこいつ。


追いかけて来た理由話し出さないし、

説教始めるし……



「なにをしているの?飛田さん」


「や。あの、すんません。

このクソガ…、この子に説教を……」


「もういいです。

短気すぎます。直してください。」




…助かった。


それにしても

黒スーツがこんなにテンパるなんて…



「って…えっっ!?」


「おまえ、きゅうになんやねん」



「ニーハイ小学生っっっ!?!?」




「飛田さん」



『ゴスッ』



「ぅぅ~っ、」



失言だった。



「あなた…、

私たちといっしょに来てもらいます。

構いませんね?」




ボディブローがキツすぎる。

早く嫌だって言わないと……!



「返事がありませんね。

肯定ということでしょう。」



「飛田さん」



「うっす」



これって………




拉致じゃん…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ