表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

第一話 始まり

「なんなんだよ、これ…」


思わずそう呟かずにはいられない。


俺こと見先月(みさきつき)はついさっきまでVRMMO-In The World Endのイベントクエストをやって、それで終わったから、ギルドメンバーのユジィリ支部長とお嬢と今回のイベントについて話し合っていた。


だけどいきなり意識が吹っ飛んだ。なんて言ったらいいのだろう。ブレーカーが落ちるように、とでも言うのだろうか。

このゲームの通常のログアウトは、個人宅または、ギルドホームで自だ室のベットで行う。

そして、このゲームにログインするといの一番に見えるのは、大抵、その部屋の天井である。


けど、俺はまだログアウトをしていない。さっきまで話してた支部長もお嬢もそうだろう。

していないはずなのに…自分の部屋(ゲームの中だが)の天井が見えていた。


外からは早速悲痛な叫び声が響き始めている。


ギルドホームからは…


「ひゃっほう!ついに俺も異世界入りだぜぇぇぇ!」

キチガイが騒いでいた。

「あほか」

俺はぼやいてしまう。

『緊急連絡ぅー、この状況について話し合うから、とっとと下に集まれ~』

支部長からのギルメンに向けての一斉の念話が来る。

こんな状況なのにみな返事は落ち着いている。

かくいう俺も『はい、わかりました。』と答えている。

普通だったら、こんな風には、対応できていない。

が、ここは違う。


ここは、なにせ変態、奇人、キチガイを集めたギルドloony feastなのだから

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ