~プロローグ~
どうもはじめまして!りゅうとです!
まだ学生の若造ですので拙い文章になる可能性大です!そこんところ理解しながら呼んでもらえるとうれしいです!
今から百年、いや千年も前の話。この世に一人の男が生まれた。その男はたぐいまれなる魔法の才能を持って生まれてきたが彼は世界にそして自分に絶望した。なぜならば彼が生まれた村の者たちは皆彼の持つ膨大な魔力とその魔法適正に恐れ彼を追放したからだ。彼は思った。«何故莫大な力を持って生まれたのか»と。彼の胸の中に怒りと深い悲しみが溢れていく。そんな気持ちに囚われた彼の眼は次第に憎悪に染まっていった。«何故俺を追放した?»«何故俺の家族は守ってくれなかった?»そうやって自問自答していくうちに一つの疑問にいきつく。«何故俺はこの世界に産み落とされた?»彼はこの世界と全生物を憎んだ。それからの彼の行動は早かった。僅か数か月で魔法を極限まで練り上げるとまずは自分を追放した村を、自分の故郷を破壊した。もちろん村人も家族も殺した。人を殺めたというのに彼の心には罪悪感などの感情は生まれなかった。彼の心の中は【憎い】ただそれだけだった。その後彼は村があった場所に城を造った。この城はのちに《魔王城デアギアント》と呼ばれ、恐れられるようになる。彼は心のままに全生物に対して虐殺を行った。それに対して人類は力のある冒険者5人を勇者パーティーとし、彼いや魔王討伐作戦を発令した。勇者パーティーは傷つきながらも魔王が生み出す【魔物】を駆逐していき魔王のもとにたどり着いた。魔王はどこか嬉しそうだった。冒険者達にはそれがなぜかわからない。しかし相手は世界に対し復讐を始めた人物だ。冒険者達は手を止めず戦闘を行った。戦いが激化していく中で魔王は冒険者に問いかける。
「この世界は楽しいか?」
突然のことに冒険者たちは困惑した。すると魔王は
「この世界は楽しいか?」
もう一度問うた。冒険者達は答えない。すると魔王は落胆したように言葉を紡ぐ。
「お前達にもわからないのか・・・。この世界の残酷さを、冷徹さを」
「はっ。お前がこんな戦いを始めなければ楽しかったさ」
冒険者のリーダー格の男が答えた。
「お前とそんな問答してる時間はないんだ。世界のために死んでくれ。もう終わりだ。」
冒険者達は魔王を取り囲むように動いた。しかし魔王は
「ふはははははは!!俺が終わりだと?笑わせる。」
膨大な魔力が魔王に集い・・・
「お前たちも終わりだ」
「なにっ・・・」
《世界掌握過去改変》
世界が歪んだ音をたてた・・・
もし面白いなと思っていただけたら感想などをしてもらえるとすごくすごくうれしいです!
注意点として学校の合間に書いていくので投稿頻度は遅くなります