ガバガバンの囚人
体験談です
「なんだここは…」
密室だった
そこに置かれた一台のテレビ
どうやら何かが映っている…
「目を覚ましたようだね」
「誰だよお前!」
全裸の太った男は野太い声で話す
「私はマスターマラ、君のご主人様だ」
「ふざけんな!ここからだせ!」
手足に手錠が付いている
笑いながらマスターマラは言った
「僕に出して?」
意味がわからなかった
まず服を着てくれ
「ていうかよ、なんで喋らせてくれるんだ」
マスターマラは上目遣いで言った
「それじゃ咥えられないだろ」
戦慄とした
「まぁ落ち着け、君をここから出すには
5つの文字を解読し、脱出してもらう」
「お、おう」
「ではまず1つ目、君が小学生の頃父親に描いた動物の頭文字は?」
「イ、イルカ…つまりイ?」
マスターマラは喜んだ、だがおかしい
それは家族しか知らないはずだ…
「さあ次だ、エジプト神話で頭にアナルビーズを乗せた鳥人間は?」
「ラーか?」
マラははしゃいでいる
「はははっ、これで2つだね
イ ラ 次はなんだろうね…ははは」
不気味に笑いながら彼は言葉を続けた
「シンガポールの定番スポットは何ライオン?」
「マーライオンじゃないか?というか問題が雑じゃないか?」
マスターマラは嬉しそうに言った
「正解!つまり、イ ラ マ まで解読出来たわけだ」
待て、もう答えがわかった気がする
いやわかりたくない、だが早くここから抜け出したい
「イラマチオだろ」
マスターマラは驚愕していた
「なぜだ!!なぜわかったあああ!」
「いやわかるだろ!!」
マスターマラは驚きを隠せないようだ
「まさか…こんなに早くラブラブ出来るなんて…」
ん?今こいつなんて…
「解読した文字をプレゼントしてあげるよ!
さあ、僕の青竜 伊奘諾の尺八をお見舞いしてあげる!これで君は抜けるよ!」
その瞬間俺の息子が光り輝いた
「やっとか」
マスターマラは安心しながら言い放った
「それは歴代王のチンポムソード、13本のチンポムソードを集め世界を救え!」
その瞬間息子から白いノヴァガスが出た
「うーんこの匂いだ!」