土葬の話。
最近、ちょいちょい見かける「イスラム教徒の土葬問題」みたいなタイトルのメディア記事。これって確実に「偏向報道」ってやつだよな、といつも思う。
輪廻ではなく、復活を前提としている宗教は、基本的に土葬である。これは、イスラム教に限らず、キリスト教やユダヤ教でも同じ(=アブラハムの宗教)。
カトリックとプロテスタントでは、「個々人の事情により火葬もOK」としているが、キリスト教でも保守派や正統派は、今だって土葬である。
世界的にいえば、実は火葬の方がマイノリティ。だが、キリスト教では「一部で火葬もOK」としている。そのため、土葬に関する不快感は「すべてムスリムの仕業」といった具合に、「扇動報道」がメディアを跋扈する(実際には調査すらしていないコタツ記事)。
不快なほどに、差別主義的なメディアが増えている。
そして、そんなメディアほど、リベラル的な報道に対しては「偏向報道だ!」と牙をむく。
「どの口で言ってんだ」みたいなことだらけの世の中になってきた。本当に、うんざりする。
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「良いニュース」を流すのを忘れてしまったマスメディア。
メシ時の時間帯でも、陰惨な事件ばかりを垂れ流す。メシを不味くさせることにより、視聴者の過食を止め、健康を促しているつもりなのだろうか?
不愉快な時こそ、楽しいことに目を向けろよ、と言いたい(いや、それは俺自身もか)。
ネガティヴなニュースは視聴率であったり、PVであったり、アテンションを集めやすい。不安さえ煽れば、数字が取れると考える下品さが、あまりにも蔓延している。




