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あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!
本日2回目のログインです。
今回は素通りしてしまったギリアートとシアの街でレシピ探しです。せっかく新しい街に来たんだもんね。
出かける前に畑を耕してまっちゃと一緒に種を植えました。
前回は種まく暇なかったんだよね。
何と収穫までの日数が1日減って5日になっていた。〈育成〉をランクアップさせたからかな?
よし!それでは行きましょう!
まずはギリアート。
ここはウォルターニアやアラミアと同じくらいの規模の街でなかなか広かった。しかし、街の1/3を円形の大きな建物で占められているので家や店を建てるのには向いてない街だ。なんか外から見ると野球とかの球場っぽくも見える。この建物もまだ解放されていないようなので、何に使われるかわからないみたいだ。
先ずは図書館へ行きましょう。
こんなレシピがてに入りました。
〈錬金術〉
・ブラインドポーション
・INT+タブレット
・DEX+タブレット
〈道具〉
・ハンマー
・針
・彫刻刀
〈料理〉
・焼肉
・スープ
〈鍛冶〉
・鉄扇
・鎚
いっぱい見つけたな。
よし、次は本屋さんだ。
「こんにちはー」
「いらっしゃいませ。どうぞ見ていってくださいね」
という感じで本屋さんへ来てみましたが、んー、ロンさんより年下っぽい女の人です。ロンさんの奥さん?いや妹さんかな?そんな予感です。
それよりもレシピですね。
・紅茶〈料理〉500ギル
・珈琲〈料理〉500ギル
・アイス〈料理〉300ギル
・ゼリー〈料理〉300ギル
・麻痺液〈錬金術〉2500ギル
こんなとこかな?買いすぎ?
何となくクエスト受けれるような気がして。
「すいません、このレシピください」
「ありがとうございます。えーと、4100ギルですね」
「はい、ちょうどです。あのー、私ハナって言うんですけど、もしかしてロンさんのご家族とかじゃ……ないですよね?」
「あら、ロンの知り合い?私はロンの姉のルミアよ」
お姉さんでしたか!若く見えたから妹さんだと思ったよ。
「ハナさん……ハナ……あ!サニーのこと助けてくれた冒険者さんね!その節はありがとうございました。……あの、出来れば私のお願いも聞いて貰えないかしら?」
「いいですよ。何かあったんですか?」
「実はこの街を北にいくと岩山になるんです。そこから西に抜ける街道をモンスターが塞いでしまって採掘に行けなくなってしまって困ってたのです。退治してくれませんか?」
「わかりました!」
ーーーーーーーーーー
クエスト
『火山地帯の街道を通れるようにして』
クエストを受けました
報酬:『オーブ』レシピ
クエスト出現条件:錬金術スキル取得
ロンの依頼完了
レシピ5個以上購入
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やっぱり報酬はよく分からないレシピ。
「じゃ、退治できたらまた来ます」
魔法陣がないので作ったらクリアしましょう。
ではシアへ飛びます。
さて、次はシアです。
シアの街は砂漠のど真ん中にある大きなオアシスに隣接して出来た街で、回りを岩の壁でぐるっと囲まれている。
オアシスの湖は結構広く、ウォーリアのよりは小さいが、私の家が建っているところの湖と同じくらいなのではないか?という広さだ。
街自体はそこまで大きくないので直ぐに一周できそうだ。
街の中をキョロキョロみながら歩いていく。
途中市場があり、果物屋のお姉さんや野菜売りのオバチャン達とおしゃべりしながら買い物をする。屋台や店にいるNPCは大体名前持ちの人なのでついつい話し込んでしまうのだ。更によく買わされるし……本当AIの性能どうなってるのかな?リアルすぎて怖いわ。
ケバブみたいなのが美味しそうだったので思わず買って食べてしまった。甘辛ソースが美味です。
まっちゃも勢いよく食べてました。
いろんなところでおしゃべりを楽しみながらやっと本屋さんにつきました。この街には図書館なかったから本屋へ直行でした。
ここもロンさん一家のお店かな?
「こんにちわー」
「いらっしゃいませ」
なんだかちょっと薄暗い店内だな。
店主さんがいるカウンターなんて暗くて中がよく見えないよ。
ここの店主さんは男の人だ。むすっとした顔で手元の本を眺めている。目付きが鋭くて怖いよー……。
と、とりあえずレシピ探そう。
・チョコレート〈料理〉1200ギル
・鍬〈道具〉2000ギル
・闇液〈錬金術〉3200ギル
・石薬〈錬金術〉4100ギル
・睡眠薬〈錬金術〉3600ギル
おお、錬金術のレシピが沢山手に入ったな。楽しみです!
……あとはこのお支払だけなんだけど、やっぱり怖いなぁ。
「す、すみません……このレシピください」
「……」
チラリとこちらを見てカウンターに置いたレシピを確認する。
「……14100ギルだ」
「あ、はい、お金です。……あ、あのー、私ハナっていうのですがー。お兄さんはもしやロンさんのご家族の方かなぁってー……すいません、何でもないです」
ああー……視線の鋭さに心折れてしまった。
別に何されるわけじゃないんだけどさー。
精算の終わったレシピをカウンターからとり、そそくさと店を出ようとする。
「あんたがハナか…」
「え?」
背中の方からかけられた言葉に一度足を止め振り替える。
「俺はレンだ。……親父から聞いている。サニーの薬の材料を取ってきてくれたんだろう?助かった、礼を言う」
「や、大丈夫なんで頭上げてください!」
そんな怖い顔でお礼言われてもー……いや、顔は関係ないよね。
「あんたがそのハナなら……いや、何でもない」
あれ?クエストなしかな?
ルミアさんのクリアしてないからかな?また来てみよう。