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無能姫はショボいバリアで無双する。  作者: だんち。
エピソード1 元姫、森でイケオジと出会う。
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虐殺王子

「ルクソニア嬢、あなたは優しい心根の持ち主だ。赤の王子も、それぐらい可愛いげがあれば良いのだが……」

「どういうこと?」

ルクソニアは目をぱちぱちさせて、ヨドをみた。

「残念ながら、彼はそんな事で傷つくような人柄ではない、という話だ」

ルクソニアは頭に疑問符を浮かべ、首をかしげた。

「彼のまわりにいる人間は、みな彼をこう評価する。逆らうものには容赦はしない、冷血無慈悲な王子だと」

ルクソニアは不安げにヨドをみて、聞いた。

「赤の王子さまは、こわい人なの?」

ヨドはふわりと優しい微笑みを浮かべて言った。

「彼はね。目からビームが出せると影で言われてしまうほど、目付きも鋭く、顔つきも恐い。きっとルクソニア嬢が会ったら、泣いてしまうのではないだろうか」

「そ……そんなにこわい人なの?」

今にも泣き出しそうな瞳で、ルクソニアはヨドを見つめた。

「気安くはないだろうね。

彼が本気を出せば、炎魔法で街をひとつ、更地に出来ると言われているし」

「更地に……?」

ルクソニアの顔がみるみる青くなった。

「そう、更地だ。怒らせてはいけない」

ルクソニアは真剣な目で頷いた。

「賢明な判断だ、ルクソニア嬢。

赤の王子は、幼い頃から戦場を駆け回り、数々の功績をあげてきた。そんな彼についたあだ名は、『虐殺王子』」

「虐殺……王子……!」

ルクソニアは衝撃を受けた。

「赤の王子が次期王になってしまったら、戦争は激化するだろう、彼は戦争推進派だから。

それを恐れて、黄の王子につく貴族も多い」

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