表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
片恋ストーリー  作者: 丹
4/7

絶対にあげない。

今回は、温→夏至君。


温→夏至→夏子→冬至→(一番前)と言う順で続いています。設定が好きです。お好きな順番で見て下さいね。

片恋ストーリー





温→夏至の場合。





昔からチヤホヤされてきた。女友達より男友達が多かった。

だって女友達は私に嫉妬するから。

女友達との仲を取り持とうとすると私に惚れてしまう。


それより男友達の間に取り合いになるのが見てて楽しかった。

温は俺のだとか、幾ら何でもないだろうという甘いデートにくどい台詞。

今は亡き旦那だけど、実は夏子とそっくりだった。


喋らない。女の子の喜ばせ方が分からない。滅多に笑わない。

流石親子。




私はいつの間にか彼に夢中になってたんだ。

彼は甘えた声を出しても落としたフォークを拾ってはくれなかった。

「自分でしろよ」は当たり前。だから、女の子が出来たときは娘に嫉妬したわ。

旦那は案の定ころっと変わって笑うようになった。

屈辱的だから嫌がらせした。

どんな嫌がらせかは言わないけど、段々夏子は愛情を受け取れてなくなってきたのか、旦那が亡くなった頃には笑わなくなった。

私から見ればしてやったりだけど、面倒を見なきゃいけないというのが面倒くさい。

夏子は私に話しかけなくなった。


私の今の思い人…というより狙ってる夏至君にあれだけ好かれてるというのも気にくわなかった。

だから、わざと夏子が好きな冬至君を2人きりの時に部屋に上げた。

夏子には思わせぶりなことを言って、それをせせら笑う。


冬至君は私の表の顔にベタ惚れだ。

夏至君は私の表の顔を理解し、裏側を拒否した。


夏至君は夏子のどこがいいのだろう。

私はこんなに魅力的なのに…って思っちゃったわよ。

逆に冬至みたいな単純な男に落ちる夏子もびっくりだけどね。


「夏至君…」

私は夏至君の写真を枕元に飾る。

どんなに足掻いても貴方を手に入れてみせる。

絶対夏子なんかにはやらないからね。

いかがでしたでしょうか?これで完結です。お好きな順番で堪能して下さい!ここで完結です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ