表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

風船

作者: めん坊
掲載日:2026/01/31

ある夏の朝、アスファルトに風船が挟まってました。

赤、黄、青、緑…色々な風船がありました。

それらの風船は1本の糸で繋がってました。

その糸がアスファルトに挟まってたというわけです。


そこにある生き物がやって来ました。

カエルです。

「ぼくは空に飛びたいよぉ」

カエルは糸を引っ張り始めました。

しかし、糸は取れません。


そこにある生き物がやって来ました。

リスです。

「私も空を飛びたいわ」

リスも糸を引っ張り始めました。

しかし、糸は取れません。


そこにある生き物がやって来ました。

ブタです。

「ぼくも空を飛びたいよぉ」

ブタも糸を引っ張り始めました。

しかし、糸は取れません。


そこにある生き物がやって来ました。

狼です。

「あそこにいっぱい獲物がいるなぁ」

「よし、良いこと考えた」


狼は皆のもとへやって来ました。


「おいおい、みんな。ぼくも糸を引っ張っていいかね?」

「もちろんだよ、狼さん。手伝っておくれ」


狼はブタの後ろに回りました。

そして、糸を引っ張り始めました。


しかし、狼の口を見て下さい。

ヨダレがたらたらです。

きっとお腹が空いているのでしょう。


「1,2,3」、「1,2,3」


皆で糸を引っ張ります。


「1,2,3」、「1,2,3」


その時です。


フワッ


糸がアスファルトから取れました。


フワフワッ


「皆、空を飛んでるよ」


カエルさん、リスさん、ブタさん、狼さん、皆の身体が宙に浮きました。


「皆で旅をしよう」


グゥーーーーーーー


一匹だけ違いました。


「俺は腹が減ってるんだーーー」

「狼さん?」


その時です。


プチッ


ブタのひづめの音がしました。

どうやら、ハサミの役割をしてくれたようです。

ありがとう、ブタさん


イヤーーーーーーー


狼さんはまっさかさま

仕方ありません。

皆を食べようとしたんですから


「ブタさん、だいじょうぶ?」

「うん、ぼくが糸を切ったから」

「本当、よかったぁ」

「これで皆で旅ができるね」

「うん、楽しみ」


カエルさん、リスさん、ブタさん、皆の空の旅が始まりました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ