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名呼びから来る勘違い

「うぃーっす」


 腑抜けた声を上げながら朝の教室へと歩を進める。

 まだ早かったのか人は疎らではあるものの、みんな元気に挨拶を返してくる。

 自分の机まで歩き鞄を上に置いて筆記用具や教科書といった今日授業で使う予定の物を取り出し、それらを机の中に突っ込んでいく。

 教室に不要な物を置かない主義の俺は毎日必要な分だけの教科書を入れ重たい鞄を背負って登校する。

 まあ、これは常に負荷をかけていればそれを取り除い時自分が自覚している以上に強くなっているかも、という漫画的発想によるものの後押しからやっている行動である。

 成果は今のところない。肩こりならするがな。


 教科書を入れ終えて鞄を横に掛けると暇になったので周囲を見渡す。

 ここにいるのは俺が高校生活残りの一年を共に過ごすクラスメイト達なのだが今回は結構当たりだった。

 まず今までの男友達の大半が一緒であったし悪友に近い女子達もこのクラスだ。

 この一年は友達に苦労せずにすみそうだ……。


 なんて考えていると目の前の椅子が引かれ、乱暴気味に座る者がいた。

 結んでまとめている色の抜けた長い髪が印象的な女子だ。

 服装が乱れていないことからそういった類の人種ではないとわかるが、髪の色があまり良い印象を与えないのは仕方のないことだ。


「おはよう美崎」

「あ、グリンピースか小さくて気付かなかったやごめんごめん」


 俺のすばらしい挨拶になんて返事を返してくれるんだこの女は……。

 そして言わせてもらうが俺は決して小さくはない。

 去年行った身体測定でも百七十センチは超えていたので平均より少し上くらいだろうか。そんなことだから俺が小さいというわけではない。いつものジョークだ。


 グリンピースというのは俺の不名誉なアダ名だ。

 中学生の時に緑の豆が食えないと残した際に誰かが俺のことを指差しながら言ったのが発端となっているらしい。

 またそのアダ名の存在を知る奴がたまたま同じ学校に受験していたらしく俺に断りなくアダ名を口にし、今では同学年すべての人間がこのアダ名を認知しており俺にちょっかいを出す際によく出てくるフレーズと化している。

 ちなみに彩もこのことを知っている。


「あいてっ」


 朝から聞きたくもないアダ名を口にする友人にチョップをいれる。

 不満そうな顔をしながらこちらに体を動かすと俺の机に突っ伏してきた。


「まあまあ良いじゃないのって、最近じゃこの名前を言う人も減ってきたでしょ? 私はアンタに忘れてほしくないからわざわざ言ってあげてるんだよ?」


 まるで自分は正しいことをしていると胸を張っているような物言いに対して再びチョップをしておく。

 今回のは少し痛かったのか片手で殴ったところを擦りながら唇を尖らせながら見上げてくるので、その視線から逃れるように今日の日程を確認しながら別の話題を変える。


「それにしても美崎も今日は早いな、何か良いことでもあったのか?」

「ん、まあね」


 言いながら毛先をくるくると指に絡ませる。

 こうして黙っていると美崎は友人として誇れるほどに顔が整っている。

 全体的に色素が薄く、ちょっとしたことで壊れそうに見える。それでも意志の強そうなはっきりとした大きな瞳と日本人らしからぬ高い鼻は彼女の強さを現しているように見え、可愛いというよりも綺麗という言葉が似合うような奴だ。

 身体も出るところは出て引っ込むべきところは引っ込んでいて、実に女性らしい体つきをしてらっしゃる。


 彩とは正反対の体つきだ。あいつは出るべきところも引っ込むべきところもすべて平坦で、言いたくはないが、諸説あるところの『まな板』というものなんだろうな。

 いや、俺としてはそんな彼女のことが好きなのであまり関係ないのだが……と何を考えているんだ俺は。



 気を取り直して髪を弄くる美崎に視線を向ける。

 女の子にはちょっとした変化に気付いてほしいと思うタイプが多いらしく、外見が良い美崎も例外なくその類のタイプに含まれる。というのは現在の行動を見ればわかる。

 あと彩にもこういう面倒な部分がある。

 いつもと違うアクセサリをしているのを気付かなかった時は丸一日口をきいてくれなかった。


 そういう苦い思い出もあるので気付かれないように観察していく。

 髪を弄くっているので髪に関することなんだろうが、その周囲も見ていく。

 女の子のアピールポイントは実に判り辛い。

 しかも休日を挟んでしまっているので記憶が曖昧になり余計わかりづらい。というか見辛い。


 それでも根気よく……探す必要もなかった。

 髪を弄くる指先を見ればすぐわかる。おそらくマニキュアを変えているのだろう。

 以前の物はもう少し発色が悪くムラもあった気がする。ラメも入っているので違うのは間違いなさそうだし艶が以前より増しているのでトップコートは別ブランドに変えている可能性もあるな。

 彼女から漂う香りも微妙に変化しているので香水……いや、シャンプー辺りを変えたのかもしれない。数種類持っていると聞いたことはあるが、今までとは明らかに違うので最近出た新作でも試してみたのかもしれない。

 女性を見る目などないので自信はないが、まあ言ってみるか。当たって砕けろ精神だ。


「そういえばシャンプーでも変えたのか?」

「あ、わかっちゃう?」


 美崎は勢いよく体を起こし笑顔を俺に向ける。

 正解だったようだ。ここから少しお世辞も混ぜながらいこう。


「あぁ、以前より艶が出ている気がするし毛先もよくなってると思っていたところだ。香りも違ってるし気付かないわけないじゃないか」

「そうなのよね。この前新しく出たシャンプーを試してみてるんだけど……」


 まあなんだ、喜んでいるなら別にいいんだ。

 だから男の俺にココナッツオイルとか硫酸塩エステルとかアミノ酸系界面活性剤だとか言われてもかなり困る。良い悪いの区別もつかないし、こちとらリンスも使ってないんだぞ。

 面倒な説明を聞く気もなかったので、そこまで自慢するならと髪に触れる。


「っと、まだ話が……もう」


 悪態吐きながらも止められることもなかったので遠慮なく触ってやろう。

 色素の薄いサラサラとした髪は確かに美しい艶もあって天使の輪が以前より輝いている。シャンプーを変えるだけじゃこうはならないだろうから、目に見えない努力の賜物かもしれない。

 指通りや毛先を確認しつつ大胆に触っていく。

 思わず顔を近付けた際は殴られることも覚悟していたのだが、待てど暮らせど一向に暴力がやって来ないので安堵して髪を解く作業を開始する。



 彼女の髪は本当に綺麗だ。

 外人の母親譲りという日本人らしくない髪色は見る角度によって様々な色に変化しキラキラと輝いている。

 本人もこの色は気に入っているようで、肌よりも髪のことをよく気にして手入れをしているせいか絹のように美しく一本一本に彼女の愛情を感じることができる。

 この髪に触れられるのも今年で終わりだと思うとちょっと寂しいものの、その持ち主は俺のことをからかって来るので尾を引くことはない。


「だいぶ伸びたな」

「ずっと伸ばしてるからね。もう少しで腰は超えるかな」


 ほう、もうそんなに伸びていたのか。

 ならばポニーにしてるのも頷ける。絶対邪魔そうだ。なんだったら後ろから付いてってずっと持ち上げといてやろうか。

 でもどうせ長いなら、彼女のそのままの姿を見てみたい。思ったが吉日、本日二回目の当たって砕けろ作戦だ。

 なあに、失敗しても失うのは精々午前中の授業までだろう。


「なあ美崎」

「ん……なあに?」


 美崎は髪を触られて気持ち良さそうに目を細めてだらしなさそうに返事をする。

 よしよし、これなら今から言う無茶が気に食わなくても拳一つで済ませてくれそうだ。

 意を決して今まで触れてなかった頭に直接触れ、怒られないよう慎重に猫に触れるように優しく撫でる。


「俺は美崎の綺麗な髪が好きだ。毛先一本一本から美崎の愛しさや優しさが表れていてずっと眺めていたいとさえ思う」

「……ほんとう?」

「本当だよ。でもそんな綺麗な髪をいつも頭のてっぺんで纏めてるだけなんて勿体無いじゃないか。今日くらいは髪を解いてみてほしい、美崎そのままの姿を見てみたいんだ」


 全身から冷汗を流しながらも顔だけは決して崩さない。

 付き合いが長い俺は知っている。

 彼女が自分の髪を邪険に扱われるのを最も嫌っていることを、彼女が体躯に合わない鋭い拳を持つことを、その鉄拳一つで意識を刈り取られたことが数度となくある事を。


 彼女の淡く繊細で美しく長い髪を見たいというだけでは大きすぎる危険かもしれないな。

 少しの沈黙のあと、先に動いたのは美崎だった。

 頭に置かれた俺の手を退かし、真っ赤な顔で怒りが込められた眼光をもって睨みつけてくる。

 しまった。褒めたつもりだったのに、何かを間違えたのだろうか。友人達よ、もし俺の意識が刈り取られたのならば後でノートを見せてほしい……。



 しかし心の中で天に祈る俺に対して美崎は唇をとんがらせると、すぐ席を立ち上がって足早に教室から出て行った。

 突然の出来事に呆然としつつも肩から力が抜け安堵の溜息を吐く。

 もう彼女の髪についてとやかく言わないよ、絶対。



「朝っぱらからイチャつくな、周りの目を気にしろ」


 美崎がいなくなったのと同時に背後から声がかけられる。

 振り返ると、俺を超える長身の眼鏡が立っていた。


「なんだデラックスか、居たんなら挨拶くらいしてくれればいいのに」

「デラックスではない、立津だ。それと、今の発言は柳ヶ瀬(やながせ)がお前との会話を中断させられるのが髪色を馬鹿にされる事の次に嫌っていると知ってのことか?」

「………すまん。それは初耳だ」


 美崎とは一年の頃からずっと同じクラスだったがそんな素振りは一切無かったはず……あ、いやあったかもしれない。

 彼女と話をしている最中に横槍が入るといつも変な雰囲気を漂わせていた。あと横槍を入れてくる男子にのみ裏拳や肘打ちをしていた記憶もある。


 いや、しかし、あれは俺に恐怖を植え付けるか不安を煽るための行為だと思っていたのだが、周りからはそんな風に見えていたのか。

 異性との会話を第三者の介入によって止められ不機嫌になる。これだけならまるで恋する乙女のような……いやあるわけがない。


 それは漫画的な考えだ。彼女は漫画に出てくるヒロインではない。ただ俺に恐怖を植え付ける行為を邪魔された苛立ちを相手にぶつけてるに過ぎない。

 そうだ、そうじゃなければなぜ今まで何もしていない俺が何度も意識を刈り取られなければならないのだ。意識している相手にできるような行動ではないぞ。

 あ、そういえばこいつさっきアホなこと言ってたな。


「そんなことより、俺が女の子とイチャイチャできる人間に見えるか?」

「見える。というよりもさっき『あの』柳ヶ瀬とジャレあっていたじゃないか」


 彼から見るとあの行為はジャレているように見えたらしい。

 馬鹿が、恋人同士が行うクソッたれな行為をしていた風に見える要素がどこにあるというのだ。

 どこからどう見ても猛獣相手に噛みつかれないことを祈り嵐が過ぎ去るのを待つ無力な人間にしか見えなかっただろう。俺同様、頻繁に彼女の餌食になっているお前なら理解してくれると思っていたのだがなデラックスよ……。


 立津は隣の席に座ると懐から手のひらサイズの青箱を取り出し、中から白い棒を取り出すとそれを咥えライターで先端に火をつける。

 そして俺に向かって青箱を向け、真似をしろとばかりに押し付けようとするのを嘲笑をもって返す。


「俺はシガレットチョコレート派なんだ」

「まだあんな甘い物を卒業できてないのか、高校生ならココアシガレット一択だろう」


 言いながら俺も内ポケットから白箱を取り出し、中の白い棒を一本取って口で咥える。

 吸うとチョコレートの甘い香りが口いっぱいに広がって唾液が出てくる。

 奴は馬鹿にしていたが俺はこのシガレットチョコレート一筋だ。ココアシガレットの元祖といえるだろうこの菓子は、オランダが生んだお菓子の中でも傑作の一つと数えてもいいだろう。


 立津と俺は一息吸って白い棒を口から外すと、ゆっくりと息を吐く。

 気分はもう酒場のカウンターで飲み交わす喫煙者共。

 時計を見てまだホームルームには程遠いことを確認し、改めて向き直る。


「突然だけど、話があるんだ」


 ここからは真剣な話だ。

 遅かれ早かれ確認は取らなければならないと考えていたのだ。

 俺のただならぬ空気を感じたのか、彼は姿勢を正して顔を真面目なものに変える。

 聞く体制に入ったのを見て重い口を開ける。


「なあ、なんでみんなは俺と美崎をくっつけたがるんだ。あれか、面倒事を押し付けようとしているのか」



 これは最近知ったことなのだが、何やら俺と美崎のことを知る者達が協力し俺達を付き合わせようとしているらしい。

 最初はまさかと疑ったものの、信用ある筋の者にゲームを握らせる交渉をしたところペラペラと喋ってくれた。


 ……しかし、よくそんな馬鹿な考えが出てきたもんだ。

 俺が美崎に殴られるのは去年から日常的に行われるため普段見ているだろう。一番彼女を恐れているのは俺だと自信を持って言えるくらいにはボコボコにされてる。

 だというのに誰もそのことを問題にも思わず俺を彼女にぶつけているらしい。誰でもいいから止めてくれなかったのだろうか。


 俺の言葉を聞いた立津は露骨に驚いた顔をしている。

 豆鉄砲をくらった鳩のようだ。

 一度ココアシガレットを吸うと次は馬鹿にしたような顔になる。


「いつ頃から気付いていた」

「たしか二日前だ」

「なるほど……やはり馬鹿だったのか。もっと早い段階で気付いていると思っていたのだが、お前を過大評価し過ぎていたようだ」


 さすがの俺でもそこまで馬鹿にされるとイラついてしまう。

 ココアシガレットを咥えてる奴が何を言うか。

 シガレットチョコレートの良さに気付いてから出直してこい。


「俺は多分一番仲が良くないと思う、いっそ嫌われているぞ。誰だ俺と美崎が付き合えるとか勘違いした奴は」


 今はまともになった方だが、一時期は顔を合わせる度に意味もなく殴られていたもんだ。

 俺の中での彼女の評価は『綺麗だけど清廉潔白な俺を無遠慮に殴る暴力女』で固定されている。

 いっそのこと昔の彼女に戻ってくれれば……よそう、身勝手すぎる。ちょっとでも昔を思い出すなんて、彼女に失礼だ。謝罪としてまた何か献上しておこう。


 罪悪感を傍に置くため白い棒の包装を取り除き一口で食べ、新しい棒を口に咥えてスマホをいじる。

 立津は人前で失礼な行動をとる俺を咎めず、一緒にスマホの画面を覗き込む。


「何してんだ?」

「……美崎の前を思い出したから、謝っておこうと思ってな。俺が謝罪したところで拳は飛んできそうだから、物で気を反らす」


 見ていくのは女の子が好みそうな流行の代物たちだ。

 菓子で気を反らすことはできるが、一番付き合いの長い俺が、一番やっちゃいけない行為をしたんだ。そのことを意識できるよう形の残る物を贈りたい。

 一年生の殆んどをバイトに費やし碌に遊んでいないので余裕はある。親からの仕送りや遊ぶ用の貯金にまで手を伸ばさなくとも普通に生活できる自信はある。逆にやりたいこともないので現在お金の使い道の大半が友人達へのプレゼントだ。


 美崎には誕生日プレゼントと称する嫌がらせを何度か行ったことがある。

 嫌がるものの飾ることもできず、しかし捨てるには勿体無いと感じる物を何点かだ。

 もちろん効果は絶大だった。

 くくく、今でもはっきりと思い出せる。貰った時の驚いた顔と怒りで顔を真っ赤にする姿。と、顔面に飛んできた鉄拳。


 しかし、そう考えてみると彼女のことをまともに考えて贈ったプレゼントの方が少ない気がする。

 プレゼントで気を使う相手なんて男連中と綾か陽菜さんくらいだ。

 それに今回は謝罪のための献上品だ。

 ……あれ? そもそもどんな趣味してんだ?


「悩んでいるようだな、助言をしてやろう」


 早く話を戻したいのか、仏のようなポーズをとり首肯を促してくる。

 やおら頷くと、立津は親指と人差し指で作ってあった輪っかに人差し指を指す。


「柳ヶ瀬は八号だ」

「買わねえよ、あとそのハンドサイン見る人によっては下品だと受け取るからやめとけ」


 否定したが案外いいかも知れない。

 そのまま渡して気持ち悪るがれるのは回避したいし時計にしよう。陸上部のくせして時計とか持ってなかったし、考え始めると良いアイデアだと思い始めてきた。

 よし、問題も解決したし話を軌道修正だ。


「あー、で。俺と誰が付き合えるって勘違いしてたんだっけ」

「お前と柳ヶ瀬が、だ。勘違いしてるのは一年からお前と柳ヶ瀬が関わってきた人間とそれを遠巻きに見てきた全員だ。教師連中も足していい」

「……範囲広すぎないか?」

「自分の行動を振り返り、なぜそうなったかを考えろ」


 そんな投げやりは困る。

 正直ここまで被害が広がっているなんて思いもしなかったし、これはさすがに美崎が可哀想だ。

 好きじゃない奴とそういう関係になるだろうと、まだ可能性ではあるもののそんなことを考えてる奴らが近くにいて、全員がずっと勘違いしてるだなんて、俺はともかく美崎は嫌がる筈だ。


 もう集団イジメとかいうレベルに近いかもしれない。

 これは心の弱い彼女には重すぎる話だ。

 この事実を彼女が知れば、翌日撲殺された俺が見つかるなんていう笑い話にもならないことが起こる可能性もある。

 そんな笑えない話が万に一つ起こらないためにも、俺がなんとかその馬鹿共の誤解を解かなければならない。



 美崎のあんな顔は二度と見たくないから。

実際、女性の違いを探すのは難しい

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