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父の言葉
「光二、空手はもう止めなさい」と橋本の父親は言った。
「もう高三だろう。部活をやっている生徒も引退するだろ。東大とは言わんが早稲田か慶応には入ってもらんとワシの立場が無いよ」と続けて言った。
「受験勉強しますけど空手は止めません」と橋本は言った。
「じゃあ、アパート暮らしは認めん。予備校の寮に入れ。明日、手続きをしてくる」と言って父親は帰って行った。
「ヤバイな」と橋本は思った。
予備校の寮に入れば、空手の稽古に支障が出ると思った。
「光二、空手はもう止めなさい」と橋本の父親は言った。
「もう高三だろう。部活をやっている生徒も引退するだろ。東大とは言わんが早稲田か慶応には入ってもらんとワシの立場が無いよ」と続けて言った。
「受験勉強しますけど空手は止めません」と橋本は言った。
「じゃあ、アパート暮らしは認めん。予備校の寮に入れ。明日、手続きをしてくる」と言って父親は帰って行った。
「ヤバイな」と橋本は思った。
予備校の寮に入れば、空手の稽古に支障が出ると思った。