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本日3回目のログインです。
何時もの如く時計台の広場でベンチに座っております。
まだマリアは来ていないようなのでまっちゃとご飯にしましょう。チキンサンドとタマゴサンドを出して食べる。
まっちゃを膝に乗せてもぐもぐ食べていると転移台が光り人が現れた。
あ、マリアかな？
ん？もう一人いる？
時計台の前に現れたのはマリアと1人の女の人だった。
誰だろう？
「お待たせ～！ハナ、こっちの人は同じクランのメンバーだよ～しかもマスターなんだから！」
「はじめまして。クラン戦乙女のマスター予定のシェリーと言います。今回は依頼を受けてくれてありがとう。本当に助かったよ」
「はじめまして。ハナと言います」
ん？予定？
「ハナに直接お礼が言いたいって来てくれたんだ～もうわかってると思うけど私が入ってるのが戦乙女っていうクランなの～まだ立ち上げは先だけどね」
「どうゆうこと？」
「このクランってβの時からあったんだけど、まだクラン立ち上げクエストが完了してないんだよね。メンバーは揃ってきてるから早くクエスト完了しなきゃなんだ～」
なるほど、だからマスター予定なのね。
「ってか名前からしてもしやクランメンバー全員女の人だったり？」
「ハナ正解～！」
「私はてっきりタクと同じところなんだと思ってたよ」
「実は違ったのです～」
「じゃ、依頼のポーション渡すよ？マリアに全部渡せばいいかな？」
「その前に料金はいくらかな～？」
「え？いくらかな？考えてなかった……店売りのポーションが100ギルで、MPポーションが500ギルだっけ？うーん、じゃ、その8割りでどうかな？」
ポーション類プレイヤーメイドなんて買ったこともないし相場がよくわからん。でもこういうのって店より安く売るもんだよね？
「え？そんな安くていいの？」
「そんな安いかな？ま、いいんじゃない？」
えっとー、8割りで80ギルと400ギルの各100本で、48000ギルだね。
「じゃ、48000ギルね！」
「うーん……とりあえずトレードしようか」
「トレード？」
「もしかしてハナって今まで買い物トレード画面使って無かったとか～？」
「何それ？」
マリアが信じられないというような顔をしているが、知らないものは仕方がない。
「買い物するとき商品を全部持ってお会計するのって大変でしょ～？一応硬貨の種類はあるから払うのは大丈夫だけど、複数アイテム持ってくのは無理な場合もあるし」
確かに今回マリアに200本渡すのは時間がかかると思ってたんだよね。なるほど、それは便利だね。
マリアに使い方を教えて貰いトレードを完了させた。メニューのオプションの中にヘルプがあるらしいので後で少しは目を通しておくように言われてしまった。
でも私の関心はトレード画面の金額に釘付けだった。
こんなに一気に儲かるなんて！
良かった頑張ってー。
「ってこれ何！？ハナちょっとどうゆうこと～！？」
「え！？なんかまずかった！？」
お金の金額を見てニヤニヤしてると、私が渡したポーションを手に持ってマリアが叫んでいた。
「ハナ！やっぱりさっきの金額は少なすぎるよ！これじゃ公平じゃないよ～！」
「ハナさん、見せて貰いましたが確かにこんなに出来の良いものを店売りの8割りで買うなんてできません。ポーションのrankAはそもそも200ギルですし、MPポーションなんて効果だけでも店の1.5倍以上あるじゃないですか。……こちらを受け取ってください」
シェリーさんから言われるままお金を渡された。
見ると72000ギルもあった。
何だこの大金！？
えーと……合わせると120000ギル！？
つまり。
「それでポーションは店売りと同額、MPポーションは2倍の金額になると思います。更にプラスの効果があるので、本当はもっと払わなければならないのですが……」
「いや！本当貰いすぎですって！こんな大金もらえませ……」
「貰ってくれますよね？」
「はい……」
え、笑顔が怖い…。
「あまり安く買いすぎても市場が混乱しますから、こういうことは適正価格で取引しないとダメです。ただでさえ不足しているのにこんな効果の高い薬なんてこれでも安いくらいなんですよ？今回はご好意に甘えてこの金額でしたが……もし、これから販売を考えているようでしたら気をつけてくださいね」
「は、はい……」
逆らえない、もうこれでいいよね？うん。
「わかって貰えたようで良かったです。ではまたお願いすることもあるかもしれません。これからもよろしくお願いしますね」
「は、はい！こちらこそよろしくお願いします！」
シェリーさんとフレンド登録をして別れた。
なんか凄い人だったな……。
よし、気を取り直して新たな町へレッツゴー！
と、その前に装備を新調しておきましょう。
ボス戦をクリアしないと次のエリアには進めないらしいからね。
更に、ボス戦をクリアしたあと小さな集落を3つ経由しないとウォルターニアには着かないという。
長い道のりになりそうだ。
ってことで装備新調しました。
頑丈な布の服 VIT＋5
頑丈な布のスカート VIT＋5
シルバープレート VIT＋5
冒険者のブーツ AGI＋3
全部で4100ギルでした。
刀そろそろ作らないとなぁ。このままはちょっと不安です。
でも早く行ってみたい気持ちもある。
よし、一回ボス挑んでから考えよう。
今回は魔法陣の力押しでいける気もするし！
そして放置してあったステータスを振り分ける。
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name : ハナ
tribe : フェアリー
level : 19
HP : 280/280
MP : 211/211 (＋1)
STR : 17 (＋1) [2up]
VIT : 21 (＋15)
AGI : 13 (＋3)
INT : 11 [1up]
DEX : 30 (＋10)
LUK : 8
AP : 0
SP : 2
【スキル】
〈採取〉Lv.20〈鑑定〉Lv.23〈魔法陣〉Lv.19〈育成〉Lv.18〈採掘〉Lv.19〈刀術〉Lv.23〈二刀流〉Lv.15〈ステップ〉Lv.13〈回避〉Lv.6〈MP＋〉Lv.1
[控え]
〈鍛冶〉Lv.3〈道具〉Lv.19〈料理〉Lv.14〈錬金術〉Lv.22
【称号】
フェアリー族の加護:DEX＋10
【装備】
武器：刀 STR＋1
防具頭：なし
防具上衣：頑丈な布の服 VIT＋5
防具下衣：頑丈な布のスカート VIT＋5
防具鎧：シルバープレート VIT＋5
防具手：なし
防具足：冒険者のブーツ AGI＋3
アクセサリー(最大6個)：魔法陣ホルダー・使い魔の指輪
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name : まっちゃ
tribe : グリフォン〈幼体〉
level : 17
HP : 360/360
MP : 240/240
STR : 12
VIT : 9
AGI : 7
INT : 15
DEX : 4 [2up]
LUK : 5
AP : 0
【スキル】
〈回復〉Lv.15〈索敵〉Lv.23〈かみつき〉Lv.19
【装備】
アクセサリー：なし
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こんな感じになりました。
SP貯まったので新しいスキルとっちゃいました。
ここらへんでスキル取るのやめないとスキルランクアップ出来なくなりそうだな。
ボス戦を控えているということで一応アーツの確認もしておいた。〈刀術〉のアーツが増えていて新しく《兜割》という物が増えていた。
あ、これ使ってみよう。
MP30、クールタイム3分と《一閃》より使いにくそうだけどその分威力はあるだろうしね。
