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第2話 「ぼくの好きな先生」
この歌が好きだ
たまたま昔のDVDの中から「キヨシロー」というタイトルで出たきてみた
進学高校に通っていた、忌野清志郎さんは、ギターが好きでデビューも決まっていた
部活動は、美術部。そこには口数少ないけれど、穏やかな先生がいた
忌野さんは、デビューか進学かも悩んでいたが
すでに音楽活動していて深夜まであるという
睡眠不足に加えて、学校が好きではない
出席日数をつけていて、留年にはならないようにしていたという
美術の授業は出席が少ない フラフラしていた時期も
先生は「何かしている、ということをアピールできるようなものを提出しなさい。」と。
この曲が心地よく聞こえるのは、歌のモデルとなった美術部の先生がいて、忌野さんのことを口数少なく見守っていたから
誰か、特定の人のことを想いながら歌うから、だから聞いてる第三者にも「何か」呼び掛けられるような、心揺さぶられるようなものがあるんじゃないかしら
脳裏に残る、高校生時代の「ぼくの好きな先生」への感謝と愛情と親しみ
それらが、こもっているから
絵も踊り、文章も・・・きっと同じだと思う