継続的変化
長々しい日差し
家の中は熱が隠り
人型の汗あと
布団の上か
座布団の上か
蚊取り線香は燃え尽きて
羽根音がする
ようやく落ちた物は
何だったのだろう
信じた物は
大切に扱ってこそ
信じた物のまま
そこに有るものだ
それが少しづつ変化するのは
君自身が変わったから
あの日 信じた物と
今 信じる物が
違うことは
僕等にとって
当たり前の事だ
干からびた蚯蚓は
ザクリと音がする
夕立に驚き這いずる
アスファルトの上か
コンクリートの上か
ダイアトマイトのマットは
抜かりなく吸い込んだ
あんなにも吸われた物は
何だったのだろう
誓った物は
許容していってこそ
誓った物のまま
そこに有るものだ
それが少しづつ変化するのは
誰かの心情が変わったから
あの日 誓った物と
今 誓った物が
違うことは
僕等にとって
喜ばしい事だ
良き変化は
必ず良くなるとは
限らない
後悔している
それは変化を
許容できなかったから
自らの失敗であれ
相手の何かであれ
行き過ぎた誓い
盲信的な信用
それらがあったとしても
動かない存在を
自分自身の中で
持っておくべきだ
作ることは大変だが
それが一番楽なのだ
信じた物は
大切に扱ってこそ
信じた物のまま
そこに有るものだ
それが少しづつ変化するのは
君自身が変わったから
あの日 信じた物と
今 信じる物が
違うことは
僕等にとって
当たり前の事だ
誓った物は
許容していってこそ
誓った物のまま
そこに有るものだ
それが少しづつ変化するのは
誰かの心情が変わったから
あの日 誓った物と
今 誓った物が
違うことは
僕等にとって
喜ばしい事だ