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静御前は転生した後、逆光転生し静御前に戻る
かつて静御前という白拍子がいた。
静御前は鎌倉幕府初代将軍源頼朝の弟である源義経の恋人であった。
義経と離れた後のことは今もわかっていない。
さて、この物語は静御前が亡くなった後の話である。
彼女は亡くなった後、8世紀も先の21世紀へと転生した。
転生した彼女は前世の記憶を持っていたのでとにかく歴史を熱心に勉強した。
いつかもう一度転生して愛する義経を救うために。
しかし、彼女は高校2年生の時に事故死。
またもや転生した彼女は再度静御前として生きることになった。