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本日2回目のログイン。


まずは畑の収穫と種まきをしてからリルマへ飛ぶ。コツコツと合成の練習をして今では5種類の合成なら失敗しなくなっている。肥料のrankはCまであがった。

6種類の合成も出来るのだが、まだこっちは手付かずです。

どうやらレベルが5あがる度に合成できる数が増えるらしい。そして合成する数が1つ増える度にMPも10増える。早く失敗しなくならないと……。


最近世界樹図書館にも行ってないから行ってみようかな?


ま、今回はリルマの散策です。

最近頑張ってたし少しくらい遊んでもいいよね!


まずはマーケットを覗いてみましょう。

そこには様々なお店が開かれていた。中には今まで売ってなかったフィールドでとれる食材を扱うお店もあった。

食材は市場みたいに売り出されているものが多かったが、武器屋や防具屋など店舗のところもあった。


そして歩いていると食材を売る店が並ぶ中に、なかなかに目立つ格好の人がいた。いや、NPCなんだけどね?


青いオーバーオールに白い半袖Tシャツ、つば広の麦わら帽子をかぶって、首に白い手拭いを巻いている。


どっからどうみても農業を営むおじさんです。


「こんにちはー。私はハナって言います。おじさんは何を売ってるんですか?」


「こらまぁべっぴんさんだなぁ!おらぁタゴサクっていうだ。畑さまく肥料や種売ってんだぁ」


「肥料!?」


「んだ。普通の肥料と高品質肥料の2種類だ」


「高品質肥料!?」


初めて畑系のお店に出会えた!

しかも肥料を売ってるだなんて!


両方rankはCみたいだけど、高品質肥料が気になるー!


「高品質肥料はいくらですか?」


「1個5000ギルになるべ」


「え?そ、それ1個で種いくつ分になるの?」


「勿論1つにきまってるだよ?」


た、高すぎない!?

しかもrankCでしょ……。


「これってタゴサクさんが作ってるの?」


「当たり前さ。おらが作ったもん売ってるに決まってるべ」


「私もこの高品質肥料の作り方が知りたいなぁーなんて……」


「ハナさんは同業者かぁ」


「いやいや、自分の畑をもっと良くしたくてね?肥料は作れるんだけど、その先は作ったことなくて……」


「なるほどなぁ。うーん、本当は企業秘密だけんど、おらの言うことが出来たら特別に教えてやってもいいべ」


「本当に!?」


「本当だ。ハナさんも肥料作ってるって言うしなぁ。畑を愛するものに悪いやつはいないべ」


「タゴサクさんありがとう!」


「んだんだ。じゃぁ、rankAの薬草を10個さ持ってきてくれねぇか?そしたらハナさん

を認めて高品質肥料の作り方を教えるべ」


「わかった!また来ます!」


ーーーーーーーーーー


クエスト

『タゴサクに認められろ』

クエストを受けました


報酬:高品質肥料の作り方


クエスト出現条件:肥料自作

自分の畑を持っている


ーーーーーーーーーー


薬草のrankはまだCまでにしかなっていない。

肥料のrankあげれば育てるもののrankも上がるのかな?

肥料なしでも試してみたが、やっぱりrankCの薬草が出来たんだよね。ただ、肥料使った方が育つのが早いのだ。

ま、肥料のrankあげてみればわかるか。


rankをあげるためにはまず錬金術師のレベルをあげなきゃだね。

お金も必要だしお薬売りを頑張りましょう。


そのあともマーケットのお店を色々見て回った。

その中に錬金術のお店があって、今まで作ってきた火薬とかストーンとかの素材が売られていた。でもrankCなので結局は自分で作ることになるのかな?


蘇生薬のリバースポーションも売っていたので買おうと思ったら売り切れだった。凄い勢いでお客がやって来て買っていったらしい。


残念……。


他には何かないかなと思ったら怪しい塗料というものが目に入った。そう言えばまだ塗料は買ってなかったと思って購入。色は9色あった。とりあえず青と赤と黄色を購入しましょう。色の三原色っていったらこれでしょ。混ぜられるかは別として……。

ただの塗料ではなく『怪しい』がつくのは何でかと思ったら、魅了の効果がある塗料らしい。これでルアー作ったら入れ食い状態になるんじゃないでしょうか!?あとで試してみよう。

これもrankCだったので今度塗料のレシピ探してみよう。惚れ薬と合成か、若しくは作製課程に幻草とか混ぜて作れば出来そうじゃない?


「すいません、これください」


「はい、4500ギルになります」


店員のお姉さん、ルーマさんにお金を渡す。

金髪美人のお姉さんだ。

薄ピンクのワンピースがすんごく似合ってて可愛い。ルーマさんが鍋混ぜながら錬金してるのかな?……に、似合わない。


「リバースポーションって次入荷するのはいつになるかわかりますか?」


「そうね、一応10日後に売り出す予定だけど、数は少ないわよ?材料が珍しいからなかなか作るの大変で」


「そうなんですか」


「そうなの。最近冒険者が急に増えたから商品が品薄で困るわ」


何かすいません。


「それにうちの目玉商品も作業する人が居なくなって作れないし。本当困ったものね」


「目玉商品って何ですか?」


「あぁ、今店には出してないけど転移石っていうのを売っていたのよ」


「転移石!?それってどこでも転移出来るってアイテムですか!?」


「え、ええ。どこでもって訳でもないけど、決まったポイントへ転移出来るアイテムよ。見たことあるかしら?」


「はい、以前ウォルターニアの不動産のお兄さんが使っているのを……」


「あぁ、ジョンはうちの常連さんだったから。早く入荷してって今でも連絡くるわ。彼お客さんを案内して帰るのにいつも転移石使ってたから無くなると困るらしいわね」


「その転移石を作る人が居なくなっちゃったんですか?」


「いることはいるんだけど、ある病気でMPが枯渇状態なの。それだと魔法陣も刻印出来ないから居ないのと同じ状態なのよ」


え?転移石って魔法陣で作るの!?


「私も魔法陣使えるのでお手伝い出来ますよ?」


「……ごめんなさい。ありがたいのだけど貴方のレベルだとまだ魔法陣の刻印はできないの。でも彼を直す薬の材料を持ってきてくれたら助かるのだけど……」


「何をとってくればいいんですか?」


「砂漠にあるシアという街があるのだけど、そこから真北にいったところにあるオアシスに奇跡の水というものがあるそうなの。それを持ってきてくれれば彼を直す薬が作れるはずなの」


「わかりました!じゃ、また来ますね」


ーーーーーーーーーー


クエスト

『オアシスから奇跡の水をとってきて!』

クエストを受けました


報酬:『アイテム化』アーツ


クエスト出現条件:魔導陣スキル取得


ーーーーーーーーーー


ん?この報酬は何だ?

てっきり転移石の作り方を教えて貰えるんだと思ってたけど、どうやら違うようだ。


うーん、ということは転移の魔法陣は他で手に入れないとなのかな?


やっぱり世界樹図書館かな。

行ってみよう。





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