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第10回

この物語は、フィクションです。登場する団体や個人は、実在しません。

   また、登場する団体や個人は、実在の物と関係ありません。

この作品の著作権は、相良 凌が保有しており、このサイトの利用者に、何らの権利も与えるものでは、ありません。(要するに、読むだけにして!ということです)


第1回から、お読みになりたい方は、後書きより下にある〔闇探偵西園寺美園 第1集【小説家になろうサイト内】〕と書いてあるリンクからアクセスできます(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)。


  闇探偵 西園寺 美園(10)  相良 凌      


   2 美園 初の闇探偵業(9)


 長田の座っている席と正対する座席を指で指し、

「そこに座っても、よろしいですか?」

 と、西園寺が、長田を見て、訊いた。

「ええ、いいですよ」

 と、応じる長田。

 西園寺が、席に座ると、三田沢も西園寺の隣に座った。

 長田は、大手ゼネコンの管理職である。

 三田沢にとって、長田は、気品のある女性に見えた。

 西園寺が、本題をきりだす。

「長田さんは、孝道正賢さんに、何か伝えたい事があったんじゃないですか? それは、一体、何ですか? 孝道さんが受信した、長田さんのメールを見たんですが、分からなくて・・・」

「彼は、ちゃんと、暗号化してたようね・・・」

 落ち着き払って、当然の如く、言った長田。

 西園寺は、訊く。

「長田さんは、孝道さんに、どんなネタを提供したんですか? 教えて頂けませんか?」

 長田は、語りだす。

「孝道さんに渡したのは、東京都と大田区が実施している、大田区再開発事業の資料よ! 大政建設が、東京都が支援する大田区再開発事業に応札し、見事、大田区再開発事業のマスターデベロッパーという地位を得たの。その条件には、工期は伸ばす事ができないという条件があった・・・。違反すると違約金だけで、10億円。しかも、違反したら、再度、入札を行い、その入札から、違反した業者は、締め出される・・・」

「厳しい条件ですね・・・」

 西園寺が、言った。

 三田沢が、口を挟む。

「つまり、工期を短縮するために、何か、やってた、って事か!」

 長田が、三田沢に応じる。

「三田沢さんの言うとおりよ! 大政建設が、マスターデベロッパーとして、権益を独占できる。それは、工期を守れればの話! 大田区には、他の再開発とは、違う条件があったの」

「違う条件って、何ですか?」

 西園寺が、疑問を、ぶつけた。



第1回から、お読みになりたい方は、下の〔闇探偵西園寺美園 第1集【小説家になろうサイト内】〕と書いてあるリンクからアクセスできます(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)。


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