登場人物紹介
『犬になった日』
伊波 彰 いなみ あきら
主人公の青年。貧乏ながらも慎ましやかに生活している。
母の両親からの援助で高校の学費を出してもらっている。
食事は足りない分はコンビニでバイトして賞味期限が過ぎ
たモノを貰ってきては食べている。
伊波 悠仁 いなみ ひさひと
彰の父親。
会社が倒産してから家族が壊れ、逃げ出した。
今はどこにいるのか分からない。ギャンブルにハマって多大な
借金がある。それを彰の名前で借りたせいで取り立てが彰の元
へと行ってしまった。
伊波 奈津美 いなみ なつみ
彰の母親。
旦那の会社が倒産したせいで、他の男のところで入り浸りになり、
そのまま帰ってこなくなった。
大西 玲那 おおにし れな
大西物産の社長令嬢。
CMなどにも出ていて顔は売れている。
おとなしそうな美人に周りの視線も自然と集まる。
過去に自分を助けてくれた男の子を探している。
大西 礼子 おおにし れいこ
大西玲那の母親。
弁護士をしている。
和泉 将司 いずみ まさし
クラスの男子。
彰の過去を知らない、高校での初めてに友人。
ちょうど席が隣り同士で、部活は野球部に入っている。
有坂 裕 ありさか ゆう
和泉の友人で、彰にも普通に接してくれる友人。
鈍感な和泉と違って、気遣いができる。
将棋部でかなりの実力の持ち主。
曽根崎 新 そねざき あらた
テニス部。
曽根崎物産の次男。
大手外食チェーンを構え、全国区で名を知られている。
兄に家を継がせるつもりの父親に反抗している。玲那を狙っている。
小金井 渉 こがねい わたる
元、テニスプレーヤーの父を持ち、彼自身もかなりの実力者だ。
金持ちが嫌いで最初は彰の事も敵視していた。