007 潰しのきかない仕事を始めたことで、得るものは何もなかった。そういわれると人生に無駄なことはないんだよとか言い出す人がいるけれど、そんな人に限って、親の遺産で暮らしてる
ひますぎて
会社が倒産して一週間が過ぎた。
とりあえず出来る所までの手続きは基本的にすべて終わり、次の就職先を探すべきなのであるが、今日はハローワークも休みであり、週休二日制の職場で働いたことのない僕としては、非常に羨ましい限りであった。
ここ数年間は夜勤専属要因として昼に起きて15時まで出勤し、その日終わらせなければならない仕事が終わるまでの勤務だったので、早ければ21時とか22時とかにも帰れるのだけれど、忙しければ日勤の人達が出てくる午前八時までの勤務になるという時間制限なしの就労スタイルだったので、完全に夜型のライフスタイルだった。
そんな生活のサイクルが今のところ消えなくて、いまだに完全な夜の男であり、堅気のお天道様の下で働くような仕事に就けるか不安になる。
それでも午前八時半には起きて、居間に降り、飯を食った後は横になってテレビを見る。
うつらうつらと睡魔に誘われながら、ボーっと過ごし昼が過ぎ、惰眠を貪り午後三時くらいに母親を買い物に連れて行くのが日課になっている。
午後六時に晩飯を食い、午後十時までテレビを見て、その後はパソコンに向かってこの文章を大体一話、二千文字くらいで仕上げるのを目標として書き始めて午前零時近辺に投稿し、布団に入るという生活の毎日。
これでお金があれば優雅な日々であるのだけれど、時間はあるが金のない人間のと言うのは存在意味が見いだせない。
余りにも惰性で生きているような日々なので、どこか体をおかしくしそうで、少しは運動でもしなければいけないと考え始めている。
第006.5話から始まった以前に書いたものを修正する作業も始めたが、今から約四年前に書いたものを見るとそのころの方がマシだったんじゃないだろうかと思う。
ここ数年は投稿数も少なく、書いたとしても寝ているときに見た夢日記であり、ゼロから書き上げたものではない。
四年前は寝る暇も惜しんで、毎日のように書いていたというのもあるのかもしれず、やはり続けて書かなければ、人は退化していくのではないだろうか
きょうくん
ぜつぼうはしにいたるやまい




