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ポーン
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『主に挑む者』の称号が
『主を釣り上げる者』に進化しました
STR+20
DEX+10
※湖の主を2体釣り上げること
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「よーし、とるぞ!スクショ!」
そして主が消える前にヤトにスクショを撮ってもらった。
こんな写真なかなかとれないもんね。
……なんだか釣り上げたってよりも、主に食べられそうな写真が出来上がったけど、気にしない。
あと、どうやら称号が進化したらしい。
インフォを確認する為メニューを開くとステータスが上がっていた。
それに地図の欠片もドロップした。
やっぱりどこだかわからない物だったけど、もう1つを出してくっつけてみると合わさったので残りの欠片に期待だ。
「それが言ってた地図の欠片?」
「そうなの。紙の大きさ的にあと1枚だと思うんだけどね」
「シアのオアシス」
「やっぱりそう思う?あそこで主が釣れれば最後の1枚が手に入るかも。今度試してみる」
まっちゃに引っ張ってもらい3人おしゃべりしながらゆっくりと桟橋へと向かう。
家へ着いたらせっかくなのでクランホームへ行って主釣り祝いをした。
クオと一緒にお料理作って皆で食べました。
その後はクオとヤトの部屋を見学しておしゃべりして別れた。
クオの部屋には畑扉が付いていてお手伝い精霊さんが3人畑のお世話をしていた。クルミ、ハニー、フラウの3人だ。この短期間で3人も精霊さんを増やすとは……流石です。畑も私のところよりかなり広い気がする。
部屋はキッチンと錬金術セット、ベッドがあるだけで、必要最低限といったところ。兎にも角にも自分の畑が欲しかったらしい。
ヤトはというと入った部屋はちょっと狭めの普通のお部屋。ベッドにテーブル、椅子といったシンプルなもの。しかし奥の扉を開けるとただっ広い空間に出た。何もないただのコンクリート製の部屋だと思ったんだけど、扉部分の設定をちょちょいといじるとあら不思議。無骨な部屋が木々が立ち並ぶ森林に大変身。更にモンスターまで出現する。モンスターを出現させるには条件があるらしいが、ここで戦うモンスター戦では経験値も入る。ドロップは無いのはデメリットだが、ただレベルを上げたり直ぐに戦いたい場合は便利だ。他のプレイヤーとの獲物取り合いもないしね。
うん、さすがヤト。
この設備作るのにどんだけお金つぎ込んだんだ?この空間拡張だけで相当使ってそう。
でもそれぞれらしい部屋が出来上がっていて、見ていて楽しい。私も生産部屋今度増やそうかな?というか船を作る専用部屋が欲しいんだよね。
あれかなり場所取るし、次の主に耐えられる船を作らなくちゃだしね。今回は辛うじて転覆しなかったが、あれ以上の大きさになるとどうなるかわからない。
うん、やっぱり造船部屋作ろう。
その為にはお金稼がなきゃね。
「じゃ、今日の夜9時にクランホーム集合な!」
「わかった」
「了解」
お互いの部屋の紹介も終わったのでちょっとした約束をしてヤトは狩りに、クオは採集にと出かけて行った。
今日の9時からはちょっとしたイベントがあるのです。
私もちょっとバザーで買い物して戻ろう。
それからあっちへふらふら、こっちへふらふらとバサーを歩きまわりたくさん買い込んでホームへ戻る。
結構な時間買い物していたようで、もうログアウト時間だ。今回はここまで。
本日2回目のログイン。
2人との約束は夜なので今回は前回バザーで買った物を使って実験です。
そう、特化魔法紙を作るんです。
現在作れる特化魔法紙は火・雷・氷・水の4属性。
残り5属性の特化魔法紙はまだ作れていなかったのです。
そろそろ戦闘もきつくなってきたし、各種族の里へと行くためには街道にいるボスを倒さないといけないそうなので、ここらで戦力UPを図りたいと思います。
フェアリーの里は、まずウォルターニアを東に行ったところにある港町ポルトから出ている定期船に乗り込み東の大陸にある港町ポルタに行く。そこから街道を進み里へと行くのだが、この間にボスがいるらしい。転移陣でフェアリーの里へ行くことは出来るのだが、ポルタへ行くにはボスを倒さなければならないらしい。
いつかはボスを倒し各里へ行き神樹を攻略しなければ……しなそうだな。
ま、各里へは行きたいのでボスくらいは倒せるようにならないとね。
ということで今日は実験なのです。
残りの属性は、土・風・樹・光・闇の5つだ。
今まで作ってきた特化魔法陣の材料は石というかそれに近い見た目や性質のものが多かったように思う。
炎特化→火炎石
雷特化→雷雲玉
氷特化→氷結晶
水特化→水水晶
なので今回属性名が付く類似するアイテムを買いあさってきた。
結構な量買ってきたのでちょっと時間はかかるがやってみますかね?
そしてそれからひたすら紙をすいた。
爆発で頭がアフロになるのではないかと思いながらも、すいた。
ま、そんなことにはならないんだけどね。
「で、できたー!」
今、最後の1つ闇特化魔法陣が完成した。
「長かった……」
いや、ログイン可能時間ギリギリだよ。
15時間ほぼ紙すきっぱなしだったよ?
途中材料が足りなくちょこっと買い出しにいったけど、でもほんの少しだし。
長い闘いでした……。
結果材料はこのようになりました。
土特化→土塊
風特化→風流石
樹特化→樹琥珀
光特化→天使の涙
闇特化→悪魔の涙
いや、光と闇が問題だったね。
いくらこの属性は特別枠で互いを打ち消すというものだからといっても、もうちょっとわかりやすくても良かったのではないでしょうか?
土→風→樹と順番にうまくいったから光と闇も当然同じような法則が当てはまると思っていた。
光と闇がつくアイテム全て消化しても出来なかった時には愕然としたね。
まぁ、私が集めた以外のアイテムも存在するだろうから諦めはしなかったけど。
足りない材料を買うためバザーを走り回っている時、この2つは並んで置いてあったんだよね。
白と黒のドロップ型の石。
売ってる人に効いたら光属性と闇属性がつくアイテムだって教えてくれたので即行お買い上げ。他にもアイテム名には属性名が入ってないけど、光と闇の属性がつくアイテムも同時に探し買いまくった。
そうして出来上がったのです。
でも天使に悪魔って、ねぇ?
闇特化魔結晶の材料に黒羽ってのがあったよね。
あれってもしかして……。
まぁ、その時になればわかるだろう。
今回量産は出来なかったけど、次は沢山作って溜めておこう。
次回はヤトやクオと一緒だからその次かな?
では今回はここまで。
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name : ハナ
tribe : ハイフェアリー
level:15 [4up]
HP : 970/970 [80up]
MP : 1021/1021 (+181) [80up]
STR : 91 (+35)
VIT : 135 (+115)
AGI : 87 (+70)
INT : 80 (+30)
DEX : 110 (+25) [2up]
LUK : 53 (+20) [10up]
AP : 0
SP : 47
【スキル】
〈採師〉Lv.39〈鑑定士〉Lv.38〈魔導陣〉Lv.36〈成長〉Lv.29〈抜刀術〉Lv.30〈二撃流〉Lv.23〈舞踏〉Lv.23〈MP++〉Lv.41〈農業〉Lv.25〈錬金術師〉Lv.48〈乗術〉Lv.41
[控え]
〈道具師〉Lv.44〈料理師〉Lv.12〈釣り師〉Lv.1 〈細工師〉Lv.2〈鍛冶師〉Lv.4〈裁縫〉Lv.1〈水泳〉Lv.43〈水魔法〉Lv.7〈木工〉Lv.5〈ガラス工〉Lv.1
【称号】
フェアリー族の加護:DEX+10
世界樹図書館を開放せし者:全ステータス+10
本屋の加護:INT+5
魔女の見習い:INT+5
クラフター:DEX+5・LUK+5
主を釣り上げる者:STR+20・DEX+10
【売買】
商人Lv.44
【装備】
武器:碧魔刀 STR+25
防具頭:紐リボンVIT+20
防具上衣:狩衣(赤紫)VIT+45
防具下衣:袴(赤紫)VIT+40
防具鎧:なし
防具手:なし
防具足:下駄(足袋付)AGI+40
アクセサリー(最大6個):魔法陣ホルダー・使い魔の指輪 ・数珠型グリフォンブレスレットINT+10・疾風の首飾りAGI+20
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name : まっちゃ
tribe : グリフォン〈成体〉
level : 6[4up]
HP : 1200/1200 [80up]
MP : 1080/1080 [80up]
STR : 30
VIT : 30 [5up]
AGI : 31
INT : 35[3up]
DEX : 25
LUK : 25
AP : 0
【スキル】
〈治癒〉Lv.23〈探知〉Lv.38〈牙〉Lv.21〈風魔術〉Lv.18〈縮小〉Lv.19〈水空〉Lv.15〈乗獣〉Lv.40
【装備】
アクセサリー:リボンネックレス
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