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無能姫はショボいバリアで無双する。  作者: だんち。
エピソード1 元姫、森でイケオジと出会う。
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悪い予感

「へくちっ!」

その頃エドガーは。

ルクソニアをお姫様だっこしながら、廊下を歩き、風呂場へと向かっていた。

急にくしゃみをしたエドガーに、ルクソニアは驚いた。

「ビックリしたわ、エドガー。

風邪ひいちゃったの?」

「いや……ただのくしゃみっす。

誰か俺の噂でもしてるんすかねぇ、

『(裏声で)きゃー! エドガー先生、素敵ー!』って」

ルクソニアは澄んだ瞳で、エドガーの目をまっすぐに見つめて言った。

「それはないと思うわ。アン達からそんな話聞いたことないもの」

エドガーは苦笑いしながら言った。

「お嬢様、相変わらず容赦ないっすねぇ」

「わたし、嘘は言わない主義なの!」

ニコッと笑うルクソニアに毒気を抜かれるエドガー。

「でもまあ、なーんか悪い予感がするんすよねぇ、さっきから。

こういうときの勘は当たるから、嫌なんすけど。お嬢様、何か他に悪さしてないっすかー?」

エドガーに言われて、ルクソニアはむくれた。

「してないわ、エドガー、私を子供扱いしないで!」

「はいはい。」

「もう、本当にわかってるの、エドガー!

私もう5歳なのよ!」

「はいはい。知ってるっすよ」

「もーう、全然わかってないー!」

エドガーは、じたばた足を動かすルクソニアをなんとか落とさないように抱え、廊下を進んでいった。束の間の平穏である。

その1時間後、彼は件の賭けの話をリーゼンベルクから聞くこととなり、その悪い予感が的中するのだった。


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