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運命のカミーリア  作者: 柏木紗月
大学生編
78/136

結婚披露宴



 6月になると雨の日ばかりだから椿探しも公園より室内を多く探すようになった。映画館、レンタルビデオ店、公園で読む代わりに家で読書をするかもしれないから本屋。本が好きな間宮さんが古本屋によく行くというから椿も行くかもしれないと思って古本屋にも立ち寄ってみた。

 早朝や夜中に呼び出している昴にはもっと他の方法考えたらと言われたけど案考えてと言っても敵にそんなことするわけないじゃんと切り捨てられてしまう。そんな昴だけど以前昇さんたちと会社に引っ張り込むという話をした時俺が昴を大事な弟だからと言ったことをそこだけ切り取って母さんが昴に伝えるとすごく喜んだ。なにがそんなに嬉しいのかわからないけど。

 そういうわけで1度うろうろしてみてもその時その場に椿がいなければそこに住んでるのか否かなんてわからないということはわかっていてもそれでも他に方法がないんだから手当たり次第に探すしかない。



 と、椿のことは1日中365日ずっと考えていられるけどむしろ考えていたいけど俺は椿に再会した時にすごくかっこいい大人になって惚れ直してもらうためにいろいろしないといけないし、みんなとの付き合いも大切だ。まあ、関さんたちと話す時も椿のことばかりだから椿のことを考えているんだけど。でも今日はやらないといけないことがあるんだ。帰ってきたらゆっくり携帯のパンダうさぎを見ながら椿のことを考えよう。


「隼人ー準備できたー?わー!!かっこいいー!!」


 ノックもしないで部屋に入ってきた母さんを追い払ってから自分も部屋を出る。


「行ける?」

「うん」


 リビングに行くと親父が立ち上がる。


「あー楽しみね!!」

「母さんあんまり騒いで迷惑なことしないでよね。花嫁さん妊娠してるんだから」

「わかってるわよ!!何回も言わないでー!!」

「本当にわかってるのかわからないんだよ」

「まあまあ、早く行かないと遅れちゃうよ」

「まあ大変!!ほら、隼人早くー!!」

「もう……」


 バタバタと家を出て車に乗ると親父の運転で走り出す。行き先は披露宴会場だ。6月半ばの土曜日、今日は村岡さんと奥さんの沙織さんの結婚式。なんと驚くべきことに俺が智也と拓也とラーメン巡りをしていた去年のクリスマスイブに村岡さんは同棲していた沙織さんにプロポーズしたんだそうだ。新年になってから俺や親父、みんなに伝えてきた。そう、その時聞いて酷いと思ったのは沙織さんの年齢だ。村岡さんの11も年下の35才だそうだ。なんて年の差だ、しくしくと思っていたら関さんにたった11だよと慰められたけど年の差は年の差だ。しかもさらに驚いたのはプロポーズの言葉だ。


「一番は隼人くんですが二番目に好きなのは沙織です。隼人くんとまた話せるようになったことですしそろそろ結婚しましょうか」


 そんなふざけたプロポーズがありなのかと関さんと竜二さんに詰めよったら村岡だからと笑うだけだった。

 プロポーズもふざけているは交際していた期間も8年と長い。お店がバタついていたという理由も本当だろうが27才の時からおかしな言い訳で待たされていた沙織さんが不憫だから俺が一言奥さんを一番にしてくださいよと言って沙織さんにもそんなので良いんですか、もっと良い人いなかったんですかと問い詰めるつもりだ。

 村岡さんは良い人だし好きだけど冷静にぶっ飛んでるからすごく厄介だ。

 しかも結婚式準備中に沙織さんの妊娠が判明して俺よりもっと沙織さんと生まれてくる赤ちゃんを大切にしてほしい。週に3回はメッセージを送ってくるけど俺に構ってる場合じゃないでしょと毎回言ってる。やりとりはしていたもののやっぱりなにかと忙しいらしく関さんのお店に寄った時にほんの少し話すだけだったから今日ははっきりともの申すんだと気合いを入れる。


 披露宴といってもお互い結構な年だからとは村岡さん、沙織さんはまだ35才だしここまで引っ張ったのは自分だろとツッコミたくなったけど沙織さんは沙織さんで控えめな性格だから2人の両親と俺たちと沙織さんの友達3人だけという小規模なもの。俺たちと言っても竜二さんと昇さんはどうしても外せない用事があって欠席だ。

 そしてその沙織さんというのは父親が有名な料理人で村岡さんとはとあるパーティーで出会ったらしい。沙織さんも幼い時からそういうパーティーによく行っていたらしく、母さんとも顔見知りだという。顔見知りどころか結構な仲らしい。沙織さんと直接会ったことも話したこともないから本当かわからないけど。



 そう考えている間に披露宴会場に着いた。車を降りて中に入るとロビーにみんな集まっていた。


「見て見てー!!本物の隼人!!」

「なんだよ本物って……」


 みんなの元にたどり着くや否や母さんが俺の両腕を上下に振りだすから追い払う。


「どう?俺のセンスさすがでしょ」

「うん!!関さんすごいのー!!」

「おお、写真で見たよりかっこいい!!」

「似合ってるね」


 確かにこの成人式でも着たオールグレーの悪目立ちするスーツを見立てたのは関さんだけどなにもまたこれを着なくてもと猛反対した。その結果もむなしく母さんに他のスーツをどこかに追いやられてしまい、そこまでするとはと呆れてもうなんでも良いかと思いながらこれを着た。

 木村さんと小林さんが俺の横に来てほうほう、と眺める。


「もう、なんなんですか?」

「いやー琉依さんに似てるのにやっぱ雰囲気は違うな!!」

「琉依みたいにヘラヘラしてないからかな」

「僕ヘラヘラしてないよ!!」

「嘘ですよ。美香さんとの結婚式ビシッとタキシード着てるのにヘラヘラして締まってなかったじゃないですか」

「そんなの当たり前じゃない。美香が可愛すぎたんだから」

「琉依さんだってかっこよかったわよー!!」

「美香は世界一可愛かったよ」

「琉依さんはもっともっとかっこよかったわ!!」

「また始まった……。村岡さんと沙織さんは?」

「もう式も終わってお色直ししてるところだよ。そろそろ席に座って待ってよう。琉依、美香ちゃん行くよ」

「はーい」


 だいぶ立派な扉を開けて中に入る。席に座りながら俺は隣に座る関さんに愚痴を言う。


「母さんがいつも以上にテンション高くて困ります」

「そっか。けどそれはそうだろうねぇ」

「結婚式が楽しいんですかね」

「それもあるし沙織ちゃんの晴れの舞台だからね」

「沙織さんと仲が良いって言ってましたけど本当ですか?」

「本当だよ。嘘だと思ってたの?」

「母さんですから母さんだけ仲が良いと思ってるかもしれないじゃないですか」

「そんなことないよ、大丈夫。沙織ちゃんは美香ちゃんを慕ってるんだよ」

「慕ってる?母さんを?変わった人ですね」


 そんな希有な人がいるのかと疑いの目で関さんを見ると苦笑いされた。


「美香ちゃんと沙織ちゃんいくつ離れてる?」

「7才ですよね」

「そうそう。美香ちゃんが琉依の付き添いでパーティーに出るようになったのは美香ちゃんが18の時なんだよ。その時沙織ちゃんは11才の小学生でね。しかも沙織ちゃん極度の人見知りで。同年代の子とも大人とも話せなくて、それでお母さんにくっついてる時に美香ちゃんが声をかけたんだ。で、学校で流行ってる遊びで2人で遊んでたんだよ。沙織ちゃんも美香ちゃんが来るパーティーなら行くって楽しそうに出かけるようになったから美香ちゃん沙織ちゃんのお母さんに感謝されて」

「へぇ……あ!!大変です!!」

「どうしたの?」

「村岡さん小学生に手を出したんですか!?犯罪じゃないですか!!」

「え、違う違う。村岡が沙織ちゃんと会ったのは沙織ちゃんが20才の時村岡のお店にウェイトレスのバイトで来た時だよ」

「ええ?そうなんですか?母さんはパーティー会場でって……しまった、そっちがでたらめか」

「沙織ちゃん目線でってことなら合ってるけどごっちゃになっちゃったんだね。村岡もパーティーとか嫌いだからどうしても行かないといけないって時以外は忙しいって断ってたんだけど、その村岡が参加したパーティーで沙織ちゃんが村岡のことを見て良いなって思ったのと混ざってるって感じじゃないかな」

「え?それじゃあ沙織さんからアプローチしたんですか?」

「いや、もうスローでね。沙織ちゃんが村岡を見たのが中学生の時らしくて、でも単なる憧れって感じでそれから学校が忙しくてそのまま何事もなく」

「なんだ、憧れですか?」

「そう、沙織ちゃんも何人か彼氏できてたし」

「っていうか関さん詳しすぎじゃないですか?」

「そんなことないよ。それに全部あとになって美香ちゃんと沙織ちゃんに聞いた話だよ。沙織ちゃんも村岡と美香ちゃんが知り合いだって知ってたけどそんな年上の人に憧れてるってなんとなく恥ずかしくて20才の時に初めて美香ちゃんに話したって。レストランで働きたいって将来の夢を考えた時に小さい時に憧れてた村岡のことを思い出してお父さんに聞いてみたら口利きしてくれたって」

「積極的……」

「でも沙織ちゃんはただもう一度会ってみたいなーぐらいで有名レストランで働いてみたいの方が大きかったらしいよ。そんな所でバイトなんて募集してないよねってお父さんに聞いてみただけって言ってたから。木村とか昇は勘繰ってるけど本気にしない方が良いよ」

「へーそうなんですね」

「で、働いてみても特に何をするでもなくなにもなく……だから沙織ちゃんが27才の時に他のお店で働くって聞いた時はただの憧れだったかーみたいに思ったんだけどそのすぐあとに村岡がそういえば俺たち付き合ってるんですって言い出してお前それお店の女の子に手を出しちゃったから追い出す系なのかって、木村が騒いでね。でもそれもただタイミングがそうなっただけでちょうど他のお店で挑戦したいってなったからだって。なんとも掴めない2人なんだよ」

「なんというか……不思議ですね」

「琉依と美香ちゃんはバタバタで村岡と沙織ちゃんはまったりマイペースってよく言ってるよ、みんな」

「それにしてもなにがあったんでしょう。なんでそんな何事もないところから恋愛関係になるんですかね」

「なんでも村岡とは隼人くんの話しかしてなかったんだって」

「……はい?」

「琉依から聞く隼人くんの話をしたり会いたいなって言ったり」

「なんですかそれ」

「恋のキューピッドみたいだね」

「えー……」

「あ、来たよ」


 藍色のドレスを着た沙織さんと黒のタキシード姿の村岡さんが入ってきた。

 司会進行は木村さんで新郎の友人代表で挨拶したのは関さん。今日来れなかった竜二さんと昇さんはこの日のために最高級のお肉を用意してくれたらしい。これから出てくるステーキがそうなんだそうで沙織さんのお父さんの一番弟子と呼べる人が料理をしているそうだ。


「嫌みな人ですね」


 いつものように村岡さんが呟くと司会で知っている木村さんも怒る。


「まったくだ。それに絶対昇さん1割も出してないぞ」

「そうですよ。どっちもどっちです」

「木村、司会やって」


 すかさず関さんが声をかける。


「なんで関さんが司会進行しなかったんですか?」


 木村さんが再び司会を始めて俺は問いかける。


「代表の挨拶は絶対みんなおかしなことを言うから俺にやってほしいって言われて。何役もできないから」

「竜二さんがいれば良かったですね」

「社長は忙しいんだよ、昇もね」


 そしてあとはもうただの食事会みたいなもので自由にと木村さんが言って村岡さんと沙織さんが2人の両親と話したり沙織さんの友達のところに行ったり。そして大人しそうに見えた沙織さんが満面の笑みで両手を広げながらこっちに来た。


「美香ねえさーん!!」

「沙織ちゃん綺麗!!可愛いー!!」

「ありがとうございます!!」


 母さんと抱擁する沙織さんはさっきまでクスッと笑う口元を両手で隠していた人とは思えないほど子供っぽい。


「ね、仲が良いって言ったでしょ」

「本当ですねぇ」


 関さんに耳打ちされていると村岡さんが正面の空席だった席に座る。


「……ですよね」

「なにがです?」

「いえ、そこに座るんだろうなって思ってました。途中から食事会になるって言って4人テーブルに俺と関さんだけなんですもん」

「隼人くんとゆっくり話せるようにと思って邪魔者を排除しました」

「酷い言い方ですね」

「良いんです。隼人くんかっこいいです。さすが関さん」

「そうでしょ。俺のおかげだよ」

「もうこの格好のことは良いですよ。それより村岡さんに絶対言おうと思ってたんです」

「なんですか?今度はいつ飲みに行きますか?もうこれが一段落したので予定がいくらか空けられます」

「それですよそれ。もう結婚したんですから、俺が一番とかふざけたこと言ってないで沙織さんを一番大切にしてくださいよ。生まれてくる赤ちゃんのことも、父親なんですから」

「わかってます。けど沙織も良いって「沙織さんが良いって言っても駄目です」」


 見るからに落ち込む村岡さんに罪悪感が……いやいや、俺は普通のことを言ってるだけだ。


「あの、本日はありがとうございます」


 そう言って沙織さんが挨拶をしにきて俺は慌てて体勢を整える。


「えっと、おめでとうございます」

「ありがとうございます、隼人くん……えへ」


 えへ?……母さんと同じ雰囲気がする。沙織さんは村岡さんの隣に座って楽しそうに笑う。


「隼人くんって呼んじゃいました。良いんですかね?」

「良いですよ。やりましたね、これで沙織も隼人くんと久しぶりの会話ができました」

「はい、嬉しいです」

「……なんなんだこの2人」


 小学生の時から母さんと仲良くしていたから母さんみたいになってしまったのか。可哀想に。


「沙織さんも嫌ですよね。本当に村岡さんみたいなよくわからない人と結婚して良いんですか?あれ?それより沙織さんと話したことありましたっけ?」

「はい!!隼人くんがまだ幼稚園生の時ですけど。私中学校から女子校の寮にいて美香ちゃん……じゃなかった、いや、いっか」

「え、なんですか?」

「母に美香ちゃんのことはお姉さんと呼んでちゃんと敬語も使いなさいって言われてて。母が見てないところではそんなこと気にしてなかったんですけどね。美香ちゃんと連絡は取っていたのですがなかなか直接会えなくて隼人くんともその時一度だけ」


 ピンときた。沙織さんはすごく育ちの良いお嬢様だ。それもそうか、お父さんが有名な料理人なんだし。


「母さんと仲良くするなって言われなかったんですか?」

「へ?言われませんよ。母は美香ちゃんみたいに明るくて誰にでも手を差し伸べられる優しい女性になりなさいといつも言ってます」

「なんでですか?関さん、全然わからないです」


 なんであんな母親が女性の鑑のように崇め奉られるんだ。理解できない。


「まあまあ、そこまで言ってないけどね。美香ちゃんは小さい子にもずっと年上の人にも誰にでも変わりなく話しかけてるから」

「不思議です。……で、本当に村岡さんで良いんですか?二番目とか普通に言ってくる人ですよ」

「良いんです。健さんにとって隼人くんは特別なのでその隼人くんの次ということはすごく大切にしてくれてるってことなんです」

「たける……村岡さんの下の名前初めて聞きました」

「そうですか?もっと俺の話を「ああ今度で良いです今度で」今度ですね」

「……はあ」

「ふふ、昔からずっと隼人くんの話ばかりです。朝出勤するとおはようございますのあとに前の日の夜に琉依さんから聞いた話をしてお店締めてからコーヒーを飲みながら隼人くんの話をして遅くなったからって車で送ってくれる車内の中でも隼人くんの話……。会えなくても健さんの中で隼人くんは絶対だったので二番目にしてもらえたことが嬉しいんです」

「へぇ……おかしいですよね、おかしな理屈ですよね、関さん」


 それとも俺がおかしいのか。関さんにこそっと耳打ちする。


「まあ村岡だから。村岡と竜二は隼人くんが生まれてから態度の翻し方あからさまだったからね。赤ちゃんとかむしろ苦手だったのに隼人くんに夢中になって」

「天使でした」

「はいはい、その話も良いです。けど赤ちゃんも生まれるんですからやっぱり沙織さんと赤ちゃんを優先してくださいよ」

「隼人くんが私と赤ちゃんの心配をしてくれてます!!」

「そうですね、優しいです」

「ストップ!!そういう問題じゃないです」

「そうなんですか?」

「……そうなんです」


 沙織さんに不思議そうな顔をされて言葉に詰まる。強く言えない……。


「けど隼人くんが今度はその子に夢中になるかもよ」

「佑都くんの時はあまり会ってなかったのでどう接したら良いのか……」

「あ、思い付きました。隼人くんがうちに来てくれれば良いんです。そしたら俺も沙織と赤ちゃんのそばにいれますし隼人くんとも会えます」

「一石二鳥ですね!!」

「……そうですね。女の子か男の子かもうわかるんですか?」

「女の子の可能性が高いって言われてます」

「そうなんですね、名前は決めてるんですか?」

「男の子だったら隼人くんの字を取って隼にしようと思ってたんですけど」

「な……」

「女の子なので美香ちゃんの美と私の織という字で美織にしようかなって」

「美織ちゃんですか。可愛いですね」

「じゃあ来てください」

「ぜひ!!」

「わ、わかりました」


 大人しそうだと思った前言を撤回。沙織さんはなんだか抗いづらい雰囲気の結構イケイケな女性だ。



 このあと村岡さんって沙織さんにも敬語なんですねという話になって2人の時はタメ口になることもあるとか中華街のお店で村岡さんがみんなを出し抜いたという話をその夜に聞いて2人で喜びを分かち合ったとかいろんな話をしているうちにお開きになった。




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