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第二話《邂逅》

三本目ですな

「王都の方向はっと・・・向こうか」



朝ごはん(イノシシ)も食べたから王都にむかうとしょう。王都は俺の故郷だった村から徒歩で四時間くらい。今が大体九時くらいだからお昼くらいにはつけるかな?・・・つか俺金持ってねぇじゃん。これじゃあ王都に行ったところで何も出来ないな・・・。どうしよう・・・。そういや冒険者ギルドで魔獣の素材買い取ってくれるんだっけか。ここら辺の魔獣を買ってから向かうとしよう。なんかさっきから視線を感じるし少し脅しの意味もこめて狩りに出かけますか。では早速



「汎用魔法《周辺生物魔力探査(ラ・イゼーション)》」



この魔法は近くの生物の魔力反応を調べる魔法だ。探査出来る範囲は自分の魔力量によって変化する。つまり魔力量が多ければ多いほど広くなるのだ。俺はまだろくに訓練もしてないから200メートルくらいが限界だな。魔獣の数はっと・・・大体10匹位だな全部狩っていってもそんなに時間は食わないだろう。しかし視線の人物なかなかにやるね。俺が探査をした瞬間に自分の魔力を秘匿しやがった。結構な実力者しれないな。とりあえず魔獣のところに向かうとしますか。ここで考えてもわからんからな。よし出発!

その後ーーー



「っと。こんなもんか?」



俺はなんやかんやで11体の魔獣を討伐した。しかし討伐している時もずっと見られててすこしだるかったな。こっちから会いに行ってやろうかね?何が目的なんだろうか?なんて考えてたら



「少しいいかしら」



向こうから接触してきた。出てきたのは蒼い髪に緑の眼をした俺より少し小さいぐらいの女の子だった。・・・いやなんで女の子が俺のことを監視みたいなことをしてたんだ?



「君は誰だ?」

「あら、名前を聞くなら先に自分から名乗るのが常識じゃない?」



・・・なんかこいつ腹立つな。しかし名乗らないと話すすまなそうだしなぁ。仕方ない。



「・・・俺はフロム・バーンスタインだ」

「そうフロムね。私はマリア・リネステンよ」



マリアと名乗った少女は俺の眼をじっとみてから



「あなた禁忌魔法の使い手ね?」



確信のこもった声音で質問してきた。




この質問から俺の人生は大きく動き始めることとなる・・・


勉強って大変だよね・・・

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