017 夢や希望をこれまでに何度持ったのか覚えていないのだけれども、確かに言えることがあるとするならば、僕の夢や希望は今に至ったところで一つたりとも成就せずという事だけだった
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■ 無気力
何かをしようと言う気力が尽きてもう一月になる。
二月の末に会社が倒産して無職になった訳なのだけれども、そのころはこれからやって来るだろう新しい人生にまだ希望を持っていたと思う。
しかし無職状態が4ヶ月も経ってくると、その当時のささやかに燻っていた気持ちは燃え尽きてしまった様に思う。
今ではすっかり自堕落な日々を送っている。
増える体重。
浮腫む足。
圧倒的なまでに減っていく預金残高。
当然のことながら、生きているだけで金もかかる。
それでもこのまま生きていけるなら、できれば何もしないで生きていきたいと思うのだけど、そんなわけにいかないのが現実という奴である。
何かをしなければならないと言う焦りばかりが募り、そんな気分に捕らわれて身動きが出来なくなってしまい、がんじがらめで結局何もできない日々を送ってしまうと言う負のスパイラルであった。
いつもは午前3時くらいに就寝して、目が覚めるのは午前7時位である。
居間に降りて食事をしたりしながらテレビを見てぼんやりと過ごす。
平均睡眠時間は四時間と短いので、睡魔に襲われてテレビを見ながらうとうとしてしまう。
午前12時ぐらいにまた目を覚まし、お昼のワイドショーを見ながら過ごす。
そのまま情報番組に流れて、15時を過ぎたあたりで母親にせがまれて買い物に行くにのに車を出す。
うちの母親は何故か知らないが毎日買い物に行く。
こちらとしては車を出しているのだから2日分ぐらいの買いだめをしておいて買い物に行かない日があってもいいと思うのだが、頑なに毎日買い物に行く。
行ったところで大した量も買うことがなく、ほとんど毎日の夕食は見切り品で値段の落ちたくそマズイ弁当である。
それで何度か母親と揉めることがあった。
自分の言い分としては買い物に行くのは仕方がないが、毎日買い物に行く必要ないだろうと。
自分の時間を無神経に、無意味に使わされることに腹を立っていたのである。
正直言ってしまえば、何かするわけでもないのだけれども何かしなければならないと思う自分の時間を消費されるのが嫌だったのである。
しかし何を言っても馬の耳に念仏で、豚に真珠である。
自分の言いたいことは言うけども、人の話は聞かない母親なのである。
こちらの話は聞こえていても聞こえないりをするし、都合の悪い事は耳が遠い、体調がよくないからと全てごまかす。
だからここしばらくは、ずっとイライラする状態が続いていて、わりと強い感じで母親に文句を言ったりする事もある。
そんな自分の言動を客観的に見て、おそらく自分は結婚と言うものに合わない人間だと理解する。
年寄りに対する態度と言うものは、その人の本性と言う部分が出るらしく、その態度は将来的に自分の伴侶に対する態度になってくると言う話を何かで読んだ。
考えてみれば自分の態度は割とひどいように思うし、夫婦関係を維持するのに向いているとは思えないレベルである。
無職になって残りの何十年間を何をして生きていこうかと考えたい時に、職業訓練を受けて介護系の仕事につこうかと考えてはいる。
だけども自分の身内とは言え、年寄りへ態度を見ると、自分は年寄りを相手にする介護系の仕事が向いていないのではなどと考えてしまう。
今までは、つねに時間に追われる仕事をしていて、この仕事はここまで何分その次に何分さらにその次には何分といった感じで働いてきたので、決められた時間の無い人間の行動への対処を仕事にするというのは、自分の精神安定に
人間に対する仕事と、機械に向かう仕事では元々、全く違うものではあると思うのだけど、物事が時間通りに進まないと、イライラしてしまうのではないかと思うのだ。
自分には他人のペースに合わせながら仕事するというのは、きっと向いていないだろう。
■20190703001 こんな夢を見た。
私は小説の書き方を学ぶ学校に通っていた。
仲の良い2人の友人と赤を囲み、授業でのされた課題をしている。
課題は与えられた3つのキーワードを元に話を書く三題噺。
私はなぜか自信たっぷりに課題に向かっていたのである。しかし友人2人の方が先に駆け上がり、席を立って教師提出して教室を出て行ったので私は少し焦り始めた。
私は改めてお題である3つのキーワードを確認する。
「酩酊」「孤島」「裏切り」
私は改めて3つのキーワードを見て、あの根拠のない自信がどこから来たのか頭を抱えてしまった。
友人達と無人島に流された主人公は、孤島で生きていくために食料を探しているときに、不思議な色形をした不思議な色形をしたキノコを発見する。
他に食べ物がない中で、主人公たちは決意してそれを食べることにする。
食べてみるとそのキノコには強い幻覚作用があり、主人公たちは満腹感と征服感、そして酩酊感に包まれていく。
そして主人公たちはその幻覚作用を自分なりの毛布にするために自分だけのものにするために、仲間たちを裏切ることにした。
こんなクソみたいな話を考えて、タイトルを「トリップ」と名付けて書き上げて、教師に提出して教室を出た。
■20190703002 こんな夢を見た。
生まれ育った街は大きな湖のそばにあり、恋の養殖が盛んな街だった。
僕は岸辺から船に乗り、湖の中央にある小さな島へと渡っていった。
僕は小さな島に上陸する。
島には大きな生簀があり、中にはサイズが二メートルを超える恋が泳いでいた。
その恋は人と話をすることができた。
大きな恋が言った。
「吾輩はこの湖の主である。今でこそ、このような生簀に捕らわれの身ではあるが、かってはこの湖の王として権力をふるい、多くの小魚どもに恐れられたものである。しかし吾輩も年老いた。もはや後進に玉座を譲り、隠居しようと思っているところなのである。後を継ぐ者は既に決まっているので、そなたも会いに行くがいい」
僕は主に言われた通り、次世代の王であり、現役のスパースターであるという恋に合いに行く。
岸辺で
「こーいこいこいこーい」
と叫べば姿を現すという事なので、僕は言われた通りに叫ぶ。
すぐにそのスーパースターは見つかった。
体は普通より小さいが、赤、黒、白の三色が美しい色彩を放っている。
なるほど、確かに次世代の主にふさわしいのではないかと思った。
猫が目の前をよぎった。
次世代の主を咥えると、猫はどこかに行ってしまった。
■意向
仕事を探してはいるけれど、全く意向に沿う仕事が見つからない。
そもそも意向に沿う仕事と言うのはどういうものかと考えれば、給料がそれなりの額と言う意味なのだけど、そんな仕事はどこにもありはしない。
探せばある事はあるのだけど、その仕事に就くためには学歴が必要だったり、資格が必要だったりするので、何もない自分には最初から降り落とされている状態である。
現実的に考えれば、前の給料より手取りが6、7万下がるのが相場なんだけども、それで妥協するしかないんだろうと考えてはいる。
だけどそれで生活ができないのならば本末転倒と言う奴である。
年老いた両親を抱え、引きこもりの甥っ子、失踪9年目の姉、滋賀県で仕事をしている糖尿病持ちの、私に金を36万も借りといて全く返す気のない弟。
こんな家族が身の回りにいるとは自分の生活も将来的には破綻が見えている。
ならばどうすればいいのかと考えたところですべての問題を解決する策は持ってない。
他の人の意見を聞けば、そんな家族を見捨てて自分の生活の事だけを考えないと巻き込まれるよと言われるのだけど、すでに首までどっぷり底なし沼につかっていて逃げるに逃げられない状況ではある。
後はその日が来るまで現実を見ずに生きていくしかないのだけど、もし他に方法があるならそれを選ぶことが自分にできる能力があるかどうかとなれば、多分きっとそれはない。
どうしてこうなってしまったのかと考えてみれば、おそらくきっともっと若い時に手を打つべきだったのかもしれないけれども、そういうチャンスが今までになかったと言えばなかった。
もしかしたらあったのかもしれないけど、それに自分が気がつかなかったかもしれないし、気がついたとしてもそれを実行するには大変な時間と労力と才能が必要だったと思うので、そんな労力をと時間を無駄にするほど余裕はなかったんだと思う。
■弟
弟に金を貸しており、その金額は総額で36万になる。
前回の投稿の時は仕事の都合で北海道から滋賀県に転勤することになり、新しく部屋を借りないといけなかったのだが、僕は無職です収入が無く、親は既に高齢なのでアパートを借りるのに保証人がいない。
その代わりとして管理外車に家賃を半年分預けとくと言う契約で部屋を借りることになったので、25万程貸したのだけど、それ以前にもにも5万ほど貸していた。
弟からまた電話かかってきて貸してる金を振り込んだとかそういう話かと思ったら、自転車で他人様の車のバンパーを擦ってしまい、その修理に6万程請求されているという。
そもそも6月はボーナス月だったので、いくらかでも返済してくれるのかと思ったのだが、ボーナスがまだ出ていないと言い出して、しかも一緒に修理代60,000請求されていると言うことで金が足りないと言う。
さすがに合計金額が36万を超え、自分の残金口座残高も怪しくなってくるので、そろそろ勘弁願いたいところだけど、払えなければ払えなかったらそれで人生の路頭に迷よって人様に迷惑をかけられても困るので貸すことにしたが、本当に迷惑な話だ。
ここ何か月かで無敵の人がニュースになる事があったが、うちの弟も思考が犯罪者じみたところがあって、節々の言動に狂気を感じることがある。
親は既に絶縁しており、俺はもう関係ない。あいつの話をしたくないと言って全く相手にしていない。
そうは言ってもあんたの息子なんだけどと思うのだけど、もう都合の悪い事は聞こえない耳になっているらしい。
正直正直言わせてもらえば、親はあと何年生きるか知らないが、少なくとも私よりは短い人生なのだから次回人生なのだから、残された俺に全ての問題をぶん投げてくるのやめて欲しいと思うのだ。
日は登りまた繰り返す




