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本日2回目のログインです。
まずは畑にお水をあげて、ハイポーションの作製です。
と、その前に《時間短縮》で瓶を作っちゃいましょう。回復ベッドも使って、出来るだけ石英を瓶にかえます。
では今度こそ作業開始です。
ハイポーションは前回rankCまでいっていたので1時間ちょっと続けたらrankAを作ることに成功しました。
やったー!rankAは嬉しい!
この達成感がたまりませんね。
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ハイポーション
rankA
HPを250回復する
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こ、これは凄い……。
ポーションの5倍だよ?
でも確かにこれくらいないとそろそろキツいよね。
よし、じゃぁrankAが安定して作れるように練習です。
錬金術師のレベルも上がってきてるからか、1時間もしないうちにrankAが安定して作れるようになりました。
ふぅ、じゃ次はMPハイポーションですかね?
これはハイマジックリーフというのが材料なんだけど、お願いしたら集まっちゃいました。
よーし!やるぞー!
作り方はMPポーションとほとんど一緒だね。
使う魔力水が20のとこだけ違うけど、ひたすらすりつぶして混ぜるの繰り返しです。
途中でまっちゃとご飯休憩をはさみながらひたすらゴリゴリ混ぜ混ぜです。
何故かこの作業は疲れないんだよね。
最初はやっぱりかき混ぜづらくて大変だったけど、今はもうスムーズに混ぜれるし。
あとちょっと頑張りましょう。
そして開始して6時間くらいでrankAが安定して作れるようになりました。いい仕事したわー。
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MPハイポーション
rankA
MPを250回復する
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やっぱりこうなったかぁ。
これも嬉しいよね、やっぱり回復量が50だともうキツいもんね。
さて、この後はどうしようかな?
rankAまで出来たからニーナさんに相談に行こうかな?
そうしましょう。
コールしてみたら今手が放せないので3時間後はどうかと言われた。まだ時間も大丈夫だったので3時間後にウォルターニアの転移台前で待ち合わせにしました。
どうせならニーナさんをこの家に招待しちゃおうかな?だってラピスの話を外でするのはちょっと怖いからね。この前騒ぎ起こしたばっかりだし。
そうと決まればおもてなしの準備ですねー。
ひとっ走りウォルターニアで材料を買ってきて練習です。
そう、ケーキの練習です。
あの不味くはないけど特に美味しくもないケーキなんか出せません。
ついでに紅茶も入れよう。
カップはマグしか作れないけど許して貰おう。
泥んこもバザーで買って帰宅です。
ではまずはマグを《時間短縮》で増産してから紅茶の練習です。rankはDだったけど、これは練習用だな。
ポットはキッチンを作った時に一緒に揃えてあるので問題なしです。
ヤカンにお水を入れ火にかけると10秒くらいで沸騰するので本当便利。そして茶葉を入れたポットにお湯を入れて10秒蒸らす。ピカリと光ったらマグに注げば出来上がり!
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紅茶
rankC
ETを5%回復する
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ま、お茶に回復量を求めちゃダメですね。
味は若干薄かったです。
どんどん行こうー。
うん、早めにrank上がって良かった。8回くらいでrankAになったので助かった。
これからが時間かかるんだもんね。
それではケーキを作りましょう!
今回はイチゴを買ってきました。
やっぱり多少酸味があった方がショートケーキには合うと思うんだよね。
そして時間いっぱい使ってしまったが、こっちもrankAが出来ました。
間に合って良かった。
途中まっちゃが勢い余ってケーキにダイブしたりとちょっとした事件があったのでギリギリになってしまったのです。パイ投げの如く真っ白になったまっちゃはお風呂でキレイキレイしました。洗い場作ってなかったので玉砂利の上で洗い流してあげた。今回はちょっぴりまっちゃにお説教です。
そ、そんな目で見たってダメなんだからねー!
え?反省してる?……本当に?
次はもうやっちゃダメだからね?
やっぱりまっちゃに厳しく出来ないダメマスターでした。
そんなこんなで転移台の前のベンチでニーナさんを待っています。
「ハナちゃんお待たせ~!」
「ニーナさん!無理言ってすいませんでした」
「い~よ!ジーンから聞いてたし、あれの件でしょ~?」
「そうなんです。で、ちょっとここで話すのも微妙なので場所変えていいですか?」
「いいよ~どこにする?」
「ニーナさんが良ければ私のホームにご招待したいのですが……」
「ホーム!?行きたい~!是非連れてって~」
「じゃ、転移台で飛ぶのでパーティー申請送りますね」
この前タクに教えて貰ったんだけど、転移台はパーティーを組んでれば一緒に飛ぶことが出来るらしい。試しにホームでも出来ないかと試したら出来たんだよね。なのでパーティー申請なんです。
「じゃ、行きますかー」
そしてホームへ転移です。
「うゎ~……凄いね、これ」
そ、そうなんですかね?
他がわからないから何とも言えませんが……とりあえず頑張りました。
ニーナさんをリビングに案内して、キッチンでさっき作った紅茶とケーキを用意する。フォークは自分で作ったやつは歪んでるので買ったものを使用。
「ニーナさん食べてくださいねー」
ちゃんとまっちゃの分も小さめに切り分けて食べやすいようにお皿に盛っている。
「ハナちゃんが作ったの~!?ありがとう~頂きます!」
ぱくりとニーナさんが食べるのをドキドキしながら見守る。
「ん~!美味しい!」
良かった。
ちょっぴり安心しました。
「ハナちゃん料理も持ってたんだね~、あ!図書館の開放おめでとう~凄いね」
「ありがとうございます。レシピ集めるのは大変でしたけど頑張りましたー」
「流石にレシピ100個はキツいものがあるからね~。種族クエストもやっと終わったから今度行ってみるつもりだよ~」
もう種族クエスト終わらせたんだ、凄いなぁ。
「私も鍛冶今レベルあげてるところなんですよ。シアの工房でひよっこって言われちゃって……」
「あぁ~、あの親方ね。確かにレベル低い人には厳しいんだよね。早く認めてもらえるように頑張ってね~。今はレベルあげてるところかな?」
「はい、恥ずかしながら全然レベルがを上げてなかったのでまだ鉄鉱石で練習しているところなんですけどね。なんか色々やってみたら固有能力っていうのがつくようになったんですよ」
「え?」
「まぁ、rankは低いしSTRも低いんでまだまだ見せられるようなものじゃないんですけどねー」
「ちょ、ちょっと待って!固有能力っていった~?」
「は、はい」
「それってスキルランクアップしてないとできないはずなんだけど……」
え?そうなんですか?
「あ、錬金術がランクアップしてるからできたのかな?」
「錬金術?」
「はい、錬金術で使うものを使って鍛冶をしてみたんですよー」
なんだかニーナさんは考え込んでしまった。
あ、あれ?なんかまずかった?
「……ハナちゃん、もし嫌じゃなかったらその作ったもの見せてもらってもいいかな~?」
「いいですよ」
インベントリから出してニーナさんに渡す。
今一番よくできたrankDのものだ。
……一番よくできたといってもニーナさんに見せるのにはまだまだ恥ずかしいレベルなんだけどね。
「な、なにこれ!?固定ダメージ?……こんなのみたことないよ~」
その後ニーナさんは一人でぶつぶつ言って自分の世界二に入ってしまったので、なかなか話しかけることができなかった。
「あ、ごめんね~?ちょっとびっくりしちゃって。でも、これはすごい発見だね~。もしかしたら他のスキルを組み合わせる方が強力な能力が付与できるのかもしれないね。私も他のスキルとってみようかな~?」
「そ、そうなんですね。ちょっと私はよくわからないですけど、ヒントになることがあったならよかったです」
「ありがとうハナちゃん!……これって掲示板とかにアップしないの~?」
「うぅ、そういうのって苦手で……」
「そっか~。じゃぁかわりに私がアップしてもいいかな?ハナちゃんのことは匿名にして代わりに書き込みましたって感じで~」
「それなら大丈夫です。なんか何から何まですいません……」
「いやいや~!どっちかっていうとこっちがお礼言いたいくらいなんだから~!教えてくれてありがとうね~!」
なんかよくわからないけどよかった、のかな?
「あ、そうだ!相談の方なんですけど、ハイポーションとMPハイポーションのrankAが出来るようになったので値段はどうしようかと思って……」
「そうだったね~!ごめんね、ちょっと脱線しちゃったね。rankAって効果どうなった~?」
「えっと、両方250でした」
「そっか~……。今ポーションのrankAが500ギルくらいで売られてるのがバザーでは一般的だよね~。ハイポーションは回復量だけで考えたら5倍、でもまだ全く出回ってない事を考えると……5000ギルってとこかな?」
いやいやいや……。
「私には常識がよくわからないのでもうお任せします」
「そう~?rankCは3000ギルってとこだね。こういうのって難しいよね、高すぎても安すぎてもダメだもんね~」
「うう、すいません」
「い~のい~の!あとMPハイポーションだけど、バザーでMPポーションのrankAが1000ギルくらいが標準だったんだよね~。だからrankCは6000ギルでrankAは8000ギルくらいかな~?ま、初めはちょっと高めに設定してるけど、これで様子みてみて?最初かろ安くしちゃうと他の人のが売れなくなっちゃうからね。ま、すぐにハイポーションとかも出回るようになると思うよ?そうすれば値段も下がると思うから~」
「色々ありがとうございます」
「いえいえ。ハナちゃんハイポーションとか屋台で売るの~?」
「うーん、ちょっと悩んでます。この前騒ぎ起こしたばかりだし……」
「あぁ、何か大変みたいだったね~」
「そうなんですよー。とりあえずは収まりましたが……」
「ま、あれは困ったちゃんのせいになってるからハナちゃんが屋台出しても大丈夫だと思うよ?まぁ違った騒ぎになるとは思うけど~……」
「困ったちゃんって、コウさんのことですか?」
「そうだよ~。ま、屋台開くかどうかはハナちゃんが決めればいいから無理しないでね?」
「ありがとうございます!ちょっと考えてみます」
それは追々考えよう。銀の翼だけに卸すのも何か問題な気がするので細々とやりましょうかね。
お金があれば生産進むしね。
泥んことかドロップでしか手に入らないアイテムもあるのだ。結構使うのに……。なので買ったほうが楽なんです。
よし、これで何とかやっていけそうです。
「もし何かあれば相談してね~!」
「ありがとうございます!話は変わるのですが、また刀のメンテお願いしてもいいですか?」
「いいよ~!じゃ、出来たら連絡するね」
「ありがとうございます!最近ちょっと酷使しちゃって……お願いします」
その後は少しお喋りをしてニーナさんをウォルターニアに送って行ってお別れしました。
忘れないうちにカタログ更新しておこう。それと高級薬草と、ハイマジックリーフ、くるくる草、石英の買取りを追加で依頼した。石英は本当すぐなくなっちゃうんだもん。
石英以外はまだあまり出回ってないこともあり結構高いんだよね。やっぱりお店開いてお金稼がなきゃかな?
残りちょっと時間があったので魔刀のrank上げをして今回は終わりです。
魔刀のrankはやっとCです。早くrankAを作って鉄鉱石を卒業したい……。
ログイン時間中にニーナさんから刀のメンテが終わったと連絡がきたので受け取ってきました。仕事が早くて素敵です。
私も鍛冶頑張ろう!
ではこれで終わりです。
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name : ハナ
tribe : フェアリー
level:41
HP : 500/500
MP : 538/538 (+108)
STR : 66 (+45)
VIT : 66 (+55)
AGI : 66 (+53)
INT : 50 (+10)
DEX : 60 (+20)
LUK : 22 (+10)
AP : 0
SP : 11
【スキル】
〈採師〉Lv.6〈鑑定士〉Lv.10〈魔導陣〉Lv.7〈成長〉Lv.2〈抜刀術〉Lv.6〈二撃流〉Lv.2〈ステップ〉Lv.50★〈回避〉Lv.50★〈MP++〉Lv.8〈農作〉Lv.13
[控え]
〈鍛冶〉Lv.18〈道具師〉Lv.11〈料理〉Lv.47〈錬金術師〉Lv.17〈釣り〉Lv.21
【称号】
フェアリー族の加護:DEX+10
世界樹図書館を開放せし者:全ステータス+10
【売買】
商人Lv.27
【装備】
武器:桜花刀 STR+35 , AGI+18
防具頭:布リボン VIT+10
防具上衣:中振袖(赤紫) VIT+20
防具下衣:袴(藍) VIT+15
防具鎧:なし
防具手:なし
防具足:下駄(足袋付) AGI+25
アクセサリー(最大6個):魔法陣ホルダー・使い魔の指輪
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name : まっちゃ
tribe : グリフォン〈亜成体〉
level : 15
HP : 700/700
MP : 580/580
STR : 20
VIT : 20
AGI : 20
INT : 25
DEX : 15
LUK : 6
AP : 0
【スキル】
〈治癒〉Lv.1〈探知〉Lv.12〈牙〉Lv.1〈風魔法〉Lv.43〈小型化〉Lv.37
【装備】
アクセサリー:リボンネックレス
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お読み頂きありがとうございます。
これまで毎日更新を目標に頑張ってきましたが、行き詰まってしまったので少し更新をお休みして今後の展開等考えようと思います。
色々ご指摘頂きこの作品を続けるべきか悩みましたが、せっかくここまできたので出来れば完結までは続けたいと思います。お目汚しになるかとは思いますが、素人が書いたものと許してください。
次回更新はいつになるかわかりませんが、また続きが書けたらアップしていきたいと思います。
いつも読んで頂いていた方々には大変申し訳ありませんが、ご理解頂ければと思います。よろしくお願いします。