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第14回

この物語は、フィクションです。登場する団体や個人は、実在しません。

   また、登場する団体や個人は、実在の物と関係ありません。

この作品の著作権は、相良 凌が保有しており、このサイトの利用者に、何らの権利も与えるものでは、ありません。(要するに、読むだけにして!ということです)


第1回から、お読みになりたい方は、後書きより下にある〔闇探偵西園寺美園 第1集【小説家になろうサイト内】〕と書いてあるリンクからアクセスできます(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)。


第15回以降を、お読みになりたい方は、下の〔闇探偵西園寺美園 第3集【小説家になろうサイト内】〕と書いてあるリンクからアクセスできます(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)。


  闇探偵 西園寺 美園(14)  相良 凌      


   2 美園 初の闇探偵業(13)


「私は、いいわよ! 10万円くれるんでしょ?」

 と、紗些平と名乗る女性は、笑顔で応じた。

 上沼垂も、笑顔で、

「俺も、いいけど・・・。本当に10万円貰っていいの?」

 と、快く応じた。

「はい、10万円!」

 と、言って、西園寺は、紗些平と名乗る女性と、上沼垂それぞれに、10万円ずつ渡した。

 西園寺は、電話口で、上沼垂を、紗些平と名乗る女性の〔恋人〕と表現したが、その二人は、実際に恋人同士ではない。

 ☆

 翌日の朝。上沼垂と紗些平と名乗る女性の車が、高宮公園の駐車場に、あった。

 西園寺は、紗些平と名乗る女性の車に乗り込む。

「秋本さん、群馬県の本当に山の中よ! そこ」

 西園寺の言った、〔大政建設の秘密産廃処理場〕があるとされる住所を、地図で調べた、紗些平と名乗る女性が、言った。

「多分、見つかりにくいから、そこにあるんでしょうね・・・行ってくれますか?」

 と、西園寺が言うと、紗些平と名乗る女性は、

「いいわよ! すでに、10万円貰ってるし・・・」

 と、言って、自身の車を発進させた。それについてゆく、上沼垂の車。この2台の車は、順調に旧街道に乗り、関東を北上、当然、紗些平と名乗る女性は、〔下の道〕しか使わない。彼女は、高速道路だと、通行料金がかかるので、特段の理由が無ければ使わない事にしている。

 紗些平と名乗る女性と、上沼垂の運転する二台の車は、旧街道を逸れると、林道に入った。

 紗些平と名乗る女性は、

「秋本さん、ここから、ガタガタ道よ!」

 と、言うと、

「はい! 分かりました!」

 と、応じた西園寺。

 しばらく杉林の中の、広めの未舗装道路を走ると、広い所にでた。

 遠くに、白く塗られた金属製の高い擁壁だろうか、人工物が見える。

 西園寺が口を開く。

「あそこですか?」

「あなたが教えた住所で、地図上では、ね・・・」

 紗些平と名乗る女性が応じた。



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探偵の助手時代の西園寺美園も登場する、より、スケールの大きい、相良 凌 作品 特命探偵シリーズをよろしくお願いします。(下の〔【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】〕のリンクからアクセス出来ます)

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