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お読みいただきありがとうございます。
前話の変更点を報告です。45話で土地代を予約にしていましたがその場で全額支払いに変更させて頂きました。
これからもよろしくお願いします。
3回目のログインです。
先ずは建築屋さんに行って建設書の変更をしてこよう。
「すいませんー。建設書の変更をしたいんですが……」
「かしこまりました。ではこちらをお返しします。奥の部屋へどうぞ」
また昨日と同じ部屋に入って本を開く。
そこから桟橋と魔結界と転移陣を追加する。
げ、転移陣めっちゃ高いんですけど……。
桟橋5万ギル、魔結界50万ギル、転移陣80万ギル。
全て合わせて915万ギルなりー。
こんなに稼げるのかな?ま、何とかなるか。
この後生産施設にこもろう。
あ、もしかして生産施設と同じようにMP回復部屋作れるんじゃない?……やっぱり!
えーとなになに、家全体10倍回復が最高で、70万?つけちゃえつけちゃえ!
もう感覚が麻痺してますね。
100万以下なら安く感じます。
うん、気のせいだけどね!
また値上がって985万ギルですね。頑張りましょう。
店を出て先ずはバザー広場をめぐる。
そこで生産に必要なものを購入。
石英、薬草、マジックリーフ、毒草、火炎草、雫草、びりびり草、ネンネ草、むねどき草、カチコチ草、パワーキノコ、ラッキーキノコ、カタイキノコ、ハヤイキノコ。なんと涙の雫石も買えたのでラッキーでした。
必要な材料はこんなとこですかね?
うーん、石英がちょっと少ない気がするのでまた後で採掘しに行こう。
とりあえずジーンからの依頼分はありそうなので市場でちょっと食材仕入れてそのまま生産施設に行こう。
今回は12時間分お願いして生産開始です。
最初はちょっとお料理してストック作っときましょう。
まずはチキンの肉を切って醤油と酒とすりおろしたニンニクと生姜につけておきます。
漬け込む間に瓶を《時間短縮》で作りながらマヨネーズを作る。早くハンドミキサーが欲しい!
そして鍋に油を注ぎガスバーナーで熱する。火力が心配ですが……菜箸をいれてしゅわしゅわ泡が出たらオッケー!
漬け込んだ肉に片栗粉をつけてあとは揚げるだけ。
揚げ物のレシピはバッター液とパン粉をつけて油で揚げるというものだったけど、無視です。
うん、いい色になってきた。
あ、油切る紙がない!?
紙は魔法陣しかない……えいや!
試作途中に作ったrankが低い魔法陣が犠牲になりました。ごめんなさい。
1時間くらいかけて唐揚げを揚げまくった。
いい感じでrankAになりました。まぁ、最初からrankDが出来たからかな?
まっちゃを呼んでご飯です。
さっきまでまっちゃはクッションと戯れていたのです。お皿にマヨネーズと唐揚げを盛ってまっちゃの前に置く。
「きゅ、きゅぅ~!」
そうかそうか、美味しいかー。
たくさん食べてね。
私も唐揚げにマヨつけて食べます。
うん!美味しい!
唐揚げにマヨネーズって最強だと思います。
よーし。
ではお薬作り始めましょう。
あれ?まっちゃ今回はふみふみしないの?
え?寝るの?
お腹一杯になったもんね、おやすみー。
それでは一人寂しく生産です。
最初はポーションから。
それからMPポーション、万能薬と依頼分を作っていく。
もう問題なく作れるね。
じゃ、今度はタブレットです。
これはポーションとかよりも更に根気のいる作業です。
STR+はrankCまで作れてたのでそこまで時間をかけずにrankAまで出来上がった。
VIT+はちょっと時間がかかったけどこっちも問題なくrankAを作ることができた。材料はカタイキノコでした。
本当は他のスリープポーションとか作ったことのないものも作りたかったんだけど、瓶がないので今回は作れないかな?
20本くらいは余ってるんだけど、中途半端に終わりそうだしね。
それに残り時間も1時間くらいしかないし。
せっかく材料買い込んだのにな。
びりびり草→パラライズポーション
ネンネ草→スリープポーション
むねどき草→テンプポーション
カチコチ草→ストーンポーション
ハヤイキノコ→AGI+タブレット
これらはまた今度ですね、残念。
あと1時間、新しいレシピに挑戦してみましょう。
気になるのはストーンとコロンかな?
あ、材料が足りない……。
他の買ったレシピは?
……こっちも材料足りないじゃん!
じゃ、出来ることをしましょう。
そう、錬金術の実験です。
錬金術のアレンジレシピを増やしてみよー!
ということで取り出したのはまっちゃと摘んできたレッドベリー。
ポーションを作る過程で混ぜれば何かが変わらないかなぁ、と思っているのです。
特に味とか。
どこで入れるかがポイントですね。
薬草を《乾燥》《粉砕》、レッドベリーも《乾燥》《粉砕》、そして一緒にゴリゴリゴリ……。
魔力水と一緒に鍋で混ぜ混ぜして瓶に入れたら、出来上がり?
な、なんか深緑のヘドロみたいな見た目ですが……。
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ポーション(失敗作)
HPを回復しない
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おおぅ……なんという。
回復しないって。
でも爆発しないってことは何か出来るってことだよね?
一応形としては出来てるから、これ、飲めるのかな?
……どんな味なんだろう?
しかし勇気が持てない。
あ、今度タクに飲ませてみよう。
よし、それまで封印。
さてさて、気を取り直して次は混ぜる段階でそのまま鍋にレッドベリーを入れてみよう。
……よし、今度はなんか可愛い感じ?
瓶の中にはポーションそのままの薄いブルーの液体にレッドベリーが浮かんでいた。
ーーーーーーーーーー
ポーション(失敗作)
HPを回復しない
ーーーーーーーーーー
え?失敗なの?
なんか凄く美味しそうに出来たのにな。
……これは大丈夫だよね?
飲んでみよう。
ぶふぅ!?
「まっず!み、水!」
目の前にさっき作ったポーションがあったのでそれを飲んだ。自分用にも多く作ってあるので問題なしです。それより口の中が……ラムネの味が中和してくれたがまだ舌がヒリヒリしてる気がする。
何故だ……こんなに美味しそうな見た目なのに。
辛さと酸っぱさが半端ない、腐ったお味噌汁みたいな味だった。
つ、次こそは!
今度は乾燥させないでレッドベリーをすりつぶしてそこから出た果汁だけを鍋で一緒に混ぜ混ぜしてみる。
するとなんだか不思議な色の液体が出来た。
薄いブルーと淡いピンクが交互に色をかえるというものだ。
それを瓶に入れて……今度こそ!
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ポーション(レッドベリー味)
rankC
HPを30回復する
ETを10%回復する
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おお!
やった、成功だ!
瓶の中で液体が色を変えている。
うーん!面白い!
しかし、問題はここから。
レッドベリー味っていうくらいだから大丈夫だと思うけど……。
ゴクリ。
うまー!
ちゃんとレッドベリーの味がする。
さっきの腐った味噌汁とは大違いだよ。
ET10%回復っていうのは、さっき果汁を作るのに使ったのが10個だったからかな?
うーん、まだまだ実験しがいがありますね。
が、今回は時間がないのでここまでだな。
そうだ、ジーンに納品するの忘れてた。
商人の画面から操作できるんだよね、よし、これでいいでしょう。
納品画面に依頼分のアイテムが移動した。
これで入金があると銀の翼へ送られるらしい。
では今回はここまでかな?
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name : ハナ
tribe : フェアリー
level : 34
HP : 430/430
MP : 389/389 (+29)
STR : 55 (+35)
VIT : 55 (+45)
AGI : 56 (+43)
INT : 28
DEX : 45 (+10)
LUK : 10
AP : 0
SP : 31
【スキル】
〈採取〉Lv.33〈鑑定〉Lv.40〈魔法陣〉Lv.41〈育成〉Lv.36〈採掘〉Lv.31〈刀術〉Lv.45〈二刀流〉Lv.38〈ステップ〉Lv.36〈回避〉Lv.32〈MP+〉Lv.19
[控え]
〈鍛冶〉Lv.9〈道具〉Lv.33〈料理〉Lv.25〈錬金術〉Lv.35〈釣り〉Lv.7
【称号】
フェアリー族の加護:DEX+10
【売買】
商人Lv.4
【装備】
武器:桜花刀 STR+35 , AGI+18
防具頭:布リボン VIT+10
防具上衣:中振袖(赤紫) VIT+20
防具下衣:袴(藍) VIT+15
防具鎧:なし
防具手:なし
防具足:下駄(足袋付) AGI+25
アクセサリー(最大6個):魔法陣ホルダー・使い魔の指輪
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name : まっちゃ
tribe : グリフォン〈亜成体〉
level : 8
HP : 595/595
MP : 475/475
STR : 18
VIT : 18
AGI : 18
INT : 22
DEX : 11
LUK : 5
AP : 0
【スキル】
〈回復〉Lv.32〈索敵〉Lv.45〈かみつき〉Lv.40〈風魔法〉Lv.20〈小型化〉Lv.10
【装備】
アクセサリー:なし
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