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運命のカミーリア  作者: 柏木紗月
大学生編
63/136

ただの相談がなぜこんな事態に(3)



「あ、そうでした。関さんにもう1つ聞きたいことがあったんでした」

「なに?」

「関さんみたいに渋くてかっこいいスマートな大人になるにはどうしたら良いんですか?」

「琉依さん!!今すぐみんなに連絡です。関さんが隼人くんの好感度ナンバー1です」

「うん、送ったー。酷いよー」

「え、なんですか?」

「そうだねえ、何事にも動じないで冷静でいるようにしたら良いんじゃないかな」

「どうしたらそうやってできるんですか?」

「いろんなことを経験してみることかな。でもそれは大変だし、いろんな人の話を聞いてみたら良いと思うよ。たくさんの人に会ってその人がどんなことをしてきたのか聞いたりすると実際に経験してなくても見聞が広がるからね。俺は日本でも海外にもたくさん知り合いがいていろんな人のいろんな話を聞いてきたよ。隼人くんもいろんな人と話してみたらどうかな」

「なるほど……疑似体験っていうのですね」

「そうそう。それにいろんな人と話していればこんな考えもあるんだな、とか自分が考えないことも知れたり単純に面白かったりこいつらもみんな個性的だし年齢もバラバラだけど年とか関係なく友達って感じで話してると気楽なんだよ。そうだ、いろんな人と話すのも大事だし、そういう中でも気の置けない仲間をたくさんじゃなくて良いから作るのも良いね。もちろん隼人くんにとって昴くんがそうだと思うけど」

「そうですね……高校時代にもそういう友達がいましたし大学にもいます。高校の時の友達とは全然連絡取ってなかったですし忙しいらしいので会えないと思いますけど連絡してみます」

「うん、そうしな」

「ありがとうございます。参考になりました」

「こうやって好感度をあげていくんですよ、この人」

「最後に良い思いするのっていつも関さんですよね」

「まあまあ」

「あの、なんでみなさん俺にこんなに構おうとするんですか?親父から話を聞いてるだけで全然会ったこともないのに。村岡さんなんて特に会ったことないですよね?」

「覚えてないですよね」

「え、会ってました?すみません」

「本当は初めましてではないんです」

「小さい時だし隼人くんだもんね」

「大学に入ってすぐに昇さんが俺の高校時代からの友達だった木村に声をかけたんです。でもその時なぜか琉依さんに目をつけられたのは俺で。起業には全然関わってないのにやたらと構われて、美香さんと付き合い始めてから昇さんとか相談する人たくさんいるのに俺のとこに来て助けて村岡くん、聞いて村岡くんってそれ口癖ですかっていうくらいしつこかったんです。美香さんは美香さんで高校女子校でしたしお兄さん以外の男の人とあまり話したことないって言ってたのになぜかなにかあるとすぐ俺を呼び出してくるし」

「美香は村岡くんの人畜無害な感じが話しやすかったんだよ」

「迷惑な話でしたけどね。けど結婚してからも隼人くんが生まれてからもよく家に呼び出されてたんです」

「え!?そうなんですか?」

「俺この店もやってますけど建築もかじってるんです。小さい頃これくらいの台部屋の中にありましたよね。あれ作ったの俺なんです。隼人くんが背伸びして物を取ろうとして危ないって言われて。で、材料持って隼人くんの家の外で作業してたら隼人くんがなにしてるのって覗きに来てくれたんです。お父さんとお母さんに頼まれて台を作ってるんですって言ったらそばに座ってため息ついて、いろいろ、ここはこうしてって言ってくれたんですよ。部屋に置く方は子供でも動かせるようにしてほしいけど若菜ちゃんが触ったら危ないから自分と昴くんだけ動かせるような重さにしてほしいとかあんまり高いところまで届くようにすると危ないものに昴くんが触っちゃうかもしれないから高さも考慮してほしいとか、キッチンに置く方は自分しか使わないからなんでも良いけどどっちの台もなにかあって誤って落ちないように上に立ったら四方が囲われるように作ってほしいとか詳しく言ってくれるから材料買い足しに行ったりしました」

「んー……なんとなく誰かと話した記憶があります。親父、あれって捨てちゃったの?」

「取っておいてあるよ」

「良かった。あれすごく便利でした」

「それは隼人くんのオーダーが良かったからですよ」

「けど俺が覚えてないのはなんででしょうか……。頻繁に来てくれてたんですよね」

「頻繁にって言っても半年に1回とかそのくらいでしたし、あれを作ったくらいから行かなくなりましたから覚えてなくてもおかしくないです」

「なんで来なくなっちゃったんですか?あ、忙しくてですか?」

「それもありますね」

「それ以外ではなにがあるんですか?」


 なんだろう?村岡さんは親父と関さんと目を合わせて複雑な顔をしてる。


「隼人が昔読んでた本がたくさんあったでしょ」

「あったね、また買ってきたのって思ってた」

「あれのほとんどは村岡くんが選んでくれてたんだよ。それで隼人の読むスピードが早すぎると思ったのも村岡くんで隼人が本を面白いと思ってないんじゃないかって気付いたのも村岡くんなんだよ」

「ゲームはすぐにクリアしちゃって面白くないみたいだって話は聞いていたんです。なるべく同じような内容にならないように選んでたつもりだったんですけど隼人くんにとってはどれも同じに思えるのかもしれないって思って。あんまり読みすぎると良くないのかもって思って本を買うの止めたんです」

「予想以上に隼人が優秀だったから感動したんだよ。けどどんどんパターンを読めてきて興味を持たなくなってくから悪影響だったかもーって気にしちゃって村岡くんうちに来るの遠慮するようになっちゃったんだ」

「村岡さん……」

「隼人くんの優秀さがみんなの予想の遥か上だったっていうだけだよ。でもそれも隼人くんの個性だよ」

「気を使わせてたみたいですみません」

「いえいえ、隼人くんは気にしないでください」

「隼人の個性を自分で抑えるようになっちゃったでしょ。昴にだけ話してたみたいで、子供たちで解決することなのかもしれないねって思ったからなにもしなくてごめんね」

「ううん、心配かけてごめん」

「それが親だし大人の役目だから良いんだよ。今はなんでも抑えないで思いっきりできてるみたいで嬉しい」

「うん、スーパーマンだって文句言われるけど楽だよ」

「良かったよ。琉依も美香ちゃんも苦手なことがたくさんあるのに隼人くんはなんでも完璧にできるからね」

「母さんは駄目駄目ですけど親父が苦手なことってなんですか?あ、運転とか?」

「そうですね、危ないというほどではないですけど上手いとは言えない運転ですよね」

「あと夏。家で籠ってパソコンいじってばっかりだったから直射日光にめっぽう弱いんだよ」

「美香さんと付き合い始めてからいろんな所に遊びに行くから夏がネックでしたよね」

「カッコ悪いとこは見せたくないけど溶けちゃう、干からびちゃうって悩んでたんだよ」

「けど琉依さんの酷いところは美香さんや隼人くんの前では涼しい顔してるところです。内面では暴走してるのに。俺たちにすごい語ってくるのを2人にも言ったら良いのにって思うのに2人の前だと全然暴走しないんですよ」

「……たまにおかしいと思う時あります」

「あ、本当ですか?本性を現してきたんですね」

「村岡くん人聞き悪いよ」

「けどかっこいいって思われたいのは当然だよ。でもまあ、少しそういうところが見える方が人間味があって良いかもしれないよね」

「そういうものですか?」

「美香さんも時々母性本能をくすぐられるって言いますしね。ただの確信犯ですけど」

「やっぱり確信犯だったの!?」

「えーそんなことないよ」

「絶対嘘だ!!俺はそんなことしないよ!!」

「ふふ、隼人くんはわりと琉依にそっくりだからね」

「けど美香さんにも似てるから案外天然でやりそうです」

「気付かないうちにやってるよ、きっと」

「俺は天然じゃないです!!」


 なんだなんだ?3人ともクスクスと笑ってる。


「いや、良いと思うよ」

「隼人は可愛いよ」

「男に可愛いって言わないで!!」

「……また隼人くんと話せて嬉しいです」


 そう言って村岡さんが笑うから俺は複雑な気持ちになった。俺は自分のことばかりで本当に周りが見れてなかったけど村岡さんや関さんたち家族以外にもこんなに俺のことを気にかけてくれてる人がいたんだ……。


「えっと、村岡さん……また家に来てください。あと村岡さんの話も聞かせてもらえますか?」

「ありがとうございます。もちろんです」

「隼人の交遊関係が広がるのは嬉しいけどまた!!」

「やっぱり抜け駆けだって木村が言ってるよ。こっちだって隼人くんとの思い出があるんだからなって」

「……親父、昇さんも小林さんも木村さんも家に来てもらおう。陰ながら見守り隊は解散してもらって良いから」

「わちゃわちゃすると思うけどなー」

「やったーだって。子供だね」

「竜二さんが怒りますね、きっと」

「竜二さんは来れないんですか?」

「休みとるって」

「良かったです」


 良かった。少しずつになるけどこれで恩返しができそうだ。




 そしてそろそろ帰ろうということになった。


「村岡、仕事だよ。会計してきて」

「わかりました」

「関さんごちそうさまでーす」

「あ、あれ?親父が来たんだから親父が払ってくれるんじゃ……」

「良いの良いの。社会人になってから俺たちでご飯食べる時は俺か竜二が払うから。そこだけ年上ぶるから。他は全然上も下もないけど。村岡なんて誰にでも敬語だけど俺たちのこと全然敬ってないし」

「そうなんですか……?えっと、ごちそうさまでした」

「またご馳走させて」

「え……それは」


 どうなんだろう、良いのかなと親父を見る。


「隼人がそうしたいなら良いよ」

「琉依さん抜きで琉依さんの悪口言う会しましょうよ」

「良いね」

「えー酷い」

「隼人くん、これ俺の連絡先です。良かったら」

「ありがとうございます。連絡します」





 お会計を済ませて村岡さんと別れて駐車場に行く。


「関さん送りましょうか?」

「いや、良いよ。じゃあまた連絡するね」

「今日は急だったのに本当にありがとうございました」

「真面目だねー。全然良いって」


 じゃあね、と言って歩いていく関さんを見送って車に乗る。


「親父もありがとう」

「えへへ」

「なに?」

「息子と2人きりー」

「ひぃ!!危険!!」


 やっぱり関さんを車で送った方が良かったんじゃないかと焦る。動き出してる車でどうしようと慌てる。

 けどそんな俺を見て親父はクスクスと笑う。


「もう、悪趣味だな」

「そんなことないよ」

「酔ってないよね?酔ってたら運転しちゃ駄目だよ」

「一滴も飲んでないよ」

「なんでテンション高いの?」

「だって隼人が親父大好き来て良いよって言ってくれたから」

「言ってない!!大好きって関さんが勝手に言ってるだけだから!!」

「でも呼んでくれたもん」

「だから……まったくもう」


 ニコニコしてる親父に言っても無駄かと諦める。そして改めて今日聞いたことを考える。


「筒抜け止めてよね」

「なんでもかんでも話してるわけじゃないよ」

「そうかな……」


 けど俺の発言で母さんも親父も落ち込んでいたなんて考えもしなかった。


「関さんから聞いたんだけど……俺が親父にだけ似てるのは嫌って言ったら母さんが落ち込んだって。親父も悩んだって、本当に?」

「んーそうだねー。そんなこともあったね」

「はぐらかそうとしてる?」

「そうじゃないよ。美香は悩むと引きずっちゃうけど僕はこうすれば良いんだって思ったら忘れちゃうから。そんなこともあったなーって」

「そういうもの?」

「そうなんだよ」

「母さんは母親向いてないって思ったって言ってたよ。俺が子供らしくなかったから?」

「え?違うよ!!」

「あ、親父前見てよ!!」

「わわ、ごめん」


 ただでさえ上手くないのに危ないところだったと息をはく。


「でも違うんだよ」

「そうかな。母さんは天然馬鹿な母さんだったけど母親向いてないってやりたくなかったんでしょ?」

「だからそうじゃないよ。失敗ばかりで上手くできないってなったけどそれを励ましてくれるのも隼人だから一生懸命良いお母さんにならないとって」

「特に励ましてないけど」

「母さんはできることをしたら良いんだよって励ましてくれたよ」

「な……それは母さんがやると被害が出るから余計なことをしないように注意してただけなのに」

「でも美香はそれが嬉しかったんだよ。いっぱいいっぱいになってもいつも隼人が慰めてくれるから隼人のために頑張ろうって」

「この前のも落ち込んだの?」

「ん?この前って?」

「この前だよ。孫の顔は見せられないって言ったやつ。母さんは子供が好きだから孫は無理って言ったら落ち込んだの?」

「ん?落ち込んだけどどういうこと?」

「やっぱりだ。母さんは子供が好きだから俺にたくさん愛情を注いでくれたように孫ができたらその子にもそうするんだろうなって、そういう未来を想像してたのに無理ってなったらショック受けるよね。母さんは俺にたくさん愛情を注いでくれたのに俺は母さんになにも返せないって思ってごめんねって言ったけど落ち込むよね。椿と上手くい……って、え!?親父泣いてるの!?運転!!危ない!!」


 母さんが泣くのはいつものことだけど親父が泣いてるとこなんて見たことない。とりあえず事故ったら大変だ、と思っていると親父は涙を拭って鼻を啜る。


「平気ー」

「そ、そう……」

「けど違うー全然違う」

「なにが」

「椿ちゃんのことを思い出したくないと思ってるはずの隼人に辛いことを言わせちゃったって落ち込んだんだよ」

「なんだ、そうだったの?」

「……なにも返せないって思うことなんてないんだよ。隼人は僕と美香の宝物だから隼人が毎日元気でいてくれることが一番なんだよ。辛いことがあって悲しんでる隼人を見ると同じように辛いけど楽しく毎日過ごしているところを見たら同じように嬉しいから。親が子供のことを愛するのは当然なんだから気にしないで良いんだよ」

「そうなんだ。わかった、じゃあ母さんには言わないでね」

「え、どうして?」

「愛情がどうのって恥ずかしいし」

「そんなことないと思うけどな」

「良いから言わないで。またマザコンだと思われちゃう」

「わかったよ、男同士の秘密だね」

「……ま、いっか。けど親父もわかったよ」

「ん?」

「親父が俺のこと好きなの。1番は母さんだと思ってたけど」

「昔も言ったのにな。忘れちゃうか」

「どうしてどうでも良くなっちゃったの?」

「どうでも良くなったわけじゃないよ。僕が隼人にたくさん愛情を伝えれば良いんだって思い付いたから」

「鬱陶しいんだけど」

「えーでもそれなら伝わるかなって思ったんだよ」

「ふーん……」


 親父はお酒が入ってなければ母さんや優菜さんほど喋らないし喋ったらよくわからないことばかり言うしよくわかんないと思ってたけど関さんや村岡さんと話してる親父は単なる親馬鹿だ。しかも見守る姿勢は見守る方も辛いみたい。


「親父は母さんが好きでしょ?」

「好きだよ?」

「母さんのことになると昔からすごく動揺したり慌てたりするんでしょ?」

「そうだね」

「でも俺のことも心配するんでしょ?母さんのことは自分でどうにかするんだよね?俺のことは見守り姿勢で、それってどっちが大変なの?」

「ええ?どっちもかな。けど大変だからって嫌じゃないよ。大好きだから心配するんだから勝手にヒヤヒヤしてるだけ」

「見守らない方が楽?」

「だからね……ってもう可愛いな」

「え、どこが?」

「引かないとこが。こうかなって思ったら頑なに引かないとこ」

「……そんな強情じゃないけど。俺が話さないでって言ったら母さんにも家族みんなにも関さんたちにも言わない?」

「言わないよ」

「じゃあ……なんで椿と別れたのか話すよ」

「うん」


 俺は母さんの言葉がきっかけで椿の目がキラキラしなくなってることに初めて気付いたことや好きなものを全部我慢して椿を変えてしまってどうしても俺の隣にいたら駄目だと思ったことを話した。


「酷いよね」

「そん「酷いと思うのにやっぱり椿の所に行きたいって思っちゃった。でも俺が椿の所に行きたいって思ってもみんな椿のことが好きだから守ってるんだ。椿に酷いことをしたから罰が当たってるのかもね。椿は静かな場所も好きだけど賑やかなのも好きだから1人で寂しくないかなとか困ったことが起きてないかなとか心配だし早く行きたいけど椿のことを守ってるみんなに無理に聞いたら無理矢理椿の世界に踏み込んでいくようなものな気がする。それじゃ駄目なんだよ、きっと。自分の力で自分でどうにか探して椿を見つけないと椿の隣にいる資格がないと思う。だから早く会いたいけど何年かかっても自分で探すんだ。親父も椿が好きでしょ」」

「う、うん……けど僕は隼人を愛してるんだけど」

「もう、わかったってば。それとこれとは話が別なんでしょ。椿は誰からも好かれる綺麗な心を持ってるから仕方ないよ。でも負けない、必ず見つけるんだ」


 家に着いて車を降りて家に入る前に呼び掛けられる。


「親父?なに?」

「はい」


 右手に握らされたのは鍵だった。


「なに?あ、これ車の?」

「うん、探しに行く日に使いな。電車乗っていくの大変でしょ」

「……ん?敵に塩を送るの?」

「話を聞かせてくれた対価だよ」

「なるほど……ありがと。言わないってことだよね」

「言わないよ。美香には特にね」

「きっかけは母さんだからね。けど母さんが気付かなかったら俺は気付けないままだったよ。それでも母さんはまた落ち込むだろうから言わないでね」

「うん、けど昴にはなんでも言っておいた方が良いと思うよ」

「そうかな……。最近また当たりが強いんだよ、噛みつかれるっていうか」

「だから言いなって」

「わかったよ」


 玄関のドアを開けようとしたらタイミングよくドアが開いた。


「おかえりー!!いつまで話してるのー!?中々入ってこないんだものー!!」

「ただいま」

「ただいま、美香」


 よし、見なかった。親父は帰ってくると出迎えにくる母さんとハグしてキスするのを毎日してる。親父と2人で一緒に帰ってくるなんて滅多にないから見るのは……見てないけど久しぶりだ。さすが俺の瞬発力。


「楽しかったのー?村岡さんのお店に行ったんでしょ?」

「そうだよ。母さん、今度村岡さんも関さんも昇さんも小林さんも木村さんも竜二さんも家に呼ぶから」

「あらあらあら!!そうなの!?会うの久しぶりだわ」

「母さん嬉しい?」

「もちろんよ!!特に村岡さん!!呼んだらいつも助けに来てくれるの」

「母さんそれ迷惑がられてるから止めてよね」

「え、そうだったの?」

「まあまあ、村岡くんはツンデレだから」

「そうよね!!可愛いツンデレだわ!!」

「違うと思うんだけど……」


 ああ、村岡さん苦労してたんだろうなと思った。









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