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コケコッコーマン現れる!?

作者: 七瀬



僕は田舎に住んでいる。

家の庭には、鶏が数羽いて朝になると、、、?


【コケコッコーーーー!!!】


オスの鶏は立派なトサカにメスは卵を産む。

朝は賑やかだ、僕の家族は僕を入れて5人家族で、、、。

朝のトイレは、列ができるほど、、、。

トイレは1つなのに、母親以外はトイレにすっ飛んでいく。


『漏れるよ~まだ? お父さん、、、?』

『うーん、、、もう出るから待ってろ!』

『お父さん! 早く出でよ~!』

『はいはい、わかったよ! トイレぐらいゆっくりさせろよ~!』

『早く早く! お兄ちゃん!』

『わかってるよ! クサッ! 臭うよ~お父さん!』

『すまん! すまん!』

『お兄ちゃーん! 早く早く! ボク漏れるよ~!』

『お母さーん!!! マサキがトイレ待てずに漏らしたよ~!』

『あらあら? 大変! マサキ洗面所に行きましょう!』

『...ううん』



朝は戦場だ! みんながトイレの取り合いになりそれでケンカにある事もある!

うちで一番落ち着いているのは、、、お母さんだけ、、、!


あぁ、そうそう!


僕の家族は、お父さん【村尾 義政】56歳ごく普通のサラリーマンで転勤の為

家族全員で田舎に引っ越してきた。


お母さん【みさ】53歳専業主婦! うちの家族で一番偉い人だ!

姉【ヒカリ】14歳中学2年生、勉強もスポーツも何でも出来て何時も

僕は姉のヒカリと比べられる...。


そして僕【義文】10歳、活発的でやんちゃで家族の中でも1番の問題児!

僕が唯一勝てない相手は、お母さんと姉のヒカリだけだ!


最後は弟の【マサキ】4歳、泣き虫で何かあるとお母さんにべったり甘えん坊。

まぁ、可愛いから許してしまうんだけどね!


僕の家族はこんな感じだ!



そんな日の夜、、、。

僕の枕元に、誰かが立っている。

僕は怖かったから、薄っすら目を細めて開けて見てみると、、、?

そこには、立派なトサカがあるニワトリ、、、!?


『義文! キミが今起きているのは知っている! 私にビビッて目も開けれない

なんって! 恥ずかしいモノだな!』

『そんな事ないよーーーーーーーーー!!!』

『おーい! どうした? こんな夜中に大きな声を出して! 怖い夢でも見た

のか?』

『義文? 大丈夫なの?』

『ごめんね、大丈夫だよ~!』

『あら? そう! おやすみ、よく寝てね!』

『ううん。』

『義文! ヒヤヒヤしたじゃないか!?』

『ごめん、でもどうして僕なの?』

『以前こんな話をしただろう? 【何時かヒーローになりたい!】だから叶えて

あげようと思ってな、、、!』

『ホント!?』

『あぁ、ヒーローになるか、、、?』

『もちろんさ!』



次の日、、、。

僕は夢でも見ていたんだろうと思っていたら、、、?

置手紙がそこにあった!


『約束は必ず守る!』



それから更に3日後、、、。

また夜、みんなが寝静まった頃にやって来た!


『おい? 義文起きろ! おい? 義文!』


僕は寝ぼけながら目をこすって言った。

『...うん、なんだよこんな夜中に、、、。』

『今から義文に会わせたいやつらがいるんだ! ワタシに着いて来い!』

『わかったよ! 起きるよ~!』

『それとこれに着替えろ!』

『えぇ!? これ? ダサくない!? なに? このトサカ、、、??』

『今日から義文! お前は【コケコッコーマン10号だ!】』

『その前に、、、そんなにいるの? 10号って、、、!?』

『まぁ~いいじゃないか! さあ! 行こう~!』

『うん。』



そう言うと、、、?

僕はピチピチのゴム製で出来た生地の服にマントと頭にはトサカをつけて

二階にある僕の部屋から、飛び立った。


『大丈夫だ! 何にも怖くない! このマントは飛べるんだ! 先に私が飛ぶ

からよく見ていろ~! トォーーーーー!!!』

『うん』

『よしさあ~! 来い!』

『いけ~~~! と飛んだ!?』

『さあ~! 行くぞ~!』

『オーウ!』



そして連れてきてくれた場所は、、、【コケコッコー本部】と書かれていた!

見た目は、普通の一軒家だが、中に入ると、、、?

凄い! 見たことがない!!!

近未来の装置がたくさん置かれていた。


それに、思っている以上中は、広すぎるどうなっているのか、、、?

空港の中みたいに途轍もなく広い。


『やあ! キミがコケコッコーマン10号か?』

『ははい!』

『私はこのコケコッコー本部の総指揮官をしているコッコーだ! よろしく!』

『よろしくお願いします。』

『よろしい! キミの今日の任務は、、、【キミの家の雌のニワトリに卵を産ま

せる事だ!】それがキミの初の任務だ!』

『えぇ!? それだけ、、、?』

『そうだ! がんばりたまえ!』

『ははい。』



まさかの!? それが【任務】なのか、、、!?


『あのう? 僕もう辞めたい!』

『...うん、そうか!』

『ううん。』




最後までお読みいただきありがとうございます。

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