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本日3回目のログインです。


20時からイベント開始のセレモニー?があるのでちょっと時間より早めにログイン。


そして現在ジュースを飲みながらまっちゃとお風呂に浸かってまったり中です。


このジュース、オレンジと前回のログインでとってきたポコポコの果実を合わせて作ってみたんですが、なんと炭酸ジュースになったんです!


オレンジの炭酸ジュースです。

ファ○タみたいで美味しいー!

お風呂に浸かりながら飲むと格別ですね。


おっと、そろそろ時間だな。


くるくる回って遊んでいたまっちゃを引き寄せて、視線は湖の上に広がる青空へ。


時間になり段々と青空から夜空へ変わって行く。


そして完全に夜になった時それは始まりました。


「わぁー!」


「きゅきゅっ!」


空にちりばめられてた星達がいっせいに流れだし、流れ星となって大地に落ちる。


都会の街ではこんな景色なかなか見れないのですっごい興奮しました!


星が流れる空をバックにまっちゃの撮影会です。

セルフタイマー機能というものもあるらしく、まっちゃとの2ショットもゲットです。


そんなこんなで流れ星も終わってしまったのでお風呂から出ますかね。


10日後の公式イベント本番に参加するためには今落ちた流れ星を10個集めなければならないらしい。

星はモンスターを倒したり採取や採掘で見つかることもあるんだって。


せっかくだし参加してみますかね?


ということで先ずは数珠の完成を急ぎましょう。それと特化魔法陣も作って、ポーション系の補充も必要だもんね。


明日からはレベルあげ予定なので今回は準備にあてましょう。


お風呂から出て畑の水まきをしてから地下にこもります。

最初に魔結晶(極小)のrankあげを終わらせる。


魔結晶のrankあげたんだけど……。


ーーーーーーーーー


魔結晶(極小)

rankA


魔法陣10回使用可能

同魔法と比べ威力3倍

※使用限度5回


ーーーーーーーーー


効果は変わらなかったんだけど、使用限度の回数が減ってしまった。大きいとそれだけ耐久度があるってことなのかな?


魔結晶を作る時は一回毎に魔力水を作ってるので効果は減ってないんだと思う。魔力水、一回使うと普通の水になっちゃうんだよね。魔力水はうっすら紫色に光ってるので、水に変わると一目でわかる。

錬金セットと道具作成セットは隣同士なのでいつも魔力水を作る布の上で浸ける作業をしています。だって持ってくるの面倒くさいし。


まぁ、rankAになったのは喜ばしいことだよね。

威力が落ちてないだけで助かるし!


よし、では次は針金のちまちま作業に入ります。

これが終わったらバザーで材料買い漁ってこよう。


っと、集中集中……。




気づいたらゲーム内時間で半日以上たってた。

おおぅ、いつの間に……。


でも集中して作ったお陰でrankAの数珠が出来ました!

rankFと比べると見た目が断然綺麗になりました。

魔結晶を繋ぐ金具も歪みがなくなり目立たなくなったので本当に数珠みたい!


それに……。


ーーーーーーーーーー


数珠型ブレスレット

rankA


魔道具

※魔法陣の威力10%増加


ーーーーーーーーーー


なんとrankAで効果がプラスされました!

魔法陣の威力ってあるから、魔道具の効果って事だよね?


これで特化作れたら更に威力アップですね!


今度は効果を付与出来るようにも考えよう。一番はまっちゃの肉球マークが入れられたら良かったんだけど。


魔法陣は魔法と同じでINTに威力が依存するみたいなんだよね。使う魔法紙で威力が変わるのは勿論なんだけど、もとになるダメージ量はINTが高ければ多くなるみたい。


だからINTが増える肉球マークはぴったりなんだよね。


今度色々試してみよう。


じゃ、お出かけしてお買い物です。

お薬の材料はあるから、魔法陣とついでに鍛冶の材料も買っちゃおう。


もう買っちゃいます!

どっちにしろ私じゃ手に入れることは出来ない鉱石があるんだもんね。どうせ買うなら他も買ってもいいんじゃない?


バザーで色々探して買いながら歩く。

すると目当ての鉱石を見つけた。


「石英とダマスカスください」


露店のお姉さんにお願いする。


「毎度あり~!いつもありがとね!今度はこれ買ってくんだね?」


よく見るとこの前この鉱石は採掘師を持ってないと手に入れることが出来ないと教えてくれたお姉さんだった。


「あ、この間の!自分じゃとれないってわかったんでお金貯めて買うことにしたんですよー」


「なるほど。こっちも買ってくれると助かるからありがたいけどね。じゃ、トレードするよ」


「はい」


「あたしが売るのは鉱石ばっかだからまたよろしくね~!」


何で私が同じ人物かわかったのか聞いたら、こんな和服姿で使い魔連れてる人なんて他にいないって言われちゃった。

……最近馴染みすぎて自分の格好が浮いてることを忘れていた。


何となくまたこのお姉さんから鉱石買うことになりそうな予感です。




とりあえず必要なものは揃ったので一旦ホームへ帰ります。ログイン時間の最後に屋台開きたいからそれまでに魔法紙とお薬作っちゃおう。


今回屋台で売るのはハイポーションとMPハイポーションとリカバリーポーション。


リカバリーポーションは3000ギルで売る予定です。ニーナさんからメールで連絡がきてたのでそのまま採用です。私にはやっぱりそこら辺のさじ加減がわかりません……。


種類を絞ったのは作る時間がないのもそうだけど、他でも売ってるのは売らなくてもいいかなと思って。


ではでは作業開始です!


今回は特化魔法陣だけ作ればいいので楽チンだ。お薬も自分の作るついでに商品を作る感じなのでそこまで手間ではない。


ゴリゴリするの好きだしね。

まっちゃも踏み踏みしてくれるし!


集中してると時間がたつのは本当早い。

もうログアウトまであと1時間を切ってしまった。




商品も出来上がったし、では久しぶりに老婆に変身です。


まっちゃはお留守番なので送還します。


じゃ、行きますかね?




どこで屋台開こうか迷ったけど、やっぱりいつもの場所が落ち着くのでウォルターニアのバザー広場にしました。


転移台に現れた瞬間、周りの視線が痛かったが気にしてはいけません。

バザー広場に行くうちに何となく気配を感じて振り向いたら何人か列になって着いてきてました。


び、びっくりしたー……。

何か怪しい集団みたいじゃないですか。


逃げたりしないので、それ、やめません?


ま、そんなこと言えるはずもなく、というか面倒だったので放置です。

いつもの場所に着いたら屋台を出して先ずは設定です。初めて売るものばかりだもんね。


ニーナさんが考えてくれた値段で設定して、以前のように1人10個までの張り紙をしておく。


よし、ではopenです。


今回はそんなに時間がなかったので商品は少なめです。各50個ずつ。


でも、その数に対して並んでいる人が多いように思える。


1人10個は多いかな?5個にしとく?

20人くらいは並んでる気がするので紙を1人5個までと書き直した。


では開店です。


「いらっしゃいませー」


「ラピスさんまたお店開いたんですね!この前の騒ぎの後また見なくなっちゃったからちょっと心配だったんですよ」


「ご心配おかけしました。またお願いします」


前からよく買いに来てくれていた常連さんが再開第1号のお客様でした。


「え!?これってハイポーション!?」


ざわっ。


その声に後ろの人達もざわめき出す。

あ、あれ?なにかまずかったかな?


「そうですが……まずかったですかね?」


「いやいやいや!まずくないです!ありがたいです!……ただ他で見たことがなかったので」


「あぁ、多分そのうち出始めるんじゃないですかね?」


「これってどこでレシピ見つけたんですか?あ、秘密にしたかったら答えなくていいんですけど……」


「特に秘密ってわけじゃ……世界樹図書館で覚えられますよ?」


「ああ!この前解放された」


「そうです……えーっと、ハナさん、でしたっけ?解放してくれたお陰で新しいレシピも手に入って助かりましたよー」


一応ね、同一人物ってバレることはないと思うけど。念のためです。


「ああ!ハナ様!いや、本当凄いですよねー!……あ、なんか話し込んですいません!じゃ、ハイポーション3本とMPポーション2本……ん?このリカバリーポーションっていうのは?」


ちょっと待て。

なんかおかしな単語がなかったですか?


ハナ()


いやいや、聞き間違いだろう。

……うん、そうに違いない。


「ラピスさん?」


「あぁ、ごめんなさい。これはHPMPを同時に回復するものですよ」


「え!?」


「まぁ、回復量はポーションと同じで50なんで少ないんですけどね」


「いやいやいや!初めて見ましたよ!?」


「あー……なんかそうらしいですね」


そうなのだ。これは店で売ってないらしいんだよね。

だからポーションとMPポーション足した料金の倍をつけたらしい。他にハイポーション等も売るのなら、この料金で様子見なんだって。


「あ、じゃぁハイポーション2本、MPポーション2本、リカバリーポーション1本の合計5本でお願いします」


「ありがとうございます」


「それではまたー!」


後ろの人達を気にしたようで、常連さんはお会計をして帰っていった。

……やっぱり驚くんだ。何事もおこらないといいなぁ。




その後も皆さん買ってくれてすぐに完売でした。

買えなかったお客様、ごめんなさい。

また今度ですね。


そして無事お店を終わらせる事が出来て一安心です。皆さんいい人で良かった。


では今回はここまで。

明日からは戦闘です……不安です、すっごく不安ですがまっちゃもいるし頑張ろう。


ではホームに帰ってログアウト。




ーーーーーーーーーー


name : ハナ

tribe : フェアリー

level:41


HP : 500/500

MP : 550/550 (+120)


STR : 66 (+45)

VIT : 66 (+55)

AGI : 66 (+53)

INT : 50 (+10)

DEX : 60 (+20)

LUK : 22 (+10)


AP : 0

SP : 6


【スキル】

〈採師〉Lv.7〈鑑定士〉Lv.11〈魔導陣〉Lv.9〈成長〉Lv.2〈抜刀術〉Lv.6〈二撃流〉Lv.2〈舞踏〉Lv.1〈MP++〉Lv.10〈農作〉Lv.20〈錬金術師〉Lv.23

[控え]

〈鍛冶〉Lv.20〈道具師〉Lv.18〈料理〉Lv.50★〈釣り〉Lv.21 〈細工〉Lv.12


【称号】

フェアリー族の加護:DEX+10

世界樹図書館を開放せし者:全ステータス+10


【売買】

商人Lv.27


【装備】

武器:桜花刀 STR+35 , AGI+18

防具頭:布リボン VIT+10

防具上衣:中振袖(赤紫) VIT+20

防具下衣:袴(藍) VIT+15

防具鎧:なし

防具手:なし

防具足:下駄(足袋付) AGI+25

アクセサリー(最大6個):魔法陣ホルダー・使い魔の指輪 ・数珠型ブレスレット


ーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー


name : まっちゃ

tribe : グリフォン〈亜成体〉

level : 15


HP : 700/700

MP : 580/580


STR : 20

VIT : 20

AGI : 20

INT : 25

DEX : 15

LUK : 6


AP : 0


【スキル】

〈治癒〉Lv.1〈探知〉Lv.12〈牙〉Lv.1〈風魔法〉Lv.43〈小型化〉Lv.44


【装備】

アクセサリー:リボンネックレス


ーーーーーーーーーー





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