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本日1回目のログイン。
思った通り寝過ごしたのでお昼食べてからのログインです。
さて、昨日まで戦闘成分が多かったので今日からは生産めいっぱいやりましょう。
ということで畑でお世話して、世界樹図書館へゴー!
「これでお願いします」
「……よっし!良く出来てるな。このレシピはあんたのもんだ。次いくかい?」
「よろしくお願いします」
世界樹図書館へ来て最初に入ったのは道具師の試練。
かなり放置してたからね。
試練内容は針rankAを5つ。
前に釣り針作るのに針作りまくったので楽に合格。
ドゥオさんに見送られ視界が暗転。
「いらっしゃぁい!私はトーリでっす。よろしくね?」
「ハナです。よろしくお願いします」
トーリさんは鼻の上に絆創膏をはっているショートカットのお姉さん。
「ここではぁ彫刻刀のrankAを5つ作ってください!」
彫刻刀なんてあったかな?
あぁ、あったね。
でも作ったことはないから今は無理かな。
「まだ作れないのでまた来ます」
「そうですかぁ?ではまたいらっしゃるのをお待ちしてまぁす!」
そして入口へと戻ってきた。
練習してからまた来よう。
せっかくここまで来てるので他の試練も行ってみましょう。
次は料理師の試練行ってみましょう。
「いらっしゃい。ここは料理師の試練5層目だ。俺はホウチという。よろしくな」
「ハナと言います。よろしくお願いします。……でも5層目ですか?」
他の試練は全部10層目からの開始だった。
「ここは他の試練とは違い全部で5層までしかない。全部クリア出来るように頑張ってくれ」
「はい!」
クッキング帽にエプロンを付けたダンディシェフなホウチさん。
どうんな試練なんでしょうかね?
「では、試練の内容を伝えよう。ここでは砂糖を使った菓子を10種類作って貰う。全部rankAでないと合格はだせん。どうだ?」
砂糖を使ったお菓子、か。
何でもいいなら何とかなるかも?
「やります」
「材料は言えばだすから遠慮なく言えよ」
「はい」
よし、じゃぁ始めますかね。
「……いいだろう。これなら文句のつけようがないな。それではこのレシピを持っていくといい」
「ありがとうございます!」
「では次も頑張るように」
「はい」
作ったのはクッキー、プリン、ショートケーキ、バニラアイス、チョコレートトリュフ、シュークリーム、ゼリー、アップルパイ、スコーン、フルーツタルトの10個。
ヤトがお菓子好きなので知らないうちに色々作れるようになっていたんだよ。
最近はクオに任せてばかりだったけど、きちんとrankAで作れて良かった。
視界が暗転し次に見えたのはまたまたクッキング帽をかぶった男の子でした。
「いらっしゃい!僕はナイター、4層を任されているよ。ん?君はまだここに来るのはちょっと早かったかな?もうちょっと頑張ってまた来てね!」
「え?」
と思った時には既に入り口へ戻されていました。
レベルが足りないのかな。
現在料理師のレベルは14。
いつもだったら1層につきレベルが5づつ上がっていく計算なんだけど、今回は全部で5層しかない。単純に考えると1層につきレベルが10上がると考えるべき?
ということは20になったら試してみるか。
もらったレシピは魔法の砂糖だって。
なんだか気になるけど、材料の魔樹の樹液って何だろう?
後で調べてみないとな。
よし、気分を変えて次細工師行ってみよう。
「よく来なさった。某はゴウと申す」
「ハナです。よろしくお願いします」
なんだか武道の師範みたいな雰囲気を出す人だ。
服装も和装で袴をはいている。
「ここでは何でもいいのでカボションカットの宝石、rankAを1つ作ってもらいたい」
これなら出来そう。
カボションカットすっごい練習したもんね。
「わかりました」
「材料はだすが、何にするか?」
「では紅鉱石をお願いします」
一番加工しなれているのが良いよね。
では始めましょう。
「うむ、よく出来ている。おぬしなら大丈夫だろう。このレシピを有効に使ってくれ」
「ありがとうございます!」
何のレシピだろ?
「次にゆくか?」
「えっと、一応お願いします」
レベル足りずに戻される気もするけど、一応ね。
「いらっしゃいまし。私はギョク。2層目を担当します。……しかし見たところもう少し鍛練が必要のよう。また改めていらしてください」
そして再び入り口に戻された。
やっぱりなー。
また次回ですね。
貰ったレシピはラウンドカットというもので宝石のカットの種類だった。
これで違う形の宝石が出来る!
どう頑張っても違う形に出来なかったからこれは嬉しい。
あとは鍛冶だけど……まぁ、次回でもいっか。
鍛冶は今のところ新しいレシピ貰っても作らなそうだし。
もうちょっと時間ある時に来よう。
それよりも今はラウンドカットが気になるので帰って作ってみましょう。
はい、ホームに帰ってきましたよ。
ではカットを試して見ましょう。
とりあえず紅鉱石でいいか。
原石を取り出して上下を確認して棒を取り付ける。
「ドロウ」
ウィンドゥが開かれカットを選ぶ。
いつもはカボションカットしか無かったのに、新たにラウンドカットが追加されていた。
それを選択し定着させる。
「おぉ……」
カボションカットとは比較にならないくらいの複雑さ。私が宝石と思い浮かべた時ぱっと思いつく、あのダイヤモンドによくあるカットだ。
「どこをどう削るんだ?」
まずは上辺の平らなところをカットしてみる。
そして余分な部分をカット。
線から少し離れたところまで切ってある程度の形を作る。研磨で削ってもいいけど時間かかるんだよね。
で、ここからは線に沿ってひたすら研磨です。
慎重に。
……慎重に。
………………。
「難しいー!」
やりやすいように一番大きなサイズで作っているが、面を削るのは本当に難しかった。
既に線を通り越して削りすぎた箇所がいくつもある。
しかしめげずになんとか面を削り、最後に研磨布で磨いて艶を出して出来上がり。
「うわー……」
うん。
かなり歪です。
ちょっと悔しいな。
要練習ですね。
でも今回はこの辺でログアウト。
また夜頑張りましょう。