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対決
翌朝、益田が登校すると校門で出迎えた生徒の1人が橋本が来ていると告げた。
益田は生徒を引き連れG 組の教室に入った。
橋本がいた。
「橋本、よく来たな」 益田はそう言うと席に座りタバコに火を着けた。
「どうする。やるか?」益田は橋本に聞いた。
橋本は黙っていた。
「お前次第だ。いつでも相手になってやるよ」益田はタバコの火を消し教科書を開いた。
村上が教室に入ってきた。
益田と橋本の姿を見ると安堵の表情を浮かべた。
そして放課後。
益田が帰ろうとすると校門に橋本が立っていた。
「やるか?」益田が言うと橋本は頷いた。
二人は校庭に向かって行った。
校庭では野球部、サッカー部が練習していたが二人の姿を見ると練習をやめ、校庭の端に並び野次馬根性を発揮していた。
校舎の窓からも生徒が身を乗り出し二人の様子を伺っていた。




