表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
88/176

81

本日3回目のログインです。



さっそく道具師の試練に行ってみよう。

そしたら一回ホームへ帰って畑に水まかないとね。


入口から試練の部屋に飛ぶとウーナさんが出迎えてくれた。そしてrankAのハンマーを作る。問題なく作れたようだ。


「お疲れさまです。どれもrankAが作れているので大丈夫そうですね。試練クリアです」


「ありがとうございます!」


「ではハナさんにはこちらをお渡しします」


貰ったのはレシピのようだ。

何々……ハンマー改?


「これはハンマーを改良したもののレシピです。このハンマーを使うと効果が付与されるので試してみてくださいね。では、次の試練に進みますか?」


「お願いします」


むむ?効果が付与ってどうゆうことだろう?素材を合わせなくても効果が付与出来るってことなのかな?


何だか凄そうです。

やっと鍛冶もランクアップしたし、この後親方のとこ行ってみようかな?


考えている間に視界は暗転し次の部屋についたらしい。


ウーナさんと同じようなつなぎを着た少年が立っていた。


「お、お客さんか!俺はドゥオ、よろしくな!」


「ハナです。よろしく」


「ここでの試練は針のrankAを連続して5個作って貰うことだ」


げ、針なんてそれこそ作ったことないよー。


「まだ無理そうなのでまた来ます」


「そっか?じゃ、またな!」


そして入口に戻って来ました。

また職人系の道具ということはハンマー改みたいに針改になるのかな?


ルルさんにはお世話になってるし早く試練クリアしてプレゼントしようかな?

ハンマー改もrankA作れるようにしてニーナさんにプレゼントしよう、うん、そうしよう。だってお世話になってばっかで何も返せてないもんね。


そうと決まったら親方のとこ顔だして今回はハンマー改を作りましょう。


まっちゃを召還してから一度ホームによって畑に水をあげます。

そういえば〈農作〉に★がついていたのでランクアップましょう。


〈農作〉

ーーーーーーーーーー


レベル上限に達しました。SPを使い上位スキルを取得しますか?


→農業(SP8)


ーーーーーーーーーー


勿論取得です。

なんと〈農業〉になると木も育てる事が出来るらしい。

木の種も実をとることで手に入るらしいので集めてみよう。レッドベリーの種を手に入れれば畑で収穫出来るってことじゃないですか!


そうか、ランクアップしてなかったから今まで種がとれなかったんだね。他のフルーツの種もとってこよう。


まっちゃもレッドベリーが作れるようになったのを知ってテンションがあがってます。

い、いや、ちょっと落ち着いて!

頭の上で暴れないで!


すぐにレッドベリーの種を取りに行こうと飛び出したまっちゃを捕まえてなんとか説得して落ち着かせた後水あげをしてシアに来ました。


ごめんね、種はまた今度ね?




工房に入ると前回と同じように皆さん必死でハンマーを振るってます。


「こんにちはー」


少し離れたところで弟子達の様子を伺う親方に話し掛ける。


「……ふんっ。ちったぁましになったようじゃねぇか。まだまだひよっこだが、この工房に自由に入るくらいは許してやるよ」


「ありがとうございます!私はハナって言います!よろしくお願いします!」


おおー!ちょっとは認めて貰ったってことだよね!?

何だか私も弟子になった気分!


「……俺はジョーイだ。どうせきたんなら嬢ちゃんの作ったもん見せてみな」


「は、はい」


今一番良くできた魔刀を出す。

一応rankAだけど、ERもあげてないし他の素材を組み合わせてないからまだまだなんだけどね。

素材はクリスタル鉱石で作ったもの。プラチナ鉱石より加工が難しいんだよね。

これって鉱石?って思ったけどちゃんと加工できました。透き通った刀身ができたので驚いたよ。


「……まぁまぁだな。だが組み合わせがよくねーな。この効果を付けるならもっといい鉱石があっただろうが」


そうなのだ。

魔力水と鉱石の相性があるらしくこのクリスタル鉱石で魔刀を作るとどう頑張っても魔力斬の効果が+1になる。ホワイト鉱石で作ったものには効果が付かなかった。


「ま、筋は悪くねーな。この魔力斬と相性のいい鉱石は無くはないが……」


「え?プラチナ鉱石より相性のいい鉱石ってあるんですか?」


まぁ、まだダマスカス鉱石でも打ててないからあってもおかしくないよね。


その他にもミスリル鉱石とかヒヒイロカネ鉱石とかあるらしいし。


「そんなもんと比べ物にならないくらいのもんさ!ま、あったとしてもお前さんの腕じゃ打つのは無理だがな」


ま、そうだよね。

やっとランクアップしたばかりだしね。


「どんな鉱石なんですか?ちょっとだけ教えてください!」


だって気になるんだもん!

まだ加工出来ないとしても目標として知っておきたい。


「そんなん言ってる暇があったら腕あげろ!……といいたいとこだが、お前さんも頑張ったようだから教えてやるよ」


「ありがとうございます!」


「そいつは伝説の鉱石って呼ばれてるもんだ。それは採掘でとれるものじゃないらしい。とある鉱石10個の先にあるもんなんだとよ。わかったらとっとと腕あげてこい!話はそれからだ!」


「は、はい!」


鉱石の先って何だろう?

うーん、先ずは10個の鉱石ってやつを調べなきゃだね。


せっかく来たので工房にいる人に話を聞いてみた。休憩になったところを狙って話しかけてみる。


お弟子さんは8人いてそれぞれに話を聞くと、どうやら得意分野が別れているらしい。


火系の素材や効果をつけるのが得意な人や水系が得意な人、それぞれの属性に別れていた。

が、何故か光と闇は1人で行っていた。他は1人1属性なのに。


「何でコウヤさんは2属性が得意なんですか?」


「ああ、この2つは相反する属性なんだけどね。その2つをどうにか組み合わせれば面白いことができるんじゃないかと思って、どうしたらうまくいくか試しているんだ」


光と闇の担当はコウヤさんといって優しい厳ついお兄さんだった。


「面白いですねー!私もやってみようかな?」


いつかは属性とか効果のあるものを付与しようと思ってたけど選択肢が多すぎてこれっていうものがなかったんだよね。組み合わせられるって面白そうだよね!


「本当かい?さっき親方と面白い話してたみたいだし、ハナちゃんならあの組み合わせも出来るかもな……」


「え?」


「ま、今は鍛冶師として腕をみがくことだね」


やっぱりレベルが足りないということなのだろうか?それともあの伝説の鉱石を扱えるようになったら教えてくれるのだろうか?


考えても分からないのでとりあえずレベル上げてみよう。


今回はハンマー改を作る予定なのでバザー広場で買い物してから帰ろうかな?





ウォルターニアのバザー広場で物色中です。

とりあえずハンマー改の材料は揃ったので良かった。因みに材料の一つはダマスカス鉱石なのでお金が驚ように飛んで行きます。ダマスカス鉱石は売り出されていても結構すぐ売れちゃうのでそこまで多くは買えなかったけどね。


「お~!ハナじゃん!」


「あ、ヤト!」


「まっちゃも元気か~?」


「きゅきゅっ!」


「いいところに!ダマスカス鉱石ある?」


丁度今屋台を開くところだったヤトと遭遇した。

今は私の頭の上にいたまっちゃを抱きあげてわしゃわしゃしている。


ヤトというのは採掘師でないととれない鉱石があると教えてくれたお姉さんです。

お姉さんといっても実際は同じ年らしいんだけどね。あの後もちょくちょく鉱石を買ってたので仲良くなりました。

ヤトもソロらしくサバサバした性格なので何となく気があったのでした。

話を聞いたら、ストレス発散でこのゲームやっているから戦闘ばかりやっているらしい。消耗品は全部買うんだって。私とはまるで反対だよね。


「今から売るとこだよ。また買うの?」


「だってあんまり売ってないから買いためとくの。あれ?これ初めて見るね?」


商品の中にオリハルコンというものが並んでいた。


「あぁ、魔族の里の近くでとれたやつだよ。これも採掘師じゃないと手に入らないらしいよ」


「へー……高いなぁ。でもレアそうだから買うね。あとはこれとこれと、これも」


「まいどあり~!」


トレードで買い物する。うぅ……また稼がないと。


「ねーヤト、採掘師でしかとれない鉱石っていくつくらいあるの?」


「う~ん。最近リルマの近くでとれたのとあわせて、確か10個だったかな?


「10個……」


もしかしてこの10個の鉱石が伝説の鉱石の鍵になる?


「ヤトは全部採掘したことあるの?」


「もっちろん!リルマにはもう行ってきたしな。そこでとれるのはリライト鉱石っていう鉱石だよ。この前売っちゃったから今は手元にないけどね」


「そっかー……。何かこれからその10個の鉱石が必要になってきそうなんだよね。またとれたら買うからよろしく!」


「ハナはお得意様だからな~。頑張ってとってくるよ!」


そしてヤトに別れを告げホームに戻る。

その後はハンマー改の作製をした。

まっちゃはすっかりトラウマを克服し炉の前に陣取っている。


基本的にハンマーの作り方と一緒だったけど使う鉱石が違った。

ハンマーは鉄鉱石で作ったんだけど、改はダマスカス鉱石で作るらしい。


始めにダマスカス鉱石を炉に入れて精製してインゴットにする。そしてそれをまた炉で柔らかくしてハンマーの型に入れる。

この時に火焔竜の鱗を埋め込む。


火焔竜は火山地帯にいるモンスターで結構強いんだよね。この鱗を埋め込む作業はハンマー改しかないのでこれで何か変わるのかも。


型にしっかり流し入れて冷やして型から出してからヤスリで形を整える。

これで完成!


ーーーーーーーーーー


ハンマー改

rankF


鍛冶に使う道具

追加効果付与可能


ーーーーーーーーーー


ん?ん?ん?

どういうこと?

付与可能ということは付与しないことも出来るってこと?


試しにハンマー改で刀打ってみようかな?



ということでダマスカス鉱石で刀を打ってみた。ついでに魔力水も使って作ってみる。


すると火造りに入る前に急にウィンドウが開かれた。


ーーーーーーーーーー


・LUK

付与しますか?


YES/NO


ーーーーーーーーーー


なんと、こういうことですか。

せっかくなのでYESを選択。


するとハンマーがピカリと光ってウィンドウは消えた。


このまま作業続ければいいんだよね?



そして出来たものがこれです。


ーーーーーーーーーー


魔刀

rankF

ER:classF 100%


STR+10

LUK+1

※魔力斬:固定ダメージ+30


ーーーーーーーーーー


本当にLUKの効果がついている。

+1なのはrankのせいかな?

それともハンマー改のrank上げたら効果が上がるのかな?


ま、ハンマー改をrankAにしてみればわかることですね。

でも材料の在庫が不安です……今まで買いだめしたのが結構あるからハンマー改作るのには問題ないと思うんだけど……刀作るのには足りなくなりそう。バザー巡りまたしてこないとな。


ジーンのところから買ってるのは主にお薬の材料がほとんど。鉱石とかはやっぱりクランで使うのでなかなかこっちに売るまで余裕がないみたい。


なのでバザー巡りなんです!

ま、ヤトも結構頻繁にいるので手に入らないことはないんだけどね。


うーん……今度ヤトに依頼とか受けてくれないか聞いてみようかな?


残りの時間はお店開くまでハンマー改とお薬の作成でした。

ハンマー改のrankは2つ上がってDまでいった。

道のりは長そうだなぁ。


お店を開いてお薬が全部売り切れたので今回はおしまいです。



ーーーーーーーーーー


name : ハナ

tribe : フェアリー

level:48


HP : 570/570

MP : 643/643 (+143)


STR : 70 (+45)

VIT : 67 (+55)

AGI : 67 (+53)

INT : 65 (+20)

DEX : 70 (+20)

LUK : 22 (+10)


AP : 0

SP : 20


【スキル】

〈採師〉Lv.14〈鑑定士〉Lv.18〈魔導陣〉Lv.19〈成長〉Lv.10〈抜刀術〉Lv.15〈二撃流〉Lv.10〈舞踏〉Lv.9〈MP++〉Lv.23〈農業〉Lv.1〈錬金術師〉Lv.31

[控え]

〈鍛冶師〉Lv.1〈道具師〉Lv.27〈料理師〉Lv.5〈釣り〉Lv.29 〈細工〉Lv.26


【称号】

フェアリー族の加護:DEX+10

世界樹図書館を開放せし者:全ステータス+10


【売買】

商人Lv.37


【装備】

武器:桜花刀 STR+35 , AGI+18

防具頭:布リボン VIT+10

防具上衣:中振袖(赤紫) VIT+20

防具下衣:袴(藍) VIT+15

防具鎧:なし

防具手:なし

防具足:下駄(足袋付) AGI+25

アクセサリー(最大6個):魔法陣ホルダー・使い魔の指輪 ・数珠型グリフォンブレスレットINT+10


ーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー


name : まっちゃ

tribe : グリフォン〈亜成体〉

level : 23


HP : 820/820

MP : 700/700


STR : 22

VIT : 20

AGI : 20

INT : 30

DEX : 20

LUK : 10


AP : 0


【スキル】

〈治癒〉Lv.6〈探知〉Lv.20〈牙〉Lv.7〈風魔術〉Lv.3〈縮小〉Lv.7


【装備】

アクセサリー:リボンネックレス


ーーーーーーーーーー





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ