表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/176

28

次の日。

1回目のログインです。


先ずはサクサク採取&採掘ツアーに行きましょう!

出来れば東と西両方回りたいもんね。


敵とエンカウントしないように進んでいく。

まっちゃの索敵があって良かったー。頼りにしてます!


東側から草原、森と進んで町に戻る。ご飯を食べて次は西側です。こっちもモンスターを避けながら進む。


採取と採掘だけなら意外と回れるもんだね。




明るいうちに町へ帰ることが出来た。


今日の成果!

東西合わせてこうなりました。


薬草×59


石英×103


その他のものも結構集まりましたが、メインはこれですね。うん、大漁です!

ま、とりあえずあと7時間は生産出来るし、今日の分瓶作っちゃいましょう。



70個くらい石英を瓶にし終わったところで、依頼分の瓶は確保できた。


かなりの数瓶を作ってきたからか、ほとんどrankAで作り上げることが出来るようになっていた。


この前から瓶を作っているとまっちゃがちょっと離れたところに避難するのでちょっと寂しい。

おいでおいでー怖くないよー?

無理ですね。そのうち慣れてくれるかな?


さらに自分用にも20個くらい瓶にしておいた。

これで準備オッケーです!


残りの時間は昨日の続きといきましょう。

そうです火系特化の魔法紙をつくるのです。


炉の火が消えたのをみてまっちゃが近くに寄ってきた。

この前のお鼻火災事件はトラウマになってしまったのだろうか?


ではでは、張りきって作りましょう。

採取で火炎石もばっちり数が揃ってる。

早く作ってみたかったんだよね。


今回は火系特化魔法紙(上)に挑戦です。


……うぅ、やっぱり難しい。


ーーーーーーーーーーー


火系特化魔法紙(上)

rankE


魔方陣を書くのに使われる用紙

魔法でおなじものを使う時の1.2倍の威力


火系魔法陣を書くのに適している。

火系魔法陣に使用時 効果+30%


ーーーーーーーーーーー


かろうじてrankEなのは魔法紙(上)の作るrankがあがったからかな?

でもプラス効果がすごいことになってませんか?


あと3時間でどこまでrankあげられるかな?



最後rankCを作れたところで時間が終わりになってしまった。


ーーーーーーーーーー


火系特化魔法紙(上)

rankC


魔方陣を書くのに使われる用紙

魔法でおなじものを使う時の1.5倍の威力


火系魔法陣を書くのに適している。

火系魔法陣に使用時 効果+30%


ーーーーーーーーーー


もう3時間くらいあればrankAまでいけると思うんだけどな……。


次ログインの時ポーション作り早く終わらそう。

今回はこれでおしまいです。





本日2回目のログインです。

生産施設を15時間お願いしてお金を払う。

……ヤバイ、お金なくなってきたなぁ。今回マリアの依頼でお金入ってくるまで頑張ろう。


前回のログインで瓶の準備はできたから、まずはポーションから作っていこう。


まっちゃと仲良くご飯を食べてから作業開始です。


薬草に《乾燥》をかけて《粉砕》で出来上がったものを更にすりつぶす。

何回かやってわかったことだがどうやらすりつぶしすぎっていうのもよくないらしい。

すりつぶす回数を変えながら何回が一番効果的か試しながら作ってみる。


どうやら《粉砕》してから20回がよさそうだ。それ以上すりつぶすとrankが落ちてしまうようです。


そんなことを試しながらポーションを作っていく。

何回か作るうち安定してrankAが作れるようになったところで、依頼の100本を完成させた。


次はMPポーションだな。


今回もまっちゃは静かに見守ってくれているのだが、何だかいつもより静かな気がする。そういえばさっきのポーション作り中も何だか様子が違ったような気もするかな?覚えてない。


まっちゃの瞳はなんだか興味しんしんといった目をしていた。


最近生産の時間が多かったし、ついにまっちゃも生産の楽しさに気づいちゃったとか?


「まっちゃもやってみる?」


「きゅっきゅ~!」


どうやらその答えは正解だったようで、くるりと円を描くように回って嬉しそうに飛び回りだした。


「でも、流石に葉っぱのままじゃつぶせないかな?じゃぁ《乾燥》」


カサカサになったマジックリーフをまっちゃの前に置いてみる。


「これならいけるかな?」


「きゅきゅっ!」


マジックリーフを真剣な眼差しで見つめたまっちゃは、すちゃっと右前足を空高く掲げ、そして勢いよく振り下ろした。


くしゃ


「きゅきゅぅ…」


勢いとは裏腹になんとも情けない音が鳴り響き、部屋に静寂が訪れた。

マジックリーフは叩きどころが悪かったのか少しヒビが入っただけだった。


「まっちゃ元気だして!ごめんね、今度DEX値もあげようね!」


「きゅっ!」


顔をあげたまっちゃは挑むようにマジックリーフを前足で交互に叩き出した。


ぺしぺしぺし


か、可愛いー!

やばい、可愛すぎて生産できないよ。


動画ってとれないんだっけ?


砕けないことはないが、やっぱりDEXが低くてなかなか綺麗に砕けないようだ。


ん?今度はどうしたんだ?


一度作業を止め、こてんと首を傾げて少し考えた後、今度は後ろ足も使ってマジックリーフの上で跳び跳ね出した。


マジックリーフの大きさは手のひらを広げたくらいの大きさなのでまっちゃも踏みがいがあるのだろう。段々楽しくなってきたのかご機嫌で跳び跳ねている。


相変わらずマジックリーフは不揃いのボロボロ状態だったが、まっちゃが可愛かったので良しですね。


まっちゃ用に薬草を何枚か《乾燥》させておいた。多分こっちの方が扱いやすいと思うんだよね。


ではMPポーションの作成に戻りましょう。

ポーションを作った時の回数を参考に一番効率のよいやり方を探っていく。


数を重ねるうちにrankAも作れる確率があがってきた。


どうやら《粉砕》した後25回すりつぶすのが一番よさそうだ。


まっちゃの姿に和みながら作業を進めていたが、途中まっちゃが疲れて薬草の上で寝てしまったので、そっと粉を払って綺麗な場所へと移動させた。


今度まっちゃのお昼寝用クッションとか買ってこよう。


その後、作業を再開させ無事MPポーションもrankAを揃える事が出来た。


これで依頼品は完成だね。


ーーーーーーーーーー


ポーション

rankA


HPを50回復する

※瓶rankAの効果により更に+10%効能up


ーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーー


MPポーション

rankA


MPを50回復する

※瓶rankAの効果により更に+10%効能up


ーーーーーーーーーー


いつの間にか安定してrankAまで作ることができるようになってしまった。うんうん、いい感じですね。何だかやってやった感がありますよ。


とりあえずマリアに連絡して、と。

これでよし。


さてあと3時間くらいあるからちょっとお料理してその後魔法陣作りの続きだな。


パンとチキンを焼いてサンドイッチを作った。オムレツの派生で目玉焼きが作れたのでそれと買ってきたレタス、それにマヨネーズも挟んでみた。


ーーーーーーーーー


チキンサンド

rankD


ETを45%回復


ーーーーーーーーーー


中の具を増やしたのにアイテム名は変わらなかった。そう簡単にレシピは増えないか。でもrank低いのに回復率はいいな。同じものでも改善していけば効果が上がるってことか。


串が無くなるまでチキンサンドを作った。


次に作ったのはタマゴサンドだ。5つくらい作ったらマヨネーズがなくなってしまったのでまたつくらなくちゃな。



そしてやって来ました魔法陣の時間が!

今度こそrankAを作ってやるぞー!


紙をすいて、すいて、すいて……。


ピカリ


ーーーーーーーーーー


火系特化魔法紙(上)

rankA


魔方陣を書くのに使われる用紙

魔法でおなじものを使う時の3倍の威力


火系魔法陣を書くのに適している。

火系魔法陣に使用時 効果+50%


ーーーーーーーーーー


3時間紙をすき続けた結果、こ、こんなのできました。


あれ?

rankBまで効果+30%のままだったのにな?

おかしいな?


うん、戦力アップになるし嬉しいんだけどね。びっくりです。


でも、それよりも今はやっとrankAを作れた喜びに浸りましょう!ここまで長かった……満足です!


火系特化はうっすら赤い色の紙になる。可愛いよね。

今度押し花とか一緒に入れて紙すいてみようかな?爆発するかな?



よし、あと少しで終わりの時間だ。

じゃ、最後にあれやってみようかな?


そう、《時間短縮》のアーツです!


このアーツが使えるレシピは増えたんだけど、まだ使ったこと無かったんだよね。

ポーションはrankAまでほぼ100%作れるようになったから、多分いい感じで作れると思う。


アーツ《時間短縮》を使うと目の前にリストのウィンドウが現れた。その中から『ポーション』を選ぶと今度は個数を入れるウィンドウが開く。なるほど、好きな数いっきに作れるのね。

このアーツの使用MPは物によって違うのだけど、ポーションの場合は5個につき20必要のようだ。


とりあえず試しに1回作ってみる。

個数は5単位でしか入力出来ないようだったので、『5』と入力する。

その後『お使いの瓶を選んでください』というメッセージと一緒にrankと本数が載った瓶のリストが現れた。

とりあえずrankCを選んでおく。


するとウィンドウがピカリと光って『成功しました』という文字が現れた。物は勝手にインベントリにしまわれるらしく開くとポーションが5本…増えてるのかな?ヤバイ、自分が今何本持ってるか把握してなかったからどれがアーツで作ったのかわからなくなった!


今持っているポーションのrankC以下を全て取り出す。《時間短縮》で作られる最高rankはCなのでAとBはそのままでも混じることはないのだ。


そしてもう一度《時間短縮》をつかってみる。


ーーーーーーーーーー


ポーション

rankC


HPを30回復する


ーーーーーーーーーー


出来たのがこれ。


おお!《時間短縮》で作れる一番良いrankじゃないですか!



ということで今回はここまでですかね。



あ、マリアから返信がきた。

受け渡しは同じ場所で、現実時間の午後9時ね。


了解の返事を送り部屋を出る。

今回はここまでです。


ーーーーーーーーーー


name : ハナ

tribe : フェアリー

level : 19


HP : 280/280

MP : 210/210


STR : 15 (+1)

VIT : 10 (+4)

AGI : 10

INT : 10

DEX : 30 (+10)

LUK : 8


AP : 3

SP : 7


【スキル】

〈錬金術〉Lv.22〈採取〉Lv.20〈鑑定〉Lv.23〈魔法陣〉Lv.19〈育成〉Lv.18〈採掘〉Lv.19〈刀術〉Lv.23〈二刀流〉Lv.15〈ステップ〉Lv.13〈回避〉Lv.6

[控え]

〈鍛冶〉Lv.3〈道具〉Lv.19〈料理〉Lv.14


【称号】

フェアリー族の加護:DEX+10


【装備】

武器:刀 STR+1

防具頭:なし

防具上衣:皮の服 VIT+2

防具下衣:ただのスカート

防具鎧:鉄のプレート VIT+2

防具手:なし

防具足:ただのブーツ

アクセサリー(最大6個):魔法陣ホルダー・使い魔の指輪


ーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー


name : まっちゃ

tribe : グリフォン〈幼体〉

level : 17


HP : 360/360

MP : 240/240


STR : 12

VIT : 9

AGI : 7

INT : 15

DEX : 2

LUK : 5


AP : 2


【スキル】

〈回復〉Lv.15〈索敵〉Lv.23〈かみつき〉Lv.19


【装備】

アクセサリー:なし


ーーーーーーーーーー







お読みいただきありがとうございます。

第27部のお詫び文の件です。再開したので削除しようと思ったのですがエラーで消すことが出来ないのでしばらくそのままになります。そのうち削除出来るようになると思うのでそれまでお待ちください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 出来れば、友人のギルド仲間が増長しない人達であるように 使ってやるから、作るのは当たり前とかの思考で無いように
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ