LOVE IS SFX
キキキッ!
私「さぁ、着いたぞ。」
私はようやく家に着いた。すると、、、、
シュタッ!
何者かが門から降りてきた、、、、。
家の門は武家造りになっていてかなり長く高い門だ。国鉄の社長ともなるとこの位の危機管理は趣味の内に入る、、、、。
私「何用だ!?」
男「難解の者です。日刊スポーツ社から伝言があります。」
私「言ってみろ。」
男「泣きじゃくり、41京。」
私「よし、わかった。もう何も言うな、、、、。」
私は周囲を気にしながら家に入った。
ガラガラガラ、、、、
妻「あなたぁ~、お帰りなさいまし。」
玄関を開けると私はとっさに妻を抱きしめた、、、、。
妻「あなたぁ、一体今日はどうなさったのぉ?」
妻が私の重圧のせいで肩で呼吸をしている、、、、。
生暖かい吐息が私に生きる有り難みをくれる、、、、。
私「今日はいろいろあってね、、、、。君の事が急に恋しくなったんだよ。」
♪ウェンザナイト、、、、ハズカム、、、、。
妻「もう、貴方ったらぁ、、、、。夕飯が冷めてしまいますヨ。」
私「ああ、そうか。じゃあ、食べようか。」
私は廊下を歩いて突き当たり右にある居間に向かった、、、。
妻の名前は清野久美、、、、。
年齢は私と15も離れている。
泣きぼくろがあり、実年齢より若く見えた、、、、。