夏の夜に
何も 考えず
ただ 眠りにつきたいと 目を閉じる
君の顔が浮かぶ
声が聞こえてくる
玄関に立てば
一足 足りない
ポケットに手を突っ込めば
左腕を寂しく思う
静かない風に 揺れる柳
知らない何処かに 揺れる君
カランコロンと下駄の音
カラカラと笑う 君
夏の夜に 耳を澄ます
何を おいても
ただ 傍に寄り添いたいと 思っていた
毎日の笑顔を疑わず
見上げる瞳に添わす
君の笑顔を見たとき
恋に落ちた
それが 僕の始まりだった
僕を僕らしく
いさせてくれた時間
静かない風に 揺れる柳
知らない何処かに 揺れる君
カランコロンと下駄の音
カラカラと笑う 君
夏の夜に 心を澄ます
君の気配
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