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3回目のログインです。

先ずはリルさんのところで報告して、それから街の北へ行ってロックワームを倒して建築屋さんですかね?


ん?なんかメール来てる?


開くとジーンからでした。

あ、ヤバイ。契約したのにカタログ作るの忘れてた。


注文したいがカタログがなくて出来ないという催促でした。


忘れないうちにカタログ作っちゃいましょう。


ーーーーーーーーーー


・ポーション

・バーンポーション

・ポイズンポーション

・パラライズポーション

・スリープポーション

・テンプポーション

・ストーンポーション

rankC 100ギル、rankA 200ギル


・MPポーション

rankC 500ギル、rankA 800ギル


・万能薬

rankC700ギル、rankA1000ギル


・STR+タブレット

・VIT+タブレット

・AGI+タブレット

・LUK+タブレット

rankC 500ギル、rankA 800ギル


※rankAは注文数によっては時間がかかります。


ーーーーーーーーーー


とりあえずこんなところかな?


rankAは倍の値段ってよく考えたら高い気がしたので幾つか値段下げました。だって効果は倍になってないしね。

ジーン達に売る価格は基本今までのまま。契約先の特典ってことで。


瓶のrank上げたりはまだやめときます。様子見てからね。

錬金術って言ってたから薬系中心で。今作れるの全部のせちゃいました。

まだrankA作れないのもあるけど、補足に時間かかるって入れたし大丈夫だろう。


ちょっと時間たったら感想聞いてみよう。


よし、登録っと。


これであとは注文来るの待てばいいのかな?

ジーンにはカタログ作ったことメールで返信しておこう。よし。


ではリルさんのところに行きましょう!


「こんにちはー!モンスター退治終わりましたよー!」


「本当ですか~!?ありがとうございます~!これで安心して森に行けます~!」


ーーーーーーーーーー


クエスト

『採掘場を安全に使えるようにして!』

クエストクリアしました


報酬:『コロン』レシピ


ーーーーーーーーーー


これ本当何に使うんだ?


「また来てくださいね~!」


リルさんに見送られ店を出る。


では次ですね。

じゃ、さっそく北へGOです!



街の北側を歩くと岩山が広がっている。

そこにいる岩と勘違いしそうな姿形のモンスターがロックワーム。よく見ると芋虫っぽい形だけど、だんごむしみたいに丸まってるのでそこらの岩と変わらない。

まっちゃの探知がなかったらちょっと面倒そうな相手です。


土には水!と相場は決まってるよね?

ということでウォーターボールで攻めます。

ちゃんと魔法紙(上)のrankAで揃えてあるので問題ない。


11匹倒したところで建設書をドロップしたので帰りは石英を採掘したりキノコを採取したりしながら街へ戻りました。




「こんにちわー。オーダーメイドのアイテム持ってきました」


「いらっしゃいませ。そうしましたら建設書とブラックインクを頂いてもよろしいですか?」


「はい、どうぞ」


「ありがとうございます。ではハナ様、建築許可書と土地の権利書を確認しても宜しいでしょうか?」


あ、そっち忘れてた。


「すいません、忘れてました……もう一度来ます」


「そうですか。では一度こちらのアイテムはお返しいたします。またのご来店をお待ちしています」


しまった。すっかり権利書とかのことを忘れてた。

とりあえずギルドへ行こう。


「あれ~?もしかして……ハナ?」


「ん?あれ、マリア偶然ー」


「ハナ!なにその格好~!振り袖似合う!……ネタ装備?」


「違うよー!ちゃんとした装備ですー!ルルさんって人に売って貰ったの」


「え?ルルさん?」


「うん」


「ルルさんって『銀の翼』のルルさん!?」


「え?ルルさんってジーンとこのクランに入ってるの?」


「ちょ、ちょっと待って~!ハナ、ジーンさんと知り合いなの?」


「うん?たまにパーティー組んで貰ったりしたよ」


「……」


「ちょ、どうしたの?マリア?」


「はぁ~……ハナってやっぱり何か持ってるよね。知らないんだろうけど、『銀の翼』っていったらβ時代からのトッププレイヤーの集団だからね?」


「へ、へぇー……そうなんだ。確かニーナさんも生産のトップだってタクが言ってたような?」


「そうだよ~!ニーナさんの武器ってすんごく人気あってなかなか作って貰えないんだ……か……ら?もしかして、その刀って……」


「この前お願いしたら作ってくれちゃった。えへっ」


「えへっ、じゃないから~!ハナって……いや、もう何もいうまい。因みにルルさんもトップの生産プレイヤーだからね?覚えておいたほうがいいよ~?」


「わかった。ありがとうー」


「じゃ、私はもう行くね~!」


マリアに手を降って別れそのままギルドに入る。


そっかー。ジーン達ってトッププレーヤーだったんだね。そりゃ強くて当たり前か、納得です。


ま、それよりも今は建築許可書と権利書。

どうせならホームは街の外へ建てたいな。

出来れば水場の近く。

採取とか採掘しやすいとこで魚釣りが出来るとこがいいなぁ。

露天風呂とか作って星を見ながら入るのとかもいいなー。

うふふ……やっぱり街の外へ建てましょう。


その依頼はギルドの掲示板に依頼書として張ってあった。rankもFなので誰でも受けれるみたい。

モンスターの討伐報酬に建築許可書と権利書が貰えるらしい。


建築許可書はサンダーワーム30体の討伐。

権利書はサンドスコーピオン50体の討伐。


なんか面倒そうだなぁ。


今回は魔法陣のストックとかポーションとか作って、討伐は次回にしてお店を開いてこよう。要らないアイテムを売り払ってギルドを出た。


採取と採掘しに行こうと思ったんだけど、そういえばバザーでも素材売ってたなと思いだし現在バザー広場で物色中です。


見て回ってたら、なんと欲しい素材は全部手に入っちゃいました。びっくり。


素材を買い集めながら市場調査もしてみました。

ポーションのrankは結構上がってきてるみたいです。でもまだrankAは見かけないので頑張って欲しいものです。


そんな中帰りがけにrankAのポーションが売られていた。

おおー、やっとここまでレベルあがったかと思ったらなんと私が作ったものでした。


あ、転売ってやつか!

めっちゃ高いなぁ……。かなり儲かるでしょ、これ。


いや、転売が悪いとは言わない。

安く売るとこういうことが起こるって勉強になりました。


やっぱり売値あげよう。じゃないと転売目的の人が買い占めとかしそう。足りないだろうからと思って安く売ってたのが裏目に出ちゃった。これじゃ本当に欲しい人の迷惑にもなるよね。


では一度生産施設で生産して、終わり1時間前くらいにお店開こう。


サクッと魔法陣のストックを完成させてお薬作りの時間です。サクッと、といっても既に5時間経過ですが。


ではでは先ずはポーションから作りましょう。

瓶は今回も《時間短縮》で作成です。


今回お店に出す予定のものは……。


ポーションrankC50本、rankA50本

MPポーションrankC50本、rankA50本

ポイズンポーションrankA50本

バーンポーションrankA50本

万能薬rankA50本


こんな感じかな?

状態異常治すにはrankAじゃないと使い辛いと思いrankAにした。ジーン達の他にも万能薬が足りなくて困ってる人もいると思うので、出し惜しみせず売っちゃいましょう。


今回は時間がそんなにないので種類増やすのは次回からだな。


さー、何時もの作業いってみようか!


ということで《乾燥》《粉砕》ゴリゴリゴリ……そして混ぜ混ぜ……。


ゴリゴリゴリ……。


混ぜ混ぜ……。


この繰り返しです。

うん、地味です。


でもこの地味な作業、はまると楽しいんですよ?

こう、すり潰す時の力加減とか、混ぜるときのスピードとか、気にし出すととまらないんですよね。


それにまっちゃが隣でふみふみしてくれてるので和むし。あ、これは私だけか。


ん?まっちゃ、どうしたの?


鍋を混ぜ混ぜしていると、まっちゃがその縁まで飛んできた。


ぐるぐる……混ぜ混ぜ……。


鍋の中の液体が渦を作って回っている。

それに合わせてまっちゃのお目目もぐるぐるぐる……ぽとり。


「ま、まっちゃ!?」


「きゅ、きゅるきゅる~?」


目が回ったのか、突然下に落下するまっちゃ。

慌てて抱き上げ、まっちゃをベットかわりのクッションに寝かせて上げました。


あー、びっくりした。

まっちゃったらおバカさん、まぁ、そこが可愛いんだけど!


おっと、時間もないので仕上げちゃいましょう。


でもこの作業って本当魔女っぽいよね。

あの装備でやったらかなり怪しそう。


……ぽちっとな。


うん、雰囲気でるね。

端から見たら怪しいお婆さんが鍋をかき混ぜてるように見えるんだよ?ビビるよね。


そのうち見た目はすんごく怪しくて飲むのに勇気いるけど効果は凄い!みたいな薬作りたいな。

いかにも魔女っぽいよね。


そんな感じで変な妄想を繰り広げながら薬を作り終えた。


面倒だからこのまま広場まで行っちゃおう。

まっちゃは送還です。お留守番しててねー。





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